夏場の足場

繰り返しになってしまうのですが、多くの方にお手紙、プレゼント頂いております。ほんとにありがとうございます。あと8倍は頑張れるなと今思っております。今のところ首にかける扇風機、小型のつけるタイプの扇風機を合わせて3台ほど頂いております。いっぺんにつけたところ、『涼しい』より先に『乾く』がやってきました。水分がほしい小澤です。

今日は乾くで思い出した話をしますね

数々のアルバイトをして来ましたが、その中でも4年間続いたのが荷揚げというアルバイトです。

建設途中のマンションとかにキッチンや固定棚の材料を運び込む、いわば力仕事です。最初は箸より重いものをもてなかった小澤も、最後には60キロくらいは担げてました。体感なのでホントは20キロくらいの可能性もありますがとりあえず持ててたことにしといてください。

数々色々なものを工事現場に運びこんで来ました。そしてその中でも一番きつかったと言える現場があります。

それは『夏場の足場解体』

皆さんマンションとか、学校とかの改修工事をするために鉄で作られた足場で建物が囲まれてるのをみたことはないでしょうか。

いくつかの部品に別れてあり、それを組み立てていくとあのような形になります。

そして当然あれを建てるということは、工事終わり次第崩すことになります。

それが『足場解体』です。

シンプルに上の足場からパーツに分けて二段くらい下の足場にいる人にわたして、さらに二段くらい下のひとに渡して、地上まで下ろす。

そして地上に降りたものを所定の場所まで移動させる。

一つ一つまあまあ重い。夏。

どうなるかわかりますか。

死にかけるんです。

夏場猛暑なにもしてなくても汗が出てくるなか、上からばんばん金属ふってくる。人数がいないとできないんで休ませてくださいなんてとてもじゃないけど言えない。

そしてばんばん渡されるから自分のペースで働けない。喉乾こうが関係ない。

もうきつすぎてなにも考えられないからただ機械的に体が動いてるだけ。

そしてこれをやってる職業が『鳶』

常に一歩間違えたら死ぬ世界、そして鬼のようにキツいのでみんな緊張感あってバリバリ怖い人たち。

『ちゃんともてや!!』『積み方全然ちげぇじゃねぇかよ!!』

ただでさえ汗でずぶ濡れの小澤はちびりで股間まで濡らしそうになるのです。というか汗で股間も濡れてます。

あまりにも怖いので、自分が一回積み方を間違えた足場を見つかりかけたとき、隣にいた60歳くらいのおじさんに責任をなすりつけたことがあります。

19歳くらいの鳶さんに60歳がブチ切れられる姿は地獄でした。ほんとにごめんなさい。そんなことをしていたからか、その後金属が肩に降ってきてまた死にかけました。

結局なにが言いたいかというと、そんな小澤が辛くてきつくて死にかけました現場を毎日のようにこなしている鳶さんがめちゃくちゃ出てるのに、なかなか攻略できないSASUKEってやばいなって話です。

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