見出し画像

勝手にコンサルティング③コア・メッセージについて

こんにちは。鈴木貴之です。

広告を打つ時にとても重要な考え方があります。

それは、一番目立つ場所にどんな言葉を入れるか? ということ。

所謂ヘッドラインと呼ばれている一番目立つところにどんなメッセージを入れるかということです。

なんでそんなことを言いだしたのかと言うと、こんなTweetを見かけたのです。

このケースだとヘッドラインは「オーサリングとは?」で、チラシのコアメッセージは「オーサリングを頼みませんか?」となります。

さて、ここで考えないといけないのは受け取り手の知識です。

このチラシを見て「頼みたい!」となるのはどういう人かというと、

・オーサリングについて知識があって
・今オーサリングをしたいと思っていて
・でもその仕方が分からない

という感じの人でしょう。

でも、知識がある人であればそういうソフトがあることが分かります。

ちょっとアマゾンで検索すると、色々出てきます。

中には3000円台のソフトもあるので、そっち買った方がいいじゃんとなりかねません。

となると、なかなかこのサービスは売れないのではないかと推測されます。

事前に編集できる力があれば、おそらくソフトを自分で買ってオーサリングすることくらいはできる力があるかと・・・


ではどうしたらいいかと言うと、もう少し知識がない層を狙っていくようにするといいでしょう。

例えば、編集ができない、ないしはそれをする時間がない。

そういう人に向けてサービスを展開してく必要があります。

「時間がない人」をターゲットとした場合、1枚くらいなら自分でできるけど、同じものを100枚もオーサリングする時間はない。DVDをケースに入れたりカバーを作る余裕がない(ないしは外注したい)という人が考えられます。

すると、そういう人ってどういう人かなと考えていくといいのです。

例えば、会社でセミナーをやっていて、それを商品化したいとかこれなかった人に配りたいとかそういうニーズがあったとします。

そういう場合は一度に何枚も必要となるので、そういう人に代行サービスを売る。この場合、1枚3000円でフルフィルメントまで考えるとかなりきついですが、一度に大量の注文が来るので金額が大きくなり、納品も一か所で済むならかなり楽です。

そういう人向けにオーサリングと動画編集のサービスを売っていくのです。

すると、チラシのヘッドラインが変わります。

「自社セミナーを撮った動画があるけど、どう活用していいか分からないと悩んでいませんか?」

などが考えられます。

チラシ内でその活用方法を伝え、それを実行する為のサービスとして自分のサービスを売るのです。


または

「会社として新しい収入源の構築に興味がありませんか?」

として、セミナーを開催するところからコンサルティングしていくことも考えられます。

例えば、当方ではこういう電子書籍を出しています。

こういう本を見せて、セミナーのやり方を学んでもらい、「どうせなら一度やったセミナーを最大限生かしましょう」と言ってDVD化して、それを使った集客方法を教える。

そうすることで全く新しい提案ができ、それをできる人が少なければ少ないほど高い値段でサービスが売れます。


このノートでお伝えしたいのは、「あなたはどう考えている人」に向けてあなたの商品・サービスを販売したいのか? ということ。

ぜひ、そこを意識してみてくださいね。

画像1

「顧客がどう考えているか分からない」ということがあります。

それは、顧客のことを知らないから起こります。

顧客について深く知りたい場合はこれらの電子書籍をお読みください。


いいなと思ったら応援しよう!