見出し画像

どなたでも受験可能!受験資格がないおすすめの国家資格3選![#61]

こんにちは!
株式会社パセリの【BrushUP学び 情報部】担当Dです!

資格取得を検討しているものの、

「年齢的にもう厳しいかな…」
「大学を卒業していないから無理かな…」

上記のような理由で資格取得を諦めてしまってはいませんか?

実は、国家資格であっても受験資格が設けられていない資格があります。
今回は、どなたでも受験できる国家資格を3点厳選し、ご紹介します!


(1)ITパスポート試験

2009年4月より、初級システムアドミニストレータ試験に代わる資格としてはじまったのが、ITパスポート試験です。
ビジネスのIT化が進む昨今、パソコン等の情報機器やOS、基本的なアプリケーションの設定や操作方法を理解し、業務への有効活用や各種法令を理解やその厳守、様々なリスクに対応できることなどが問われます。
IT業界で働く人だけでなく、すべての働く人に求められるITの基礎知識を問う国家資格ですが、受験資格は設けられていないため、どなたでも受験することができます。

●ITパスポート試験の出題内容

ITパスポートの試験問題は主に以下の3つの分野から出題される仕組みです。
・ストラテジ系
 ⇒大分類:企業と法務、経営戦略、システム戦略

・マネジメント系
 ⇒大分類:開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント

・テクノロジ系
 ⇒大分類:開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント

上記がITパスポート試験の3つの分野になります。

●ITパスポートの資格取得のメリット

[情報セキュリティやモラルの知識を得られる]

インターネットや電子メール、社内システムなどを利用時の機密情報の漏えいリスクやウイルス感染などのリスクに関しての知識を得ることができます。

[コンプライアンスや法令遵守の知識を得られる]
著作権侵害や商標権侵害などの法令違反や、個人情報の漏えいなどのリスクが理解でき、企業コンプライアンス向上や法令遵守に貢献できるでしょう。

[経営戦略や財務など、経営全般に関する基礎知識を得られる]
経営全般に関する知識や、財務諸表・損益分岐点分析などの会計・財務に関する知識を得ることで、ITを活用した業務課題を把握やその課題解決への力が養われ、業務改善に活かせるでしょう。

(2)ウェブデザイン技能検定

「ウェブデザイン技能検定」は、Webサイト制作に必要な知識やスキルを問う試験で、Web業界唯一の国家検定です。
受験して合格すると、「ウェブデザイン技能士」という肩書を得られます。

学科試験の科目は、
1. インターネット概論
2. ワールドワイドウェブ(WWW)法務
3. ウェブデザイン技術
4. ウェブ標準
5. ウェブビジュアルデザイン
6. ウェブインフォメーションデザイン
7. アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
8. ウェブサイト設計・構築技術
9. ウェブサイト運用・管理技術
10. 安全衛生・作業環境構築

上記の科目があり、3級から1級まで共通ですが、級が上がるにつれ難易度も上がります。

●ウェブデザイン3級

3級で必要な条件は「ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者」とありり、Webデザインの学習歴や実務経験は問われず、どなたでも受験可能です。
合格率も60~70%と高い傾向にあるといえます。

●ウェブデザイン3級の出題内容

[実技試験]
ウェブサイトデザインとウェブサイト運用管理の設問があり、ウェブサイトデザイン作業には、HTML、XHTML、CSSでのコーディング、画像やマルチメディアデータの利用、ページデザイン・レイアウト、アクセシビリティが含まれています。

[学科試験]
上述の科目の「基礎知識」や「一般的な知識」が問われ、過去の情報との比較なども含まれるため、常に知識をアップデートしておけるとよいでしょう。

●ウェブデザイン技能検定の取得メリット

[就職・転職時のアピールに活かせる!]
Webデザインに関する基礎的なスキルや知識を身につけることができ、取得することでそれらを証明することができるため、Web業界の制作・運営での就職・転職のほか、在宅での副業を目指す方にもおすすめです。

(3)行政書士

行政書士は、行政書士法によって定められている国家資格です。

・許認可等の申請書類の作成
・申請書類の提出
・遺言書等の権利義務や事実証明、契約書などの作成
・行政不服申立ての手続き

上記を依頼者の代理で行うことができます。

このような書類作成や、官公署(市役所や区役所、町村役場など)への提出は独占業務といわれ、行政書士の資格を持つ人しか行うことができません。
合格率は10%程度と難易度は高いものの、受験資格は設けられておらず、幅広い年齢の人が受験している資格です。
資格取得後に日本行政書士会連合会の行政書士名簿への登録を行うことで、行政書士の業務を行うことができます。

●行政書士資格取得のメリット

[自宅で開業可能]
多額な開業資金の必要もなく、自宅で開業することができます。
行政書士は、基本的に独立開業を前提とした資格なので、営業力が必要ですが、自分で事務所を立ち上げて働くことで、やればやった分だけ報酬になるという良さがあるといえるでしょう。

[就職・転職に活かせる]
行政書士の資格があると、基本的な法律知識があるとみなされ、企業の法務部や総務部などで知識を生かして働くことができ、即戦力を求める企業への就職・転職には有利になるでしょう。

[オンラインツールで相談・依頼を受けられる]
昨今、Web会議システムを利用しオンラインで相談・依頼を受ける行政書士も増えてきているようです。
オンラインであれば事務所に訪問する必要がないため、事務所の近くの相談者以外からの相談や依頼を受けることもできるでしょう。

●行政書士の出題内容

行政書士の試験では、大まかに以下のような内容が出題されます。
<科目>
行政書士の業務に関し必要な法令等
・憲法
・行政法
・民法
・商法および基礎邦楽
出題:46問

<科目>
行政書士の業務に関連する一般知識等
・政治、経済、社会
・情報通信、個人情報保護
・文章理解
出題:14問

「誰でも受けられるおすすめの国家資格」に関する詳しい情報をチェック!

BrushUP学びでは、「誰でも受けられるおすすめの国家資格」について詳しく解説しています。
上記以外にもおすすめの資格やポイント、講座を開講しているスクールの情報も紹介していますので、
気になる方はぜひ以下のページをチェックしてみてください!

#資格   #学び   #勉強   #スクール   #受験資格   #受験資格なし   #国家資格   #おすすめ   #ITパスポート   #ITパスポート試験   #Webデザイナー   #ウェブデザイン技能検定   #3級   
#行政書士   #行政書士法   #独占業務   #資格取得   #講座受講

いいなと思ったら応援しよう!