興味深い人たちが向こうから来てくれて、毎日が学びの宝庫だったこの夏。
盛りだくさんの夏の終わりが見えてきた
台風の到来とともに8月が足早に過ぎ去ろうとしています。7月、8月は目まぐるしい日々でした。たった2ヶ月で、半年くらい経ったように思えるくらい、一日一日が濃密でした。
ゲストハウスはこれまでになく短いサイクルで予約が詰まり、遠方からたくさんの方が来てくれました。新たな出会いと再会(リピーター)と昔からの友人たち。毎日(文字通り毎日!)興味深い話がお腹いっぱい聞けて、これでもかってくらい刺激をいっぱい受けました。
リノベ工事もはじまり、お盆休みもなく工事が進んでいます。
足しげく現場に通ってお施主さんや職人さんと打ち合わせをし、事務所に帰ってせっせか図面を描いたり、段取りをしたりしています。
興味深い人たちが、向こうからやって来てくれる
友人をたくさんつくりたい!人脈を広げたい!という気持ちはないので、自ら出会いを求めることはないのですが、ゲストハウスをやることによって全国に知り合いや友人が自然と増えていくというのを実体験中です。
どこかのイベントで出会って知り合いになるよりも、数日間、数週間、1ヵ月と一緒に暮らして、一対一で語り合う時間があれば、より深くお互いを知ることになります。これまでどんな人生を歩んできたか。何に興味があって、何を求めていて、どんなふうに世界を見ているのか。
幅広い年代の様々な職業を持つ興味深い人たちが県外から来てくれて、新しい風と刺激を運んできてくれて、私の思考の枠を広げてくれる。こんなに面白いことはない!と味をしめちゃってます。なんたって、毎日が学びの宝庫で、心おどる体験ができるのですから。
この夏の一番の学びはこれ!
この夏、特に体験とともに実感した学びは、「日常の小さなことに感動できる人は、周りの人を幸せにする」ということです。
同じ空間に身を置いて同じものを見ても、その人の世界観によって、見えるものがまったく違い、感じ方も幸せ度もまったく違う。
そして、多くの人が見逃す日常の景色の中で、「感動」できる人といると、こちらまで幸せな気分になれるということ。
例えばその1:うちの庭を見ての反応
庭に無反応で関心がまったくない人と、「あ~、ここ最高、幸せだねえ~」と、ただ庭を見ているだけで何時間でも幸せになれる人がいる。「あれは桂だよね、葉っぱがかわいいよね。あれは何の木?」と植物に興味深々だったり、庭にいる生き物たち、鳥、蝶、虫を指して、「あ、見てみて!」と興奮したり。そんな人を見ているだけで「いいね、いいね」と思わず顔がほころんでしまう。
例えばその2:松山城のお堀の一風景を見て
「うわあ、すごーくいいですね!」と興奮して目を輝かせていた横浜から来たゲスト(上品で美人なその女性はお城マニアだった!)。松山城のどの部分に興奮したのかという話を聞いているだけで、こっちまでとっても楽しくなりました。彼女の仕事に対しての向き合い方にも、たくさん刺激を受けました。
例えばその3:しまなみ海道で大島に渡る橋をドライブ中
「生きてる間に来れると思ってなかったー!この景色最高~!!」と助手席で叫んだ友人(彼女も横浜から)。うだるような炎天下の中でも、ランチのお店がことごとく閉まっていても、すべて笑いと興奮の中で最高の時間を過ごすことができました。
こういうことで幸せになれる人といると、自分までこんなにも幸せな気持ちになれるんだ!ということを身をもって実感しました。
だから私も日常の中の小さなことで感動できる人でいたいなあ、と心から思いました。自分が感動したり幸せでいることで、周りの人も幸せにできるんだもの。
不機嫌は最大の罪!?
今年のはじめ、手帳に次の言葉をメモしました。
対極の表現ですが、意味通じるところもある含蓄のある言葉だと思いませんか? 常に不機嫌な顔してる人を思い浮かべて、思わずうなずいてしまったりして・・・笑
そう、自分の在り方、状態が周りにいる人の幸せ度にもバッチリ影響を与えるんですよね。