未来人ジョン・タイターのタイムマシン
YouTubeをはじめて約1ヶ月。
どうしても最初に紹介したかった「未来」と「過去」にタイムトラベルする方法の動画を一通りUPできたので、コメント欄で要望のあった「ジョン・タイター」をテーマに動画を作ろうと思いました。
ジョン・タイターと言えば、タイムトラベルや未来人の話が好きな人ならば誰でも一度は名前を聞いたことのある、世界一有名なタイムトラベラーです。
YouTubeでも「ジョンタイター」と検索すれば、ナオキマンさんの動画を筆頭にずらっと動画が並びます。
ジョン・タイターとは
ジョン・タイターについて、簡単に紹介すると、
2000年11月2日、アメリカのネット掲示板に登場した、2036年からやってきたタイムトラベラーという人物です。
彼のやってきた目的は、1975年に発売されたIBM初のデスクトップPC「IBM5100」を入手すること。
John Titor/IBM/Wikipedia 5100 computerより
タイターのいた2036年の未来では、2年後の2038年に、古いプログラムのせいで世界中のコンピューターが誤作動を起こすことが予期されていました。
IBM5100にはマニュアルには載っていないコンピューター言語の翻訳機能があり、これを使用することでコンピューターの誤作動を解決できるというのです。
この翻訳機能はタイターが指摘するまでは、一部の関係者しか知りませんでしたが、実際にIBM5100に搭載されていることがわかり、これをきっかけにタイターの信憑性が高まりました。
タイターは掲示板上で、近未来に起こる重大な出来事を予言したり、独自のタイムトラベル理論を紹介した後、2001年3月に「予定の任務を完了した」という投稿を最後に消息を絶っています。
ジョン・タイターのタイムマシン
ジョン・タイターが紹介した近未来の予言や、彼が本当にタイムトラベラーなのかどうかは、本や他の動画でたくさん検証されています。
ただ、彼が紹介したタイムトラベル理論やタイムマシンについては、詳しく考察された動画があまりありません。
なので、タイムトラベルをずっと研究してきた私だからこそできる動画として、ジョン・タイターのタイムマシン解説をしてみようと思います。
ジョン・タイターのタイムマシン解説図
John Titor's Storyより
実は私のサイト「Back to the past」でも、4年前に一度「ジョン・タイターのタイムマシン」を解説した記事を掲載しています。
●「未来人ジョン・タイターのタイムマシン解説(1)(カー・ブラックホールを使ったタイムトラベル)」
●「未来人ジョン・タイターのタイムマシン解説(2)(すでに特許登録済み?)」
ただ、当時の私は相対性理論に関する知識が少なかったので間違いも多く、この度大幅に記事内容を更新しました。
少し専門的な内容になりますが、この記事をベースに動画を作りますので、ぜひ参照ください。
もちろん動画はもっとわかりやすさ優先で作ります。今週中にアップできたらと思いますのでご期待ください。
最後に、ジョン・タイターが残した図から私が書き起こした「タイムマシン動作中に生成されるフィールド形状と時間ベクトルの図」を掲載しておきます。