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/(ここに解答を入力) 解答ページ


はじめに

 こちらは、謎解き「/(ここに解答を入力)」の解答ページです。
冒頭に目次を置いておくので、自分が見たいところを選んでください。
最終問題のあとにあとがき(言い訳)を載せておくので、興味のある方は読んでください。
 また、今回の謎解きは、問題の答えを英単語に直して「/○○○○○」のような表記で答えなければならないことに注意。



1問目

 まず、指示通りに青三角から赤三角まで最短を通る。すると、通ったところに「いちばんながいるーとよめ(一番長いルート読め)」と書かれているので、次に一番長いルートで迷路を通る。すると、「いきどまりうえからよっつだけよめ(行き止まり上から四つだけ読め)」と出るので、迷路の行き止まりを上から四つ読むと「けしごむ」。よって答えは消しゴムとなる。

答え: 「/ERASER







2問目

 各色の矢印の法則を見抜く問題。
 上3行の例と、答えが5文字となるという情報から
青:先頭の文字を消す
黒:文字列を逆さまにする(例:みるく→くるみ)
赤:真ん中に「か」を入れる
緑:二文字目に「す」を入れる
と推測できる。よって答えは「マスカット」となる。

答え:「/MUSCAT






3問目

 左のものを言い換えると右の単語になる。
 3行目の「上司、親分」と「5 8 16 16」から、左に当てはまるものは「BOSS」だと推測すると、5が「B」、8が「O」、16が「S」であることが分かる。そこで1行目をみると、5と8は既に判明しており、骨は英語で表すと「BONE」であることと併せて考えると、10は「NE」であることが分かる。

 5が「B」、8が「O」、16が「S」、10が「NE」であるものは勿論元素記号なので(⁉)、28は「NI(Ni)」であることが分かり、答えは「ナイン(NINE)」となる。

答え:「/NINE






4問目

 部屋に書かれた単語を全てひらがなに変換してみよう。すると、隣同士になっている部屋に共通する文字が含まれており、共通する文字数が扉の数と同じであることが分かる(「りきし」と「しせき」の場合、「し」と「き」が共通しているので、部屋を繋ぐ扉の数は2つ)。また、「きっど」の部屋には窓がある。隣り合う部屋との関係も併せて考えると、これは「っ」を表していることがわかる。よって、?に入る単語は「リセット」である。

答え:「/RESET





最終問題

 この問題はこれだけでは答えを導くことができない。
 そこで、まず右下のマークに注目しよう。これは、LINEの投稿ボタンのマークなので、本アカウントの投稿をチェックしよう。すると、次のような投稿が見つかる。


 どうやら、最終問題の答えは動作復旧用コマンドと同じであることが分かる。そこで、画像に映っているマニュアルを見てみるが、

コーヒーの染みで肝心のコードが見えなくなっている。
 しかし、見える部分だけ読むと、動作復旧用コマンドのほかに、消去コマンドというものがあることが分かる。どうやらこのコマンド以降に入力された単語に関するものがトーク画面に表示されなくなってしまうらしい。

 そこで、最終問題を見ると、

「五感 丸い 住む」という単語群の下に不自然な空間があるのが分かる。察するに、ここの下にあったものが消去コマンドで消えてしまったようだ。

 また、デフォルトコマンドに書かれた「/RESET」というコマンドは4問目の解答と同じであり、4問目解答入力時に、次のように表示されていたことが確認できる。

 現時点での情報を整理しよう。
・最終問題の解答は「動作復旧用コマンド」と同じ
・最終問題の一部が、「消去コマンド」で消えてしまっている
・4問目の解答が「/RESET」であることから、消去コマンドと最終問題から消えたものはそれ以前に入力されたコマンドである

 では、「消去コマンド」はいったい何なのかを考える必要がある。そこで、投稿をもう一度注意深く読んでみよう。すると、最初の投稿にこんな記述がある。

 どうやら、この謎解きの製作者はTwitterアカウントを作っているようだ。 
 では、Twitterをのぞいてみよう。
 Twitterアカウントはトーク画面のアイコンをタップすると表示されるこの画面に書かれていた。

 そして、Twitter(現X)にはこのような投稿があった。

 この投稿から分かることは、
・消去コマンドで消えるものは1単語につき1つまで
・最終問題で消えているものは3つ

 そして、投稿された1問目の画像をよく見てみてほしい。実際にLINE上で確認できる1問目と見比べると、左上の「START」という文字が消えていることが分かる。

 では、STARTはなぜ消えてしまったのか。それは、トーク画面の冒頭を見ればすぐに分かる。

 そう、私たちはゲーム開始時に、「/START」というコマンドを入力していたのである。
 つまり、STARTという文字が消えているのであれば、それ以前に入力されたコマンドこそが消去コマンドであり、それは一つに定まる。

 /BANANA

 これが消去コマンドであった。

 以上の情報をまとめると、
・消去コマンドは「/BANANA」
・最終問題で消えたものは3つであり、「/BANANA」と「/RESET」の間にあるもののいずれか
・消去コマンドで消えるものは1単語につき1つまで
・「START」は既に1問目で消えている

となり、最終問題で消えたものは

「消しゴム」「マスカット」「ナイン」

であることが判明した。では、最終問題を解こう。

 まず、語群をすべてひらがなに直そう。すると、
「ごかん まるい すむ」となる。ここの下に「消しゴム」「マスカット」「ナイン」がある。
 消しゴムは「消し『ゴム』」、マスカットは「『マス』カット」、ナインは「無い『ん』」を表しており、上の語群から「ご、む、ま、す、ん」を消去した後に、2問目で出てきた黒矢印「文字列を逆さまにする」動作を行うことで、最終問題の答えが出る。

最終問題の答えは、いるかとなる。答えを入力するとマニュアルの全貌が見れるので、気になる方は確認してみよう。

答え:「/DOLPHIN



あとがき(言い訳)

 本謎解きは、仲間内で開催されたライブように制作されたもので、今回で第3弾となります。(第一弾はこちら⇩)

 掲載していない第二弾では「元素記号」ふんだんに使用された問題があり、それがかなりの難問で挑戦者を苦しめました。謎解き作成のセオリーとして、一般知識を超えるものはヒントを提示してあげるべきだとは思っているのですが、そのときの気持ちを思い出してもらおうと思い、本謎解きの3問目は元素記号を使ったものを作成しました。元素記号なんて覚えてないよね。受験生じゃないんだから。

 

 今回の謎解きは、まず最終問題を作成し、そこに到達するための問題を4問作成しました。 
 そのため、1問目は後のヒントとなる「START」という単語を謎解きに登場させたいために、迷路を使った簡単な問題にしました。
 また、2問目は黒矢印を最終問題に使うために作成しました。ただ、この問題はもっと法則を導くための式を増やして、難易度を下げればよかったなと思いました。
 3問目は、一昔前に流行った動画「察しの悪い雨穴」から着想を得た問題で、作ってからずっと放置されていたものを放出しました。「力士」という単語をわざわざ入れているのはそのためです(気になる人は面白いから観てね)。


 今回は、最終問題のボリュームがとても多く、解けない人が続出していました。「何かストーリーを入れ込んだ問題を作りたい」という一心で作りましたが、まさかここまで難解な問題になるとは思いませんでした。すみませんでした。

 来年も多分謎解きをやる(やらされる)と思うので、その時はよろしくお願いします。



ではまた。

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