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2月バンフスキー旅行レポ
2/1-2/9まで
主に滑ったのはレイクルイーズとサンシャインビレッジ
とにかく楽しい楽しい旅行だった!
雪質
アイスバーンの上に数センチ積もった感じ
基本はカリカリかツルツル、パウダー板いらない笑
ガイドにも『カナディアンロッキー滑るのに幅90以上は絶対いりません』って言われた
雪が硬いのもあるけど、岩山なので基本ヘルメット推奨、義務じゃないけどつけてない人はいない
リーシュコードは不要(ちなみに板流ししてる人この数日全く見かけなかった)
スキーとボーダーはスキーが多め、あくまで感覚だが7:3くらい
コース
とにかく広い
地上が混んでても上に登るとスッカスカ
ぶっ飛ばしてくる後続(や合流)にさえ気をつければぶつかる心配はないし、みんなかっ飛ばしてくのであんまり中腹で座ってる人とかほぼいない、そもそもの全体の滑走速度が早い
DANGERと書いてあるところは岩が剥き出しで滑れない、それ以外は自己責任で全部滑ってよし
ビーコンないと入れないコースもあり
裏入るぞー!と思ってもそもそも雪がほとんどないので、普通にコース滑ってる方が気持ちよさそう笑
ところどころブッシュ出てるけど岩山なので全部岩
サンシャインは一回ゴンドラで終点(中継駅あり)まで登り切ってそこからリフトを回す、(帰りは下山コースかゴンドラで帰る)レイクルイーズは地上からリフトもゴンドラもある感じ
レイクルイーズは国立公園なので山の地形を崩したりができないらしく、長い上りもあれば長い平坦もあるのでボーダーはスピード出しててもちょこちょこワンフットさせられる
ちなみに寒いのでどのワックスもほとんど意味をなさないらしい笑
レイクルイーズは縦に長い、サンシャインはレイクルイーズより滑走距離自体は短いが、横幅がとにかくでかい
パーク
基本どのスキー場にもパークはあるそうだけど、常連が練習で回すのはレイクルイーズらしい
レイクルイーズ
初級、中級、上級に分かれてる
初級は3mあるかなーくらい、中級は8-12mの3連、上級はそれ以上の3連
テーブルそこそこ長いけどランディング高めに設定してるので比較的安全設計
ボックスよりもキッカーよりも何よりレールが多く、レールのみのパークエリアもコース内に点在
サンシャイン
中級パークが一つと、ジブパークレーンがいくつか
キッカーは6-8mの2連
ランディング高め設定で安全
レイクと同じでレールが多い笑
景色
絶景、とにかく広くて綺麗、これだけで来た価値がある
スキー場で森林限界という単語を初めて聞いた、木がないので永遠に白い世界がだだっ広く広がっている
食事
まぁ高い笑 大体1人2500円〜くらい
でもまぁそれも楽しみの一つなので笑
リフト券
6日間サンシャイン・レイクルイーズ・ノーケイが行き放題で9万9千円のものをあらかじめ用意してもらった
大体1日券は15,000円くらいと想定
バーコード形式で、リフト前で係員がバーコードを読み取る
サンシャインは地上のゴンドラで読み取りさえすれば上のリフトは全スルー
気温
とにかく寒い、呼吸して出た水蒸気によってバラクが凍る
空気中の水分が秒で凍って視界が常にキラキラしてる笑
-20〜-30℃で滑ると、顔が出てると凍傷になると言われたので厚めのバラク必須
あと深呼吸も肺が凍傷になるので厳禁
通気性が良くないと汗が冷えて低体温症みたいになるので、通気性の良いインナーを重ね着するのがいい
ホッカイロは外ポケットに入れたりしても寒すぎてなんの効果もない(暖かくならない)
背中やお腹に貼るのは効果あり
ピアスなどの金属は冷えるのが早くてそこから凍傷になる恐れがあるので可能な限り外す
現地の人的にはハイシーズンは4月らしく、2月はむしろ寒過ぎて滑らないらしい笑
鼻を隠すとゴーグル曇るし、出すと痛いしで悩んでいたが、鼻にテーピングしてる外国人スノーヤーがいて天才だと思った←
暖かい空気は上に上がり、寒い空気は下に落ちる原理から、山頂のが麓より暖かい。日本では体験したことないがガチでそうだった。山を下れば下るほど寒い
山頂>麓>街の順に暖かい(街が1番寒い)
(以下スキー場以外の蛇足)
ホテル
『エルク+アベニュー』か、『ターミガン』がおすすめ
上記2つは綺麗で、バンフ内の繁華街にとても近く、また一番のおすすめ理由はサンシャイン、レイクルイーズ、マウントノーケイに行くためのシャトルバスが目の前に停まるから、帰りも然り
他にもいくつか目の前にシャトルバスが停まるホテルはあるが、あんまり名前を見てないので覚えていない笑
飛行機
成田→バンクーバー→カルガリーで移動し、カルガリー空港からバンフまで1時間半程度
街
バンフはもはや完全なスキー街、ほぼスノーヤー向けにと言っても過言ではない
住居を増やすなどの開発はしない(増やす気がない)らしく、仮に住めても家賃も高いらしいのでバンフ在住という人はほぼいないらしい
学校(小〜高)もあるが1校のみ
スキーショップはメインは3軒『Ultimate Sports(ツインチップ多し)』、『Monod Sports(山スキー系)』、『Bear Street Outfitters(フィッティング系の設備がガチ)』
スノボショップはいくつかあるが、地元民が行くのは『Rude Boys』(確かに置いてるギアが渋かった)
人
街でもスキー場でもとにかくみんな親切で優しい
治安もいい、持ってきたリュックを自分たちは念の為ワイヤーつけたが、ほとんどみんなワイヤーなしでラックに置きっぱなし
板の盗難もない
ちなみに同行者が一回スマホを落としたが、すぐにインフォメーションセンターに届けられていた
その他
公用語は英語だが、フランス語もつねに併記されている(さすがカナダ)
タバコは室内完全NG、奥方は建物の入り口から6mくらい離れていればOKなど、意外とそこは緩め、ちなみに合法なのでマリ◯ァナ吸ってる人もいた
アルコールは提供しているレストランで飲むか、ホテルの自分の部屋で飲むかのみOK、歩き飲みや、雪で冷やして滑ってる合間に飲むなどはNGだし、そもそも凍る(-20℃なので)
今回同行者と2人でMountain, Rock Starのウェアを着てったが、リフトの同乗者、リフトの係員などなど度々誉められた笑 みんなアースカラーや黒、赤などが多いので、派手なセットアップのウェアは確かに目立ったかもしれない。
最後に(感想)
今回『行っちゃおーぜ』のノリで決めたバンフ行きだったが、気温を除き常に最高な旅だった。
(気温もまぁ体調大丈夫だったし、ハロなども見れたので思い返すとこれで良かった気もする)
久しぶりの海外で、忘れ物や言語やその他諸々心配や緊張することもあったが、現地の人の良さもあり、数日経てば何の心配もなく過ごすことができた。
まだ次長期休みが取れる機会があったら、別の地域の海外スキーも試してみようかな、なんても思ってみたりした。
ちなみにこの時期は日本はゴン降りの大当たり日で『こんな時期に日本出てカナダ来たの!?』とカナダ人に驚かれた笑
日本の雪質に感謝しまた国内で練習頑張ります!