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逆に、悟ってない人には世界はどう見える?ポール・ブラントンほか「不滅の意識」

逆に、悟ってない人には世界はどう見える?ポール・ブラントンほか「不滅の意識」

この現象世界は、マーヤー(幻想・幻影)だと言われるが、悟っていない人にとっては、自分の内部に現象世界があるのか?自分の外部にあるのか?がわからない。この点をChatGPTに聞いてみた。

ChatGPTの回答。

シャンカラによれば、マーヤーは外部や内部に存在するものではなく、むしろ「相対的な現象」としての存在の仕方そのものを示します。マーヤーは、主体(見る者)と客体(見られるもの)の二元的な分離の中で現れる錯覚のようなもので、私たちが世界を実在だと錯覚する根本原因です。

シャンカラの教えにおいて、マーヤーは個人の心や意識(アヴィディヤー、無知)の中に存在するとも考えられます。つまり、個人が自己を限定的な存在だと誤認識し、世界を真実のように見てしまう無知が、マーヤーの根源とされます。したがって、マーヤーは「内在的なもの」とも言えますが、その現れとして「外部の世界」が投影されるため、内と外の区別を超えた概念とも考えられます。

シャンカラの立場では、マーヤーは究極的には実在しないため、場所を特定できるような存在ではありません。悟りによって真我(アートマン)がブラフマンと一体であると直観的に認識されると、マーヤーは完全に消え、内外を問わず唯一の実在がブラフマンだけであると理解されます。このように、マーヤーはあくまで相対的な現象に過ぎず、その「場所」を問うこと自体が、アドヴァイタ・ヴェーダーンタにおいては無意味となります。

というわけで、ChatGPTは、内部にあるとも外部にあるともいえない、と言っているが・・・。

ポール・ブラントンほか「不滅の意識」では、ラマナ・マハルシの以下の発言がある。

 ヴェーダンタの立場に立つ人は、マーヤの現われは鏡の映像のように、純粋意識の上に宇宙が展示されているものである、と言います。

ポール・ブラントンほか「不滅の意識」より
ラマナ・マハルシの発言

純粋意識は、内部外部の二元的対立を超えた一元的なものだったよね?だから、現象世界も、その純粋意識の上に展示されているものだから、内部にあるとも外部にあるとも言えないわけだ!!

結局、ChatGPTと結論は同じになったね(笑)

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