金縛り実体験③~大勢の声~
こんにちは、あいもとです。
また金縛り体験のお話です。
金縛り実体験①~耳に来る~の記事では、実家暮らしの頃、頻繁にあっていた金縛り体験をかき起こしました。
今回も、実家暮らしの頃にあった金縛りではあるのですがいつもとパターンが違っていたので書いていきます。
ベッドの位置を変えた
ベッドを壁側に付けていた時に、よく金縛りに合っていてよく眠れず怖さもあったので、意味があるか分からないけど、模様替えをしてみることにしました。
ベッドがあった場所には勉強机、勉強机があった窓の下にベッドを配置しました。頭側は、親が眠る寝室との間を隔てる壁がくる形。
夜、
眠る頃にはいつもと雰囲気が変わって、なんとなく緊張しつつも安心した状態で、普通に眠ることが出来ました。
頭側の壁から…
それから3日ほど経った頃でしょうか。
寝つきが悪く遅く寝たのに夜中に目が覚めてしまう。
窓から薄明かりが入るとはいえ、夜に目覚めるのは嫌な予感しかしない。「なんだかやな空気だな…」と感じてしまう。
と、かすかな耳鳴り。
ちがうちがう、これはお化けのせいじゃない。と必死で考えないようにすると逆効果でまた怖くなってくる。
耳鳴りが大きくなると 「ガチン!」と体が固まる。
「うわ、きた…!!」
いつもみたいに最後耳にきたら嫌だな…と思いながら耐えていると、頭側の壁の中?から、低い声でお経のようなものを唱えている大勢の”声”が、足の方に向かってザァーッ!!と通り抜けていきました。
声が通り抜けた後は、例のごとく金縛りが溶け、ドッドッドと心臓が鳴り、全身に血が巡り、汗がにじむ。
「今の…何??」
翌日、母にこのことを話すと、「最近お父さんも、餓鬼に囲まれる夢みて叫んで起きるらしい」と言っていました。
それからしばらくして、庭の植物に水やりをするついでに、天気が良く気持ちがいいなぁと思いながら、家の周辺を見渡してみた。
元は都会に住んでいたが高校に入る頃田舎に越してきたので、当時は景色がまだまだ新鮮に感じられていた。
正面の道路を挟んだところには、紅葉100選に入っている川が流れていて、美しい田舎の風景が広がる。
お経が聞こえてきた壁の方角には空き地、空き地の向こうには田んぼがあり、水面に光が反射してキラキラしている。
そして、田んぼの向こうの山のには…
「あんなところに、墓場があったんだ…」
大勢の若者や子供の声
実家を出て、一人暮らしの家でも一度だけ、同様の”声が通り抜ける”現象がありましたがその時は、誰かがパチン・・と指を鳴らしたような音が小さく聞こえたとたんに、空気が豹変し、暗さも増したように感じ、とにかく「えっ、怖い!怖い!怖い!」と今まで感じたことない恐怖。
そのあと、玄関の方から私の上を通過して通り抜けていった声は、家で聞いた声とは全然違って、若者がひそひそと話す声。
女の子の声も混じっていました。
その日は、友達が、家庭環境や学校での過去のトラウマ、今まで苦しんできたことを泣きながら語って、帰ったあとの夜でした。
本人に話したら、「残留思念?」と言ってましたが、「残留思念とかやめてぇな。」なんて笑いながら、その子の中には、複数の人格がいたので、複数の若者の声=残留思念って、ちょっとほんとかもって思えてしまいました。
でも、なんであんなに強い恐怖を伴ったのか。
それだけが少し引っかかっていました。
以上、私が体験した”声”にまつわる不思議な体験でした。
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