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大型XRエンタメ施設「イマーシブジャーニー(IMMERSIVE JOURNEY)」レポ🖊️
こんにちは!たんこすです。
小田急電鉄でXRに取組み、コミュニティの運営に携わってます。
今回は、コミュニティ運営や映画祭でもお世話になるCinema Leapのイマーシブジャーニー(IMMERSIVE JOURNEY)をご紹介✨
本日、2024年12月1日にオープンした大型XRエンターテインメント施設「イマーシブジャーニー(IMMERSIVE JOURNEY)」。その先行体験に11月26日に参加してきました。没入型体験に特化した専用施設で、横浜駅直結の複合施設「アソビル」内という絶好のロケーションに位置しています。
注目のVR作品「ホライゾン オブ クフ」は、これまで世界10都市以上で100万人以上を魅了してきた話題作で、今回が日本初上陸となります。ストーリーの感想を一言で表現するなら「圧巻」。主観的な前情報を控えめにして、ぜひ、まっさらの状態で現地体験していただきたいと思います。そのため、ここではストーリー内容には触れず、施設運営や技術的な視点で感想をお伝えします。
大規模マルチプレイを実現する工夫
「イマーシブジャーニー」では、テニスコート5面分(約1000㎡)もの広大な空間で、70名〜80名弱が同時にVR接続可能なマルチプレイ体験を提供しています。この実現を支えているのは、ハード(設備)とソフト(運営)の工夫です。以下は、体験した際に感じたポイントを整理したものです:
ハード面
(VR機材)
・外部音を適度に取り込むアクセサリの採用
・位置合わせを補助する高精度センシング(施設設計)
・コンテンツに最適化した特徴点と誘導設計
・安全性を確保する仕組みの実装
(世界観の空間演出)
・VR体験前後の没入感を高める展示や空間演出
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ソフト面
・スムーズな受付対応と機材の受け渡し
・注意事項の的確な説明とオペレーション
・テクニカルサポートによる監視体制による不具合の排除
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体験のスムーズな流れと工夫
体験は、11:00〜11:30の枠で参加しました。受付順に数分のズレを持たせて体験がスタートする仕組みで、これが非常に効果的でした✨時間差スタートが可能になり、個々の体験速度に合わせて追い越しや待機を柔軟に行える設計が実現されていました。
特に印象的だったのは以下の点です:
・VR機器のセンシング技術により、ヘッドセット装着者同士が認識し合い、近づきすぎるとポリゴン表示で注意喚起が行われる仕組み。
・進むべき方向がコンテンツ内で矢印として表示され、迷うことなく体験できる誘導設計。
ルート選択の自由度があり、初心者向けの安全な登山道のような感覚がありました。妻(VR初心者)と一緒に参加しましたが、体験中に離れることなく、会話を楽しみながら物語を楽しむことができました。また、ヘッドホン越しに外部の音を適度に取り込む仕様が自然な会話をサポートしており、VR酔いの回避にもつながっていると感じました。
感想まとめ
新たな体験を通じて、ハードウェアの技術力と、それを最大限活かすソフトウェア運営の素晴らしさを改めて実感しました。また、情報量が豊富な作品だからこそ、体験後に感想を共有したり、新たな興味が生まれる点も可能性を感じました。
最後に、今回の体験を通じて「VRは雑多でワイワイ楽しむのが本来の魅力」ということを再認識しました👀
体験者同士の自然なコミュニケーションが、体験そのものの価値を高めているように感じます。そして、満足度が高まることで再来訪意向も高まり、繰り返し楽しみたくなる設計になっていると感じました!
なかなか余韻が抜けない、心動かされる素晴らしい体験でした。興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください✨
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