マッチングアプリで女の人についていった話②
交通系マネーでさらっと会計をしようとしたらチャージ不足で焦ってお金だそうしたら小銭ばらまいて、結果いつもの2倍時間を使った小澤です。交通系マネーこのやろうですね。
一つ決めました。今度一日かけてサポート頂いているメッセージに返信します。昔過ぎてなんのことに返しているかわからんメッセージが大量に届く方は申し訳ありません。とにかくまとめてドカンと!!
さて今日は質問回答挟んでのマッチングアプリの女の人についていった話の続きです。
ワイン会に招集をかけられた私。
その概要はなんでもソムリエの中でもかなり偉い人が、集まる皆様のためにセミナーを開いてくれますよ。それは普通一回何万円もするセミナーですよ。でも今回は3000円でどうでしょう!!というものでした。
まずはじめに思ったのは金とんのかい。夢を応援いっておいてしっかり三千円です。ぬかりないなこいつら。
ちなみに僕はワインにまったく興味ありません。
ワインの種類3つ答えろといわれて『赤、白、スパークリング』と答えた男です。
(答えは赤、白、ロゼ)
ただワイン会の方は気になる。二つ返事で『行かせていただきます!!』と元気に答えます。なんて好青年なんでしょう。
詳細が届き、その日を待つことになります。
ワイン会当日、都内某所に集合することになります。タワーマンションに囲まれたそこは茨城から出てきたお芋ちゃんには異世界でした。
タワー酔いしてるところに看護師の人があらわれます。
またすっぴんじゃん。なんなの風呂上がり走ってきたの?
『それじゃいこうか』
すっぴん看護師に連れられタワーマンション隙間を縫っていきます。
ここでちょっとぶるっときたことがありました。
ちょうどエスカレーターがあり、そこに乗ろうとしてたときのこと。『どこに住んでるの??』と聞かれたので素直に当時住んでいた西日暮里と答えました。
すると『私地元そのへんなんだよ!最近まで住んでたし』
へーそんな偶然もあるんだなあと上りエスカレーターに乗ってる彼女をみたら右側に乗ってました。めちゃくちゃ嘘ついてるじゃん。化粧しろよ。
そんなこんなであるタワーマンションの前で止まり、『ここの31階でワイン会があるの』と告げられます。
まじかよ、こんなとこでワインが楽しめるなんて!となるわけはなく、胡散臭ささが鼻腔であぐらかいてます。
なんでもすっぴんのお世話になってる人のお世話になってる人の家がここにあってそこでワイン会をするとのこと。
お世話しあってるなあと思いながらタワーマンションを上がっていきます。
長い廊下を抜け、いざ部屋に入ってみるとまあ広い。ドラマとかでしか見たことない。まさに成功者の家。ありとあらゆるものが輝きすぎて逆に嘘くさい。
うっすい目で部屋を眺めていると、すっぴん看護師が『こっちこっち』と手招きしています。
どうやらベランダのようです。
ベランダにでるとまあすごい。東京の景色が一望できるではありませんか。
『すごいでしょ??』
自分の家のように胸を張るすっぴん。
『たは、はい、はははは、すごすぎますよ』
東京一望とか興味なさすぎて作ったにしても下手すぎる相槌を懸命にうちます。
そしてまた誘われ次は部屋に飾ってある写真を見せられます。
その家主夫妻と、名前は言えませんが有名芸能人が写っているものでした。
『どう?すごくない?』
『たはたはたははは』
『俺芸能人と友達みたい』なやつにまともなやついない気がして得意の下手な笑いがでます。まじだからなんだよ。
夜景、有名芸能人を使って自分の権威を見せるのがまず一つ手のようです。
人が集まりだして、その家主の奥さんが挨拶をします。
『本日は来ていただきましてありがとうございます。すみません、夫のほうが今日、日本一のすき焼きを食べに行ってまして不在ですので代わり挨拶させていただきます。』
日本一いう必要なくね?すき焼き食べにでよくね?家で食べろよすき焼き。
鼻につく挨拶がおわり、進行はソムリエの方に託されます。
『それでは皆さん乾杯しましょう』
ち~ん
各々がグラスを当てるやいなやソムリエが口を開きます。
『はい!皆さん、なんでグラスをぶつけ合うか知ってますか??』
食い気味で語りだすソムリエ
いいよいいよセミナーっぽい。もっとちょうだいもっとちょうだい。
そこで語られたのは、ワインには悪魔がいてち~んという音で驚かせて追い出すためということでした。
ち~ん程度で逃げる悪魔飲み干せよ。
そう思いながらも、周りがだす必要以上の『へーー!!!!』に飲まれ、静かに頷く自分がいました。
ちなみにこの豆知識を最後にセミナーは終わります。ワインについてなにも語られることなくただの立食パーティーと化していくのです。
というところで、今日は終わりです。続きはまた明日です。
おやすみなさい、いってらっしゃい🙆♀
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