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ポートフォリオにも説明は重要!(デザイナー転職ガイド2024)
今回は、ポートフォリオに説明を入れましょう、という話です。
![](https://assets.st-note.com/img/1738801159-khUqaLi0TAIOlgbRYrVy1wm7.png)
「それ」は書かないともったいない!
当社で転職面談をする場合、ポートフォリオの各作品を口頭で解説してもらいながら、これまでのキャリアをヒアリング・把握しています。
そうすると、たいていの場合は「え、それは書かないともったいないですよ!」という情報が出てきます。
例えば、食品の写真があるPOPについて、ポートフォリオには何の説明もないのですが話を聞いたら「うちの会社は小さいので、撮影のディレクション、小物をどう飾るかのスタイリングまでやっていました。簡単なものなら一眼レフを持っているので自分で撮影して、おいしそうに加工することもしていました」なんてことを口頭で説明されることもあります。
これらはもちろん書かないと伝わりません。撮影はプロのカメラマンほどではないので、と考えてあえて書かない場合もありますが、同じように小規模の企業を受ける場合や、大企業でもその部署が小さい場合、ちょっとしたものを自分で撮影できる人は重宝される可能性があります。
ポートフォリオには「やってきたことは網羅しましょう」とお伝えしています。
「説明」と「文章」は違う
このように伝えると「私は文章をあまり入れたくないんです。全体のデザインが野暮ったくなるので」という方もいます。
もちろん、野暮ったくならないようには注意する必要がありますが、ここで勘違いしてほしくないのは、「文章」と「説明」は違う、ということです。
文章を入れずに説明を入れることは可能です。
例えば矢印を1つ入れるだけで伝わることもあります。背面の写真を掲載するだけで伝わることもあります。手描きのアイデアスケッチを無数に掲載することで、「これだけいろいろな案を検討したうえで、これに決めたんだな」と伝わります。アイデアスケッチを白黒反転して、背景に薄く掲載することで、スペースを取らずに同じようにアピールすることもできます。
また、文章まで行かなくても、数文字入れるだけならパッとみて理解できますし、野暮ったく見えることを避けることができます。
例えば先ほどの例では、上記の文章を書いたら長文で読んでくれないかもしれませんが、
担当:撮影ディレクション、小物のスタイリング、撮影(一部)、写真編集加工(一部)
などと書いておけば伝わります。これなら長文だと思われることはありません。
長めの説明には見出しを入れる
作品によっては、どうしても長文になってしまう者もあるかと思います。例えばプロダクトで、その商品をデザインする前にリサーチをして、ペルソナを決定して、などの前段階を丁寧に踏んでいる場合は、どうしても説明を文章で書かないと良さが伝わらないでしょう。
そうしたときに、数行で見出しをつけると読みやすくなります。このブログでも、見出しが入っています。忙しい面接官は、見出しだけ流し読みして、あとは画像を見ただけで、なんとなくここにはこういうことが書いてあるんだろうな、と判断してくれます。
例えば、このブログで見出しが無かったとして、最初から読もうとしたとします。
多少の空白の行がありますが、長文で読む気が起きなくなってしまうのではないでしょうか。
また、見出しは以下のサイトで画像付きでとても分かりやすく説明しています。ぜひ見てみてください。
なお、文章は画像とセットにすると読んでくれやすくなります。よくあるのは、左上に10行ぐらいダラダラと続けてしまうこと。これを、いくつかの画像に2行ぐらいずつ散らしてあげるだけで、とても見やすいポートフォリオになります。
今回も、少し気を付けるだけでとてもよくなりますので、ぜひ一度以下を読んで自分の資料を見直してください。
以上です。当社では転職希望の方に無料でポートフォリオ、職務経歴書と履歴書のアドバイスをしておりますので、ぜひお気軽にご登録ください。
※申し訳ありませんが、学生の方、未経験の方は当社の対象外となります。
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