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VIVA LA ROCK 2023.5.4

5/4に行ってきましたー!ビバラロック2023@さいたまスーパーアリーナ!ビバラロックは今年で10周年だそうです。おめでとうございます!私はおそらく2017年に初めて行って、次の年は無料エリアだけ参加、その次の年はまた観に行って&オールナイトイベントにも参加、翌年からコロナが始まりオンラインのみだったのでそれを観て、その次の年からはずっと行っている…という感じ。

どうしてそんな風にこのフェスに行き続けてるかというとまず第一に家から近い、ということ、さらに天候に左右されない&椅子を持参しなくても座って観られるフェスだから、ということがあげられると思います。とは言えこのフェスは年齢的に若いバンドが多いのも確かで、毎年来年はやっぱりもう行くのやめようかな、と思ったりもします。が、(年齢を重ねていくとだんだん世界は狭まってゆくものかもしれないけど)ビバラに行ってるおかげで世界は広がってゆく一方なので、やっぱりずっと行くべきか…(笑)

さて、ビバラロックの特色の一つとして挙げられるのは、先ほどもちょっと触れたけどアリーナ前のけやきひろばにて無料で観れるGARDEN STAGEがあることだと思います。バンドの生演奏を聴く機会っていうのは普通に生活しているとなかなかないものですよね。なのでまずはそこだけでも来て生演奏を聴く楽しさを体感出来るっていうのはすごく良いんじゃないかなあ~と。なんでもそうだけど文化って間口を狭めたらアウトだと思うので(町の本屋さんがどんどん消えていることには危惧を感じています)。ビバラロックが音楽に親しむ人をちょっとずつ増やすのに貢献してることは間違いないように思います。

ということで5/4の感想レポートをば。最初から観た訳でなく、家のことなどもろもろあったため、昼頃から夕方までいました(そういうのが無ければもちろん最初から最後までいたいのですが)。会場に入って演奏していたのはflumpool。名前は聴いたことあるけどどんなバンドだっけ?と思い出せなかったのですが、「花になれ」でああ!あのバンドか! とわかりました。関西のバンドらしくしゃべりが面白かったです。

続いてはTENDRE。TENDREはサウンドチェックをしていたら公演時間になったので下がる間もなくそのままジングルのカウントダウンを一緒にしつつスタート、という形に(ほかにそんな始め方をした人たちはいなかった(笑)。また、他のバンドもビバラ10周年に触れてお祝コメントをしたりしていましたが「鹿野さん(ビバラを運営してる方です)、ありがとうー!」って思いっきり叫んでたのはTENDREぐらいだったような(笑)さらにこの短いアクト(35分間)の間にバンドメンバーを紹介したりと、ところどころでTENDREの人柄の良さを感じるステージでありました。

お次はandrop。こちらは完全に初めて観るバンドでしたが、もう14年くらい活動しているようです。途中スマホのライトを点灯して聴いてね、と観客にお願いされた曲がありました。私は上の方から見てましたがアリーナであれをやると圧巻!本当に綺麗でした!続いては秋山黄色さん。こちらも初見。どんな人なんだろう?と思って観てましたが、のっけからひたすら謝っていて、何をしでかしたのか全く知らない私は「?」という感じ。しかし歌声はとても良かったです!最初の方こそ普通に演奏してましたが最後の方は寝ながら歌ったりギター弾いたりしててなかなかに激しい感じの人でした。

お次はスガシカオさん!以前、田島貴男さんのライブを観に行った時に会場でスガシカオさんをお見かけしてビックリしたことを思い出しましたが、若手のアクトが多い中ベテランの余裕を見せつけたステージとなりました。スガシカオさんはKAT-TUNの「Real Face」という曲の歌詞を書いてますが("ギリギリでいつも生きていたいから~"のアレ)その歌を歌ったので大盛り上がり!この曲の歌詞はすごいよね。会社でも納期ギリギリとかキャパギリギリとかいうときにいろんな人がネタにしています。→(例)言い訳モードで「いやあ、ギリギリで生きていたいタイプだからさあ~、私」等

またニューアルバムからの「さよならサンセット」という曲も良かったし、最後の「Progress」はやっぱり聴けて嬉しかった!世代を超えて響く名曲だなあ~と思います。そんなスガシカオさんが公演している間にぞくぞくと人が会場に集まってきました!そして次のアクトは私がこの日にビバラに来たのはこのバンドを観るためと言っても過言ではないくらい楽しみにしていたUNISON SQUARE GARDEN!

ばばーん!!

公式サイトから拝借

ご存知でしょうか?UNISON SQUARE GARDEN(以下ユニゾン)。ある程度の年齢から上の人はご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ものすごくBPMの速い曲を音源そのまま(てかそれ以上に!)再現出来てしまう演奏力の半端ないバンドなのです。私は2016年辺りから聴いていて、このビバラロックでは2回ライブを観ています(つまり今回で3回目)。ワンマンライブにずっと行きたいと思ってるんだけどいろいろあってまだ行けていません…いつかきっと行くー!!

