おいしい時間
新生活に少しずつ慣れてきた休日。
今日は気分転換に行きたいカフェに行ってきた。
東京駅に併設されている東京ステーションホテル。
その中にある「トラヤトウキョウ」
昭和感漂う店内は、コロナの影響もあるのだろうか。テーブルの間隔が十分に取られていてゆったりして落ち着ける雰囲気。
店内には、マダムや30代くらいの女性達が、ゆったりお茶を楽しんでいた。
窓側のカウンター席を選び座る。
一人掛けのソファーは、とてもフカフカで気持ちがいい。
窓の外には東京のビル群。大好きなKIITEが見渡せる。なんとも贅沢な景色である。
私が注文したのは、
羊羮と煎茶のセット。
羊羮は、とらやの代表的な夜の梅という羊羮と、季節限定の羊羮が二種類味わえる。
羊羮の断面はツルツルピカピカですごく綺麗。
お味は甘すぎないけどあずきの味がしっかりしていて、やっぱり美味しい。
そして、一緒にいただいた煎茶がものすごく美味しかった。
ボーイさんが丁寧に飲み方をおしえてくれた。
一杯目は湯飲みにお湯がそそがれていて、それを急須にいれて1分半蒸らす。
そしてそれを湯飲みに戻し頂く。
美味しい...。
まろやかで渋みの効いた味が染み渡る。
心から美味しい時って、しっぽりと言葉が出てくるものだと思った。
茶葉のせいなのか?少しとろみがあるように感じて、それがなんとも素敵なまろやかさになっているように感じた。
使っているのは、普通に沸かしたお湯なのか?
それともお水に秘密が?急須に秘密がある?老舗ならではの工夫があるのかと終始気になった。
歴史がある東京駅で、老舗の味をいただいて、
何百年も愛されている味は、
新しい美味いを知っても、また戻ってきてしまうもんなのだろうな。だから続くものなんだろうな、と思った休日でした(*^^*)
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