日本酒の良さを伝えれば若者は日本酒を飲むようになるのか
日本酒の良さを伝える。これはすごくいいことだけど、果たして日本酒の良さを伝えれば若者が日本酒を飲むようになるのかというテーマです。
日本酒は確かにハマれば面白い。
しかし、あまり興味のない人に良さをアピールしたところで飲むようになるのだろうか。
あっ、日本酒は苦手だから大丈夫です。って言う人は自発的には飲んでくれないと思う。
僕はアニメや漫画もあんまり見ないしゲームもそんなにしない。
よく「人生損してる」や「なんでこんなにいいのに見ないのか」などと言われるが余計なお世話で興味のないものをわざわざ見ようと思わない。見ればハマるかもしれないが、見たくなれば自分で見る。
良さをアピールすることは価値観の押し売りになりかねない。結局、初心者の人は結構日本酒っていっぱいあって難しいから比較的わかりやすいビールやチューハイ飲もうとかになってしまうのではないだろうか。
日本酒のイベントでも、
例えば、○○の会や○○縛りなどの会は初心者は行きにくいし、めちゃくちゃハードルが高いように思われる。
あんまりわからないから行きにくいと思っているケースも多いと思う。
じゃあどうすればいいのか。
答えは簡単で、変なこと言わずにとりあえず機会を作って飲ませて感想を言わせればいい。飲み会日本酒持っていくとか居酒屋で頼んだのを少し飲ませるとか。いろんなタイプの日本酒を飲んでもらうとか。
ここで重要なのは提供側の感想は要らない。むしろ邪魔だということ。先入観は悪だから。変なマウント取ると初心者は逃げていくので辞めたほうがいい。
フローとしては、
1.いろんな種類を飲み比べさせて感想を聞く。好き嫌いでいい。どんな香りとか聞く必要ない。
2.比較させる。
AよりはBが飲めるってなるとじゃあCはいける?Dは苦手よね?と尋問のように利き酒させて、じゃあEは好きでしょ?って飲ませて飲めるってなるとEに似た何種類か銘柄教えてあげる。そうすると、人間って面白いもんで見かけたら飲みたくなるからそのまま興味持ってくれる。そのうち飲んだことない日本酒は気になるから自発的に飲むようになる。
香りとか造り方とか歴史はその後でいいと思う。
まずは飲んで興味を持ってもらわないと
あと、最後に日本酒を広めたい!活性化させたいって言うのならば
日本酒を日常のものにしないといけない。
生活に溶け込ませないと。
日本酒見たら頼まないといけない!くらいになれば最高ですよね。
だから僕は今日も日本酒を飲む。
以上