ゲストハウス事件簿
以前「晴れてると寝てしまう」と呟いていましたが、小雨降る今日も寝てしまった小澤です。天気関係ないじゃねぇかよ。
昼の寝起きでこの文を書かせていただきますね
ゲストハウスに住んでいた時の話をさせていただきますね。インスタでは何回かしたかもしれません。noteでもしたかもしれません。ダメなこと言ってますが許してください。
初めて東京に出てきて住んだのは「ゲストハウス」でした。ゲストハウスとは。もともとバックパッカーとかの旅の人が簡易的に泊まれる宿泊施設です。一泊1200円とか。
小澤が住んでいたのはそのロングステイ版で最初に住んだ時が1ヶ月24000円。ちなみにこんな感じ
一部屋こんな感じ。これが2段になってずらっと並んでます。ここに1ヶ月住むと思うと恐ろしいでしょ?小澤は計3年くらい住んでいました。思えばここができた時のほぼ初期メンバーでした。ちなみにこの見た目のインパクトゆえに友達から『下駄箱に住んでる』と揶揄され、当時2チャンネルに『東京一泊1200円の宿がやばい』みたいなスレッドが立ってました。
この部屋と廊下を分けるのはカーテンだけで、プライバシーとセキュリティなんてあったもんじゃないです。毎晩財布を抱きながら寝ていたものです。
一応監視カメラがついてます。自分が住んでるところに監視カメラ。なかなかな住み心地ですよね。
そんな環境だから人と人の距離が近い。だからトラブルが絶えない。朝リビングいったら細い日本人のおじいちゃんが外国人に包丁を向けてぶちぎれてるのを見たことがあります。サバイバルモーニング。どうやらベットの上と下に住んでて物音がうるさいだのなんだので口論になったそうです。こわーい。
そんな感じで日々過ごしていたら、住んでる人のお金が盗まれてるという事件が発生します。「一回やられた時は気のせいかと思ったけど2回目で確信した」と被害者は語ります。二回やられんなよって感じですが、どうやら他の人も被害にあってるらしい。
オーナーさんに許可を得て監視カメラの映像を確認することにします。
確認します。写ってます。
そこにはおじいちゃんに包丁向けられてた外国人姿が写っていました。犯人や!盛り上がります。でも写ってるだけ、盗んだ証拠なんてない。いや一目見ただけでわかりました。こいつは絶対に盗んでいる。なぜわかるか。その監視カメラに外国人は
両手にノートパソコンを二つ抱え、口には財布を咥えて、パンツ一枚の姿で写っていたのです。
めっちゃ盗んでるやんこいつ。ズボン履く暇、惜んで盗んでるやん。
お縄です。これを証拠映像として警察に連れて行かれました。
数日後リビングでくつろいでいたら、オーナーさんの電話がなります。
「は〜い、うん、うん。えっ?!あ〜まあそれはちょっとなあ」
しばらく話して電話を切ります。
誰からか聞くとその捕まった男の子。「なんかご迷惑かけてすみませんとかですか?」「いや」
『なんか捕まったけどもうちょっとだけ住みたいから延長でって言われた』
できるわけねぇだろが!!延長戦どんな顔で住むんだよお前は!何考えてんだよ!
小澤は盗人のメンタルのすごさに驚嘆してました。そんな時、あのおじいちゃんが帰ってきて「なんかあったの?」と聞いてきます。一部始終を話すと、おじいちゃんはいきなり感情をあらわにします。
『だからいったんだよ!!俺は気づいてたんだよこいつのヤバさに!だから俺は戦ったんだ!このゲストハウスを守るために!!』
いやお前別件で戦ってただろ!!!!!
振り返るとやばいやつばかりのゲストハウスでした。
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