さて、ユニゾンもサウンドチェックのためにステージに出てきましたがその時からすごかった!ていうかサウンドチェックの音から嬉しかった!フェスの楽しいのはそういうのが見れるところでもありますね。ということでユニゾンだけはセットリストを覚え書きさせていただきます(ああ、長文レポートになる予感(笑)。

1.Hatch I need
2.スペースシャトル・ララバイ
3.恋する惑星
4.シュガーソングとビターステップ
5.チャイルドフッド・スーパーノヴァ
6.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
7.kaleido proud fiesta
8.カオスが極まる
9.フルカラープログラム

1曲目はひとつ前のアルバム『Patrick Vegee』の最初の曲で、2曲目は最新アルバム『Ninth Peel』の最初の曲という面白いセトリ。次の「恋する惑星」はそのアルバムのリード曲でかなりポップな(だけどやっぱ一筋縄ではいかないとこもある)ナンバー。続くシュガーソングもめちゃポップで好きな曲!5曲目は聴いたことのない曲でしたが後で調べたら初期の頃の曲でした。途中でホイッスル吹いたり最後の方はボイスチェンジャー(?)を使ったりと楽しい!原曲入ってるアルバムも聴いてみよφ(..)こうやってライブを観ると好きな曲が増えていくのが楽しい。

6曲目は曲の終わり方が面白い曲なんですが、この曲が始まったので「えっ?!ライブでもあの終わり方で?!」と思いましたがそこはやはり違いました。7,8曲目はそれぞれアニメの主題歌。「kaleido proud fiesta」は『TIGER&BUNNY2』、「カオスが極まる」は『ブルーロック』。「カオスが極まる」は相当ハードなロックです。

https://youtu.be/ejzfqXA-bYY

これをライブでやるってすご過ぎる!

そしてラストは「フルカラープログラム」。こちらも初期の頃の曲のようです。この曲ではギターの斎藤さんとベースの田淵さんが向かい合って演奏したり、曲の後半では斎藤さんがアカペラで歌ってその後またバンドで演奏をし始めるところで斎藤さんがフェイントをかましたり(!)も。そして最後はいつものように斎藤さんが「UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイ!」と短く言って去り、ドラムの貴雄くんがあちこちに投げキッスしつつゆっくりとステージを後にしたのでした…

と、いうわけで。相変わらず半端ないスピード感のあるステージでした!いつも通りステージを縦横無尽に動き回る田淵さん(ベースなのに…!)、演奏しながらスティックをくるっくると回す貴雄くん(貴雄くんのドラムは最高!)、そして完璧な歌とギター演奏を見せつけた斎藤さん。ああ、楽しかったな!来て良かった!!(≧▽≦)

…と、余韻に浸ってる間に始まったのはBE:FIRST。BE:FIRSTのファンたちはユニゾンがやってるステージの隣ですでにアリーナでスタンバってましたが、持ってるペンライトをユニゾンの曲に合わせて振っているのが目に入りました。私は歌いながら群舞するグループには全く興味がありません…(楽器の出来る人や作詞作曲が出来る人が好きなのです)。が、そんな風に推し以外の音楽も楽しむことの出来るBE:FIRSTのファンには好感が持てます。BE:FIRSTのステージもファンの反応とセットで観たらもっと楽しかったです(平沢進と馬骨の関係性のようで)。演者の一挙手一投足につぶさに反応するファンはとても微笑ましいものがありました。

さて、お次はこちらもすごく楽しみにしていたVIVA LA J-ROCK ANTHEMS(アンセムズ)。知らない人のためにざっと説明すると、2015年からやっていたビバラの名物企画です。毎年このためだけに亀田誠治(Ba)、加藤隆志(Gt) 、ピエール中野(Dr)、伊澤一葉(Key)…そして今は亡き津野米咲さんというバンドメンバーが集って、一曲ずつゲストを迎えて日本のロックやポップな名曲を演奏する、というスペシャルな企画。しかし、それが今回最終回を迎えるということで最後を見届けたい、ということも今回ビバラへ行く目的のひとつになっていました。

ずっと続くと思っていたからとても残念ではありますが、鹿野さんによっぽどの考えがあって一旦休止の判断をくだしたのだろうと思います。また新たな企画があるならそれを楽しみにしようと思います!ということで今回のゲストボーカルはすでに一度この企画に出たことのある人たちばかり。そのうちの宮崎朝子さんの「カブトムシ」、SKY-HIとたなか(元ぼくのりりっくのぼうよみ)の心のベストテンメドレーは2017年に会場で観ていたのでその時のことを思い出したりして感無量でした。

他の出演者も全部良かったのですが、ひとつひとつ書いてるとさらに長文になっちゃうのでやめておきます。ゲストボーカル及び曲名はこちらのサイトに載ってます↓

ところで、今まであげてきたのはSTAR STAGEとVIVA STAGEという2つのステージで観たもので、実は会場内にはもうひとつステージがあります。それはCAVE STAGEというステージなのですが、そこでやっていたROTH BART BARONとBREIMENも観たかった!しかしCAVE STAGEへの行き方が毎度よくわからないので行けずじまいでした…(極度の方向オンチ)。そこは残念でしたがまたどこかで観れたらいいな!と思います。

ということでここでタイムリミットが来てしまい会場を後にした私でありました…今回すごく印象に残ったのはでっかいミラーボールが回転したときに会場全体をキラキラと照らした光景でした。本当に美しかった!こういう光景はライブ会場に来ないと見れないですよね。そしてかなり音が大きいフェスなので(子供たちは耳を守るイヤーマフ必須!)次の日まで音の振動の余韻が身体に残っていました。当然会場もでかいので結構歩くし、人も多いのでそれだけでかなり疲れるフェスでもありますが(笑)そのへんを差し引いてもとっても楽しかったです。やっぱり生で聴く音楽は最高!!

また来年!

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