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【WS】電源宝グリザイア

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
仕事のピークと猛暑でグロッキーな7月末です。

今月発売されたのは

・トライアルデッキ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
・ブースターパック るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
・トライアルデッキ 映画クレヨンしんちゃん
・ブースターパック 映画クレヨンしんちゃん

ということで、新規タイトルと追加タイトルが1つずつです。

7月13日から適用される「カードの使用制限に関するルール」も発表されました。

制限追加についてはBCFなどで使用率が高かったデッキを中心に規制を入れた形。

青ブタは実質純ストック増加の禁止化で、ヒールプランに回すリソース確保が難しくなった上、最大値リーサル発砲の安定度が下がりました。

シャニマスは発売時期的に規制はないと思っておりましたが、大会運営時に時間切れの多発防止を主目的としてか、ソウル減イベントと超ヒールの選抜。

プロセカは安定度の高いリソース確保と強力なフィニッシャー両方はダメという選抜となり、いずれかのバリューが下がることに。

アリスギアはフィニッシャーの補助役、序盤のリソース役、コンセプトカードの3種選抜となり、安定度とリーサル力が削られる形に。

ホロライブは8スタンバイで使用されるフィニッシャー、防御札、フィニッシャー補助、リソース確保兼山削り兼盤面補助のカードを4種選抜されることになり、8スタンバイ全体の出力を落とすような形。

制限緩和についてはあまり影響はなさそうです。
個人的にはかぐや様が2弾のプール含めた状態でフルパワーになったのが嬉しいところ。

閑話休題。
筆者はというと、今月も引き続きグリザイアを色々試しておりました。
まだまだ粗がある状態ですが、来月はヘブバンの調整をしてそうなので、とりあえず記事にしてみようと思います。

※互換名や俗語が出てくることがあるので、それらがわかる人だと読みやすい内容です。


前書き

プールの振り返りは前回の記事を参照。
環境が切り替わる直前というのもあって一旦は既存の型をバージョンアップして遊んでいましたが、案の定対スタンバイがスーパーしんどいので、せっかくもらえたのだからと盤面に触れるカードを活かした構築を目指すことに。

構築検討

除去ギミックCXコンボ

「大人になるということ トーカ」「ニンジャ・マスター ムラサキ」はCXコンボで除去効果を持っているので、いずれかを主軸としたデッキにしたいところです。

8トレジャー

まずはデザイナーズからということで8トレジャー。
「スターゲイザー グミ&トーカ」のCXコンボと8トレジャーという特性を活かしたアグロ戦術にヒールメタの上から早出しで除去まであるので、調子が良い時は最強なのですが、「スターゲイザー グミ&トーカ」の他盤面3枚+手札6枚以下条件が想像以上に辛い上、発動しても2枚までしか捲れないので1枚目CXでしぶしぶ2枚目を捲ってCXだった時の落ち度が半端じゃありません。
手に入るリソースの質もあまり高くないので、好不調の波が凄い。
複数回トレジャートリガーして手札6枚以下条件を満たせないなんてこともままあるので、「スターゲイザー グミ&トーカ」を使用するなら8トレジャーではなくトレジャーチョイスの方が精神衛生的に良いと思いました。
つまり「大人になるということ トーカ」の相方としてはイマイチということです。

8スタンバイ

お次のデザイナーズは8スタンバイ。
「アサルト・ニンジャ ユーキ」のCXコンボがリバース要求の割にはパワーが低く若干使いづらさがあるものの他キャラにも付与でき、2ルックが相当に強いので総合的にはかなりアリ。
「ニンジャ・マスター ムラサキ」も無料入れ替わりが見た目以上に強く、複数面きっちりパワーを出してくる相手以外には強く立ち回れます。
問題点としては、8スタンバイなのでCXを握るのが大変で「ニンジャ・マスター ムラサキ」のCXコンボを使いづらい。
パワーラインもそこまで高くなく、非CXコンボ持ちの詰めがかなり貧弱でヒールもそこまで積めるわけではないので、リソースを枯らして勝ち切るのが難しい印象でした。(筆者が8スタンバイの練度足りない問題もある)
可能性は感じつつも、求めていた方向性ではないと感じたので一旦断念。

カムバックトレジャー

「大人になるということ トーカ」の相方に「愛されメイド 幸」を選択した形。8トレジャーに比べて動かしやすいものの、「さっちんクッキング」の性質上「大人になること トーカ」や上位応援、助太刀を集めるのが難しく、早出しした「大人になるということ トーカ」を守りきれずに相手のLv3への殴り返しが難しくなるなんてことになってしまう。

スタンバイトレジャー

「大人になるということ トーカ」の相方に「アサルト・ニンジャ ユーキ」を選択した形。カムバックトレジャーの懸念点だった高レベルカード集めがスタンバイと「アサルト・ニンジャ ユーキ」のCXコンボでカバー可能。
懸念点としてはドラも少ないので序盤のソウルが細くなりがちなところですが、序盤に手に入ってしまったトレジャーを貼ったりすることである程度はカバーできるのでこの形で調整を進めることに。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/410QK

採用カード説明

レベル0:16枚

少女達の日常 レナ:2枚

CIPで手札のキャラ1クロックをコストに相手キャラの枚数まで自分の山上を見て、1枚までを手札に加えて残りを控え室に置く自動効果と、リバース時にバトル相手のレベルが0ならストック相殺にできる自動効果を持っています。
CXやイベントを探しにいくためのカード。
レベル0ストック相殺持ちなので序盤のアタッカーとしても悪くないので多めに入れたかったのですが、色が合わないということもあり2枚の採用。

