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【HiveOS vs NiceHash】 掘れ高はNiceHashがやや優勢の結果に
前回のおさらい。
現在、HiveOSをメインに回しているのですが、もしかしたらNiceHashのほうが掘れるんじゃないか説を検証。
設定変更後24時間以上経過したので収益を比較してみようと思います。
HiveOSの直近24時間の収益
HIveOSの収益ですが、「これ収益どこでチェックするの?」と、正直良くわかりませんでした。ググってみたり5ちゃん検索してみたり、ポイントになりそうな単語で英語サイトチェックしてみましたが、いまいちこれといった情報を見つけられず。
HiveOSでは「Expected earnings /day」として収益の目安が表示されていますが、「Expected earnings=期待収益」なので、あくまで見込みの値と思われます。となると実績値はどこ?確認方法が分かりません。
しかたないので、この画面でマウスを持ってくると表示される1時間ごとの値をチェック。「Real Time Income」と見出しがあるので、直近24時間の実績値のことですよね。
ここでも「Income」と「Mean income」の違いで戸惑いましたがどちらも拾ってみたのがこれ↓
「Income」「Mean income」の値は、0.00026ETHを「26」と表記。つまり、合計の「465」は0.00465ETHです。
Income=0.00465ETH
Mean income=0.00575ETH
となりました。ググったり計算してみたりしたところ「Mean income」は実績値では無さそう。数字が大きくなりすぎます。おそらく「Income」が実績値。
今日のETHがだいたい2400ドル。このリグのハッシュレートが133MH/sなので、
2400ドル×0.00465ETH=11.16ドル
11.16ドル÷133MH/s=0.0083
1MH/s=0.083ドル
これがhiveOSの直近24時間の収益とします。
NiceHashの直近24時間の収益
HiveOSに比べNiceHashの収益チェックは超絶簡単。これ↓
ずばり5.61ドル。これはRTX3070を1台だけ回していて、ハッシュレートは60.43MH/s。5.61ドル÷60.43MH/s=0.0092
1MH/s=0.092ドル
こういう結果となりました。
単純に比較すると
■1MH/s当たりの収益 ※2021年5月24日集計
HiveOS=0.083ドル
NiceHash=0.092ドル
となり、HiveOSよりNiceHashのほうが10%ほど高い収益となりました。ただしたった10%ですしNiceHashの後半のグラフは少し縮小傾向にあることもあり、収益面での決定打としては根拠が弱そうです。
でもNiceHashをメインに使おうと思った
現在、メインリグはHiveOSで運用しています。たった1日分の比較でマイニング環境を変更するほとの差とはなりませんでしたが、今回の集計で改めて感じたことがあります。それはNiceHashのレポート機能が充実しているということ。デイリー集計が非常に分かりやすい。収益も手数料もCSVファイルでさくっとエクスポート出来ました。
国税庁のサイトによると、「マイニングによって得た収益は取得時の時価で評価」と書かれています。
この解釈も色々あるようですが、少なくとも税理士から「この手のレポートある?」と聞かれたときにHiveOSだとちょっと怖い。「掘った総額はこれっす。でも1日毎とかは分からないっす」としか答えようが無い。
HiveOS、今は無料版を使っていて過去3日分程度しかグラフが出ないのですが、これ有料にしても過去30日までのようです。
確定申告で使うとなると、過去12〜15ヶ月程度は一気に情報引っ張りたいわけで、たった30日分しか引っ張れないのはきつい。毎月ちゃんとダウンロードしとけばいいけど、そんなことに気を使うのもね〜。
となると、収益もやや高いかもしれなくて、レポート機能バッチリのNiceHashのほうがよくね?と思うのは合理的判断だと思います。
現時点ではそう心が揺らいでいます。