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『風人(かじぴとぅ)』=與自然共存、擁有關懷之心的人。

はいさ〜い
風人っていい言葉ですよね。
沖縄は昔から外来の移住者が多く、
海を渡っていろんな島々を渡ってきたので、
風人が多いかもしれません。

僕の幼馴染の目取真くんが、
昔、北九州に住んで司法試験を目指していたとき
旅ついでに遊びに行った時に、
風人まーちゃんの音楽を紹介されました。

まーちゃんは、西表島出身で、
関西方面で活動する音楽家。
一般的に親しまれる沖縄民謡からオリジナルまで
味があるまっすぐな歌声で、どんな時も場を盛り上げる
元気な音楽を奏ます。

本人曰く、池田卓や、きいやま商店とも古い仲で、
離島出身の音楽家がたくさんいる中
内地に通ってても、
そばにいるだけで、潮の香りがしてきそうな
ティーサージが似合う爽やかな、ヤングおっさんです。

風人まーちゃん

幼馴染から紹介され、彼の音楽を時々聴いていたので
一方的に僕は存在を知っていたのですが、
城北中学校出身の同年生、屋宜 貢さんから初めて紹介を受けました。

屋宜 貢

屋宜 貢さんは、レゲエと民謡をこよなく愛し感性のままに生きる表現者。
不器用だけど、まっすぐ、そして時には頑固に。。笑
楽しみをいつも生み出しています。

今回、台湾にくることになったのは、
屋宜さんが、台湾で野外フェスを開催した〜い。
と、facebook投稿で投稿し

僕も、勢いで物事を進めて、
大変痛い目に遭ったことが多数あったので、
そんな無謀なウチナンチュをほっておくわけにもいかず、
できることがあったら手伝うよ。と連絡したのがきっかけ。

そこから台湾で久しぶりに語り合い、
今回の企画が進行することになりました。

社会福祉法人 若杉福祉会 理事 屋宜 貢

沖縄と台湾は、地理的、歴史的にも近い関係にあります。観光のみならず、商工、農業、IOT でも各分野の連携が積極的に行われています。
近年、アジア経済成⻑に伴い、沖縄からも台湾に留学したいと希望する学生の数は増加を辿っています。島国の沖縄では、本土や外国に出向くことが少ない状況の中、就学中にお互いの文化に対する相互理解を深め、信頼醸成を図ることは、極めて大きな意義があります。
31 万人以上の人口が密集する那覇市では、経済の高度成⻑とともに都市化が進み、住宅地が密集し、遊び場が少なくなるなど、子どもたちの遊びの場所や育ちの環境が大きく変化しました。
また、核家族化が進行し、子どもたちが地域コミュニティとのつながりを失う傾向にありました。
この状況に対応する形 で、那覇市では、国の制定する児童福祉法の規定に基づき、児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、情操を豊かにするとともに、市⺠の福祉の向上及 び地域住⺠の交流の活動拠点として提供するため、児童館及び児童遊園が設置されています。
那覇市内に7箇所ある児童館の一つ、首里にある大名児童館では、施設管理を行なっている「若杉福祉会」の取り組みにより、児童館内に手作りスタジオを設置し、高校生に音楽スタジオを無料提供する支援を行なっています。 この場では、地域の高校生に活動の場所を与え、異年齢交流を行い、音楽を通じてコミュニケーション能力を高め、自主性や社会性を養う取り組みを行なっています。
支援者の皆様のおかげもあり、児童館に集う高校生の中から、バンドコンテストに優勝し全国大会に進出するなど、地域からも注目される活動となっています。
私共は、国際文化都市を目指す那覇市で成⻑する学生たちに、音楽を通じて国際交流活動を行い、視野を広げるとともに、新たな目標を持ってもらうこと目指して学生音楽交流のご提案を行います。

出典:今回の企画趣旨、学校交流 の一文から。

沖縄でも、児童館で学生たちの居場所作りを行い、
地域のみんなと連携して
子供たちの夢を支える活動に
素敵な仲間たちが集まってきています。

社会福祉法人 若杉福祉会が運営する、公益ライブハウス ONE COLORには、ex HUMAN STAGEの山田さんがプロデューサーとして参加、
また制作裏方には、映画祭プロデューサー神谷邦昭さんが
動物的な動きをする屋宜さんを事務面でサポート。
そして、可能性に満ちた学生の音楽家たちが
児童館で小中学生の子供たちに無料で勉強を教え
教え終わった後は、二階の無料開放のスタジオで曲作り
地域で支え合い、いい循環が生まれています。

