ジャパネットたかたの創業者が書いた「伝えることから始めよう」はヤバいコピーライティング本だった
こんにちは。鈴木貴之です。
今回、素晴らしい本を読ませていただきました。
それが、こちら↓↓
テレビショッピングで有名なジャパネットたかたの創業者・高田明氏の著作です。
何がすごいかと言えば、
全国どこにでも買える商品なのに買ってもらえる伝え方
新しい市場の作り方
が学べる良著だということです。
正直、そこら辺のコピーライティング本はその本質から負けています・・・
それもそのはず、何千億と売り上げた実際の体験から導き出されたことが詰まっているから、説得力が違いますし、その本質的なレベルも異なります。
ぜひ、多くの方に読んでみてもらいたいと思い記事に取り上げることにしました。
「伝えることから始めよう」で特に読んでほしい所
まえがき
そんな時、高田氏がどういうことを考え、そして販売したのか。他社とはどう違いを打ち出し、「買いたいと」という気持ちを引き出したのかが書かれてあります。
第3章 できる理由を考える
できない理由ではなく、できる理由を見つけることが大事。
どういう商品を選んだのか、どう差別化をしていったのかがこと細やかに書かれてあります。
また、ここで新しい市場の作った例としてビジネスマン向けだった「ボイスレコーダー」をそれまで想定していた市場とは全く違う人に提案し、大量の受注を受けたお話があります。
この例を見ると、どのように新しい市場を作っていけばいいのかが分かるようになるでしょう。
第4章 伝わるコミュニケーション
ここの章では下手なコピーライティング本を真っ青にさせる具体的な話が盛りだくさん。
テレビショッピングというある意味伝えている言葉がダイレクトに受注の数につながる厳しい世界で実績を通して高田氏が得てきた内容を惜しみなく伝えてくれています。
テクニックだけじゃなく、より本質的な話も出てきます。
特に、「わかりやすく伝える」という所に関しては専門家であればあるほど情報発信時に陥ってしまう罠が書かれてあります。
そういう時にどう言葉を選んだらいいのか、どういう言葉を選ぶと伝わりやすくなるかを教えてくれています。
そして「面白く伝える」では、コメディアンのようになろうということではなく、「人が今まで興味のなかったものに興味を持つということはどういうことなのか?」ということが述べられています。
正直、この部分は本当に大切で、いかに「自分の商品はスゴイ」と伝えても、ここが抜けていたら売れないというくらい大事なのです。
そして、「何を伝えたいのか」は多くのテクニック重視のコピーライターが陥っている負の重力に打ち勝つ方法を学べます。こここそがコピーライティングの根幹とも言えるでしょう。
その他テクニック的なことも多く書かれてあります。
正直、普通の人であればコピーライティング本はこれ一冊あれば十分かもしれません。
手元に置いて、付箋を貼って、何度でも見返し、商品が売れない時にこそ振返って読んでほしい一冊。
高田氏が番組内で言った具体的なセールスメッセージも多数掲載されているので、それを自分の商品・サービスに置き換えることですぐに使える表現も書くことができるようになるでしょう。
(いわゆるスワイプファイル的な使い方も可能ということ)
そして、本書で私にとって一番の学びだったのは、「今を生きる」という考え方。
今を全力を持って生きる。
そうすると、次の課題が見えてきてそれに全力で取り組む。
そうすると・・・
私たちは目新しいことが出てくるとそちらに飛びついてしまう傾向があります。
「でも、今やっていることをやり切っているか?」
これってすごく大事なのではないでしょうか?
やり切れていないのに、「向こうの方が良さそうだ」と思うとそれに飛びついてしまっていないでしょうか?
高田氏は本書を通して「今を生きる」ことの大切さをずっと伝えています。
これ、本当に大切だと思いました。
もしあなたが良い商品・サービスを持っていて、それなのに全然売れないと悩んでいるとしたら。
ぜひ、本書を手に取ってください。絶対に損はしませんよ!
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