魔眼使い グミ:2枚

CIPで手札1枚をコストに自分の山上を公開し、そのカードのレベル以下のキャラを回収し、さらに公開されたカードがレベル3以上ならストックにする自動効果を持っています。
所謂ドキテマ互換の効果にオマケのストックブーストがついたカードです。
ストック消費なしで手札を整えられるカードとして2枚の採用。

普通?の転入生 幸:2枚

他の自キャラがリバースした時に自キャラ1枚にパワーを+1000する自動効果と、後列にいる自身をコストとして、アタックフェイズ中にリバースしているキャラが控え室に置かれた時、そのキャラをレスト状態でリアニメイトできる自動効果を持っています。
「大人になるということ トーカ」「アサルト・ニンジャ ユーキ」の場持ちを良くするため2枚採用。

真相の行方 野上:1枚

CIP/PIGで相手のキャラ1枚に次のターン終わりまで移動できないデバフを与える自動効果を持っています。
対スタンバイへの嫌がらせ要員。
後列で待機しているキャラ2枚を止められるので、相手のプランを大きく狂わせることもあります。
ピンポイント運用なので1枚採用。

訓練の後は クリス&レナ&ムラサキ:4枚

自身のリバース時にバトル相手のレベルが0以下なら相手の山下送りにする自動効果と、同タイミングで1ストックと山上から1クロックをコストに、4ルックしてレベル1以上のカードを手札に加える自動効果を持っています。
序盤に「遠い日の約束」を1枚は手札に持っておきたいため、4ルックとはいえ探しに行ける点を評価して4枚採用。

“美浜学園” レナ:1枚

CIPとPIGで1ストックと手札1枚をコストにキャラを回収する自動効果を持っています。
シンプルな回収ですが、「魔眼使い グミ」と違い確定で任意のキャラへアクセスするために1枚採用。

幼げな容姿 千鶴:2枚

CIPで自分の山上2枚を操作する自動能力と、1ストックと手札のCX1枚をコストにCXを回収する自動効果を持っています。
他にも2種CX入れ替えがいますが、やはり2ルックが強力ということでこちらを採用。
トレジャーをスタンバイに入れ替えることも多いので、少し多めの2枚採用。

“美浜学園” ムラサキ:2枚

CIPとアタック時に自キャラ1枚のパワーを+1500する自動効果を持っています。
「アサルト・ニンジャ ユーキ」のCXコンボがリバース要求のため、1面は必ず踏めるよう、パワー補助は必須。
レベル0帯及び、レベル1帯のパワー補助として2枚採用。

レベル1:11枚

マークスマン トーカ:2枚

CIPでレベル置場のキャラと控え室のキャラを入れ替えられる自動効果と、同タイミングで思い出に「遠い日の約束」があるなら、手札1枚をコストに4ルックしてレベル1以上のカードを1枚手札に加えられる自動効果を持っています。
経験と山札削りの補助役です。
2枚目の「遠い日の約束」を探しにいける点も評価して2枚の採用。

“美浜学園” 仙石一縷:1枚

1ストックと手札の自身をコストに2000助太刀を行う起動効果と、助太刀使用時に自分の山上を公開し、キャラなら手札に加えて手札を1枚控え室に置く自動効果を持っています。
「アサルト・ニンジャ ユーキ」を維持したい場面で使用できるようにレベル1の助太刀を1枚採用。

アサルト・ニンジャ ユーキ:4枚

他の自キャラが2枚以上なら自身のパワーを+1000する永続効果と、アタック時にCXコンボで自分の山上2枚を見て、2枚まで好きな順番で山上に戻し、自キャラ1枚に「バトル相手をリバースさせた時にキャラを1枚回収できる」能力を与える自動効果を持っています。
トリガー操作が非常に強力で、1アタック目のCXトリガーケアをしたり、逆にCXをトリガーしにいくために山を進めることもできるので状況に合わせた対応が可能です。
回収効果はリバース要求ですが、他キャラに付与もできるので後半でも狙えます。
自身のパワーが高くないのがネックではありますが、そこは他のカードである程度カバーしましょう。
レベル1のメインアタッカーとして4枚採用。

遠い日の約束:4枚

舞台に自キャラがいればプレイでき、1ストックでキャラをサーチしつつ、自身を思い出にするイベント。
オマケで自分のアンコールステップの始めに「大人になるということ トーカ」がいるなら、思い出置場の「遠い日の約束」を4枚控え室に送ると相手に山上1クロックを与える効果がついていますが、条件がかなり厳しいので発動することはほぼないでしょう。
キャラサーチしつつ、「大人になるということ トーカ」の早出し条件を満たせるので、ゲーム中2枚は思い出にしておきたいところ。
序盤に引き込みたいので4枚採用です。

レベル2:7枚

最後のご奉公 幸:2枚

他の自キャラの枚数×1000自身のパワーを上げる永続効果と、手札のキャラ1枚をコストにアンコールできる自動効果を持っています。
レベル1の時にスタンバイで出す候補その1。
コスパよく次のターン以降アタッカーとして運用でき、戦線維持がし易いカードとして2枚採用。

“ヤブイヌ小隊” J少尉