経営者として必要なのはToDoリストよりもBリスト!
こんにちは。鈴木貴之です。
経営者はやることが多いのでよく「To doリスト」を作って管理している人がいます。
まあ、それ自体は良いのです。するべき行動を忘れるより覚えて的確に行動した方がいいのですから・・・。
でも、あなたがより事業を成長させたいという経営者なのであれば、もう一つ持つべきリストがあります。
それは、「To doリスト」が「Doing(すること)」に焦点を当てているのと対照的に、「Buliding(積み重ねること)」に由来して、ここでは「Bリスト」と呼ばせていただきます。
Doingに焦点を当てている経営者が見逃していること
多くの経営者は「今やらないといけないこと」だけを見ています。
今の売上。
今の集客。
今の反応率。
今日の売上を上げることだけに一生懸命で、1ヶ月後、2ヶ月後の売上については何もしていない・・・
そういうことが多いのです。
その結果、
〇今日の売上を次の月の売上につなげるにはどうしたらいいか
〇さらにその半年先の売上につなげるにはどうしたらいいか
〇一年後の売上につなげるにはどうしたらいいか
と考えません。
人は頭の中にないことを現実化させることはできません。
だから、そういう考えがなければいつまでたっても「今」しか見られない経営者となってしまうのです。
収穫だけじゃなく、種を植えることも同時に行う
農家の方は春になると種を植え、その植えた種の分だけ秋に収穫を得られます。
もちろん自然との闘いがあるので、植えた分すべてを収穫できることはまれでしょう。
でも、植えた種以上の収穫は得られません。
植えた数がそのまま収穫する数にリンクしているでしょう。
そしてそれは、そのまま事業にも返ってきます。事業も同じだということです。
植えた種の数以上が返ってきたらそれは異常であり、本来起こるべきないものです。
だから、そういうことがあってもそれはずっとは続きません。
長い目で考えると、ずっと続くにはきちんと計算されたものでなければいけません。
そう考えると、日々「Doing」だけを考える人は種を植えずに終わります。
それにプラスして日々「Buliding」も考える人は、積み重なっていく行動をするようになります。
その結果、年を追うごとに大きな違いが生まれていくのです。
「今日は何をすべきか?」と考えるより、「今日は何を積み重ねるか?」と考えた方が将来への投資となっていくのです。
考え方ひとつで未来が変わります。
成功は「自分がどう考えるか」によって決まる
ナポレオン・ヒル氏の『思考は現実化する』という本がありますが、それはこのことを表しています。
そして、この本は著者が相当前に亡くなったにも関わらず、今でも売れ続けている本なのです。つまり、それだけ内容に普遍性があるということなのでしょう。
「何をするか」と考えることから「何を積み重ねるか」と思考をシフトすること。これは非常に稀なことであり、自分では思い浮かばないことでしょう。
だからこそ価値があるのです。
経営者が積み重ねるべきものとは?
では、経営者として積み重ねていかないといけないものとは何でしょうか?
それは、
〇顧客との関係性
〇ベンダーや事業を支えてくれている会社・人との関係性
〇知識・ノウハウ
〇専門性
〇事業の価値
などです。
どれもが「Doing」思考だけでは積み重なっていかないもの。
「Buliding」思考になってこそ、より具体的にその為の行動を考え、積み重ねていけるものです。
そして、積み重ねの中で最も大事なものを挙げろと言われれば何と答えるかというと・・・
〇事業の評判
〇ファン層・パトロン層との関係性
であると答えるでしょう。
あなたは、先に挙げた5つ、そしてここで挙げた2つの積み重ねを毎日考え、何か実践しているでしょうか?
「事業の売上の80%は20%の顧客から生まれている」
とはよく言われている言葉です。
20%に依存することは怖いことですが、一方でそれくらいサポートしてくれる顧客がいることは心強いことです。
もう一度最後に問いたいと思います。
「あなたは、今日何を積み重ねましたか?」
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