護国寺〜雑司が谷ぶらり旅
またまた行ってきました!都内半日ぶらり旅。今回の目的地は雑司が谷旧宣教師館。それ以外はその時の感じで決めよう、とまずは有楽町線で護国寺駅へ。地図によればこの駅の近くに講談社のビルがあるらしい。
前回のぶらり旅でたまたま新潮社のビルの前を通りかかって写真を撮りましたが、このぶらり旅シリーズ、出版社が近くにあったら写真を撮るということにしようかな(笑)ということで講談社はこちら。
この写真ではわかりませんが右側に26階建てのビルがどーん!と建っていて、なかなかの高層ビルです。ただ、見た目普通のビルなので撮りませんでしたが。左側には旧館もあり。
これが講談社かあ、さすがにデカいな!と思いつつ池袋方面へ進むと今度は反対側に光文社が見えてきます。
さて、こちら側に歩いてきたのには理由があります。ここから曲がって少し行くと東京カテドラル聖マリア大聖堂という丹下健三設計の建物があるのです。ということでそこまで坂道をえっちらおっちら登って行ってきました!それがこちら。教会というよりSF映画に出てきそうな建物でした。
敷地の奥の方には聖母マリア像と、花などが飾られている祭壇が置いてある洞窟のような場所がありました。
下には何やら文字版があり、読んでみると「ゆきて飲み且つ洗へよ」とあります(文字を見たらとりあえず読まずにいられない活字フェチ)。しかし水場っぽいものは近くに見当たらず、どういう意味??と思いました。帰って調べたところこれは"ルルドの泉"の奇跡を模したものだったのだとわかりました。なるほど、ルルドの泉は聞いたことある!後で本読んでみよ〜
旅は続きます。続いては今回の目的地、雑司が谷旧宣教師館へ。方向オンチながら地図を見てこの道を突っ切っていけば雑司が谷の方に出れるという道を見つけました。何の変哲もない住宅街を通ってる道です。道によってはこの通りなんかヤだな、と思う場所もあるのですが、その通りはずっと歩いていたいぐらい居心地の良い通りでした。ふと見ると傍らに通りの名の看板が。
どうやら薬罐坂(やかんざか)という坂に続く道だったらしい。通りに名前があるのはわかるけど、坂に名前がついてるのってよく考えると面白いです。さて、突き当たった大きな道路を向こう側へ渡るとそこが雑司ヶ谷。しかし地図の通り進もうとしてもそれっぽい道は無く、どれも私有地の道のような狭さで一本向こうの道路に行くには階段を上らなければならなかったり(!)
ということで一瞬もう行くのやめようかな…と諦めかけましたがスマホのナビを駆使してなんとか雑司が谷旧宣教師館にたどり着きました。ここに行くには地図だけじゃ無理!坂もあって入り組んでて本当にわかりづらいです。けどキレイに区画整理されている街よりずっと好き。ヤマト運輸を見かけたけどもはや車ではなく自転車を改造したようなものに荷物を載せてて、この辺の配達は大変そうだなあ…!と思いました。
ということで雑司が谷旧宣教師館。なぜここに行きたかったかというと明治に建てられた"豊島区に現存する最古の近代木造洋風建築"だから。昔の建物好きなんですよね!
私の他に見学してる方は一人しかいらっしゃらなくて係の人は庭で手入れとかしていてゆっくり見学することが出来ました。道がわからなくて心が折れかけたけど本当に行って良かった(笑)そして1階にはピアノが置いてありました。
ウェスターンピアノという100年くらい前に作られた国産のピアノで、なんとまだ現役で使えるらしい!どんな音色なんだろう。聴いてみたいな。
家の周りにはぐるっと庭があって季節の花々が植えられています。ベンチも置いてあったので少し座ったのだけど秒で蚊に刺されたので庭からは早々に退散しました(笑)宣教師が住んでた家の庭で蚊を退治するわけにも行かないし…!というわけでもし雑司が谷近辺に行くことがあれば是非お出かけしてみてください。おすすめスポットです。
ということでその後は護国寺駅に戻って帰宅の途に着きました。護国寺にも行ったけどゆっくりお参りできなかったのでまた行きたいです!