屋宜さんたちは、音楽で目標を持つ学生たちに
いろんなチャレンジの機会を与えていますが、

音楽コンテストに参加することや
自主企画ライブを運営するノウハウを教えているため
ライブ実施の際は、基本的には舞台上の準備は自分たちで行い
台湾での取り組みも、現在手作りで準備が行われています。

台湾くる学生バンドは下記。

★リリカ Gt/Vo Ririka(沖縄・大學1年級)
沖縄発女子スリーピースバンド「ずっちーず」のギターボーカル
今年度からソロ活動を始めました。
音楽の力でどこまでも行きたい、そして沢山の人とひとつになりたい。
あなたの心に寄り添える音楽を奏でます。

★リリカProfile
リリカInstgram

★クロムレイリー
沖縄首里高校発、高校2年生のガールズバンド「◉クロムレイリー」のギターボーカルももか、ドラムコーラスはるか、「○ふらんべるチーズ」のギターボーカルあかり、ベースコーラスりのによる合同4ピースバンド。
各バンドではポップでロックでキャッチーなサウンドを奏で、ギターを掻き鳴らす姿と対照的にユーモア溢れるMCがフロアを盛り上げる。首里地区にある大名児童館・久場川児童館で小学生に勉強を教えるなど精力的なボランティア活動も魅力的なフレッシュでクレバーなガールズバンドです!
◉新里桃花 Shinzato Momoka (Guitar/Vo)首里高校2年
◉知念陽香 Chinen Haruka(Drums)首里高校2年
○江李和 Kuwae Rino(Bass)首里高校2年
○奥間あかり Okuma Akari(Guitar/Vo)首里高校2年

★クロムレイリーProfile

★GaJu〇
HiKaRiとSouは高校時、ヒカリバンドとしてTEEN’SROCK沖縄代表として全国で準グランプリを受賞。Kiwaは同じ軽音楽部として一緒に学んだ同級生。
ガジュマルは大地にしっかり根をはり少しづつ根を増やし歩いていく幸せを呼ぶ沖縄の木です。沖縄から全国世界へ根を増やし、音楽で世界中を幸せにしたいと思いつけました。GaJaはアルファベット、マルは○ 世界中からGaJuって呼ばれるようにあちこちに幸せの根を増やしていけるバンドを目指します。

大学1年スリーピースバンド
Gt/Vo HiKaRi(内間煇)
Ba Kiwa(外間 希和)
Dr Sou(菊川奏)

★GaJu〇 Profile
GaJu〇 Instagram

7月に沖縄帰省した際に
学生たちが台湾のことを知りたいとのことで
プチ講座を行いました。

2023.7/20 @大名児童館
MUSIC ISLANDS OKINAWA

そんなこんなしているうちに
早いもので、もうすぐ本番を迎えます。
関係者は13名で台湾入りするのですが、
まずは学生たちの動きを紹介。

11月23日 台湾入り
11月24日 台北城市科技大学 音楽交流
11月25日 風人の祭 @majimaji

台北城市科技大学(Taipei City University of Science & Technology)は、台湾台北市に位置する私立大学で、1971年に設立された、工業化学系の専門学校としてスタートし、途中商業学科を設置、2012年2月1日に教育部の承認を得て、正式に「台北市科技大学」と改名されました。

台北城市科技大学

今回は、学校内で流行音樂事業系の学生 約30名との音楽交流を行います。
学校散策、学生たちが一緒にお昼を食べた後、学校内のスタジオで相互演奏を行います。双方のコミュニケーションを促進するために、應用外語系の学生たちも参加いただくことになりました。

台北城市科技大学

当日の様子は、若杉福祉会の YOUTUBE CHで生配信を予定。
11月24日 14:00~16:00(台湾時間)。
時間通りに始まるかわかりませんが、興味がある方は覗いてみてください。

今回は、2つの軸で動いていて
①学生たちの音楽交流
②風人の祭 まーちゃん企画のライブ&ツアー
これをごちゃ混ぜにして、無茶振りをしてきたのが屋宜さん。

まーちゃんは、自身の呼びかけで、大阪と沖縄からツアーを造成し
学生が交流している11/24 、皆様を連れて現地ツアーを行っています。
故宮博物館・忠烈祠・九份など、ザ台湾を満喫した後、
翌日のmajimajiに参加するとのこと。

majimaji には、鹿児島出身の宮井紀行さんも出演

宮井紀行(みやいのりゆき)プロフィール
和歌山出身
2001年、『なまず』としてコロムビアレコードよりメジャーデビュー。
2005年”なまず”解散に伴い、拠点を鹿児島に移しソロ活動スタート。
現在は鹿児島を拠点に全国でライブ活動中。
鹿児島のテレビ番組のオープニングソングや、プロサッカーチーム、プロバスケットボールチームの応援歌、
イメージソングやCMソングなど数多く手掛ける。
現在までにミニアルバム2枚、フルアルバム8枚リリース。
2020年1月26日鹿児島アリーナ(5,000席)、
2021年、2022年、宝山ホール(1,500席)でワンマンライブを開催。
2023年全国弾き語りライブツアー72ヶ所を行い、
10月28日には宝山ホールで弾き語りワンマンライブを開催!

★宮井紀行 profile

これに、台湾音楽家多数が参加し、
任天堂大集合 的な内容のライブになっています。

風人の祭2023 台湾

【タイトル】風人の祭 2023台湾
【日期】 2023年11月25日(六)
【時間】開場12:30、開演13:00~20:00
【場所】台灣・台北市・MAJI MAJI 集食行樂 / 円形広場
【入場】無料

【出演】
★南ぬ風人まーちゃんバンド(沖縄・西表島)
★宮井紀行(鹿児島)
★GaJu〇(沖縄・大學1年級)
★女子高生バンド(沖縄・高中2年級)
★リリカ(沖縄・大學1年級)
★大学生バンド(台湾)


【出店ブース】
1.合垣興業 泡盛・無酒精飲料・沖繩水雲褐藻湯
2自閉症児童才芸教育中心 三線・珈琲
3.洋行沖繩甜點
4.圓酒居酒屋(沖繩Tako&BEER)
5.在台湾沖縄県人会 Hajichi
6.沖繩縣台北事務所 文化観光
7.Artist Goods

主催:風人の祭 2023台湾
共催:MAJI MAJI 集食行樂
協力:沖縄縣産業振興公社 台北事務所

実施概要

まーちゃんからのメッセージ

『風人(かじぴとぅ)』=與自然共存、擁有關懷之心的人。
             
『かじぴとぅ(ka-ji-pi-to-u)』是西表島方言的發音。
與自然連結,回歸人本生活方式的語言力量。
人們逐漸忘記與自然共存的方式,
「風」是看不見的,
但沒有風,雲就不會流動,雨就不會下;
花朵無法綻放,生命也將枯萎。
人類社會中也存在著看不見的「思念」,
人們現在是否被物質所淹沒,忘記了真正重要的事情呢?
讓我們停止破壞大自然,
即使是微小的一步,
重視每個人的關懷和生命,
和平共存地生活吧。
很幸運地出生在開花的土地上,
很幸運地出生在鳥兒鳴叫的地球上。
人與人透過思念相互聯繫,人與自然透過風相互聯繫。
現在,在此處,風人的循環正在擴展, 相信著它會持續延伸下去。
Miihaiyu(謝謝你)

人の社会にも 目には見えない “風”があります
そう『思い』です
 人は今 あふれる物にうもれ
本当に大切なことを 忘れてはいないでしょうか
もう 自然を壊すのは やめましょう
たとえ小さくても
ひとつ ひとつの 思いや 生命を大切に
仲良く生きてゆきましょう
花の咲く大地に 生まれてよかった
鳥のなくこの地球(ほし)に 生まれてよかった
人と人は 思いでつながり 人と自然は 風でつながる
今 ここに 風人の輪が 広がってゆくことを信じて
みーはいゆー(ありがとう)
1999年 南ぬ風人まーちゃん

風人の祭 2023 台湾 趣旨

@majimaji , martin社長のご厚意で、会場共催いただき、開催経費を最小に押さえて、無事に実施できることになりました。
你好我好では、11/25の実施に伴い、音楽家の招聘手続きと会場の運営管理を行っています。出店も参加し、一緒に盛り上げられるよう取り組みも行われているので、楽しんでいただけるかと思います。

見切り発車で始めたこの活動。
屋宜さんは、クラウドファウンディングを通じて協力者を募集中とのこと。
社会福祉法人 若杉福祉会 の呼びかけなので、
しっかりと管理運営して人材育成に有効活用してくれると思います。

一人一人の想いが繋がって、より深い平和の架け橋となりますよう
ご理解と応援をお願いします。

PS. 当日は、Special Guest くるかもです。
在台湾沖縄県人会も大集合でお願いします。

会長


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