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どんなにいい声でもこれが無いと. ..


今日は視点をちょっと変えて…。

ボーカル目指してたり、歌がうまくなりたい人って
ほとんどの場合、声が出る、それも高い声が出るとか
そればかりを追い求めてるよね。

まあ、多分にもれず、自分もそうだった。

いい声が出るとか、音程がいいとか
確かにそれは重要なのだけれどね。

ただ、これも著しく欠けてると
とても残念なものがあってね。

それは、リズム感なのですよ。

あの、まあ個人的には
このリズム感が卓越してるなら
それこそ、音程なんてそこそこでも
かっこいいんじゃないかって
思うくらいですからね。

ラッパーとかそうでしょ?
めちゃくちゃキレのいいリズムだったりしたら
もう、本能的に感じるものだしね。

音符の捉え方やリズム感というのは
持って生まれた感覚もあるけれど
大抵は後天的な部分、つまり、
どんな音楽を聴いてきて
育ってきたかに
大きく左右される気がするんだ。

そもそも日本語自体は
頭にアクセントがつくというか
音楽的に、小節概念でいうと
一拍目から音が始まる感じで、

それに対し、英語とかイタリア語とか
フランス語(ほかはよく知らんです)などは
裏拍から言葉が始まってる様に聞こえるんですね。

そもそも、この一拍目と裏拍っていう
概念がわからんと先に進めないので
裏拍とか、リズムの裏とかでググってみて。
ああ、ほんといい時代だよ。
なんでもすぐに調べられてね。
(でもいい人だからリンクつけてあげる)

んでね、
このリズムの裏を感じられるってことが
すごく大事なんだ。

僕も遥か昔(30年くらい前ね(笑))
ある、レコーディングスタイルの
オーディションを受けたんだ。

で、その時ね、プロデューサーとかいう
ちょび髭を生やした山本晋也監督(知ってる?)みないな
人にね、こんな風に言われたの。

「君さぁ、声はいいけれどリズムがダメだねぇ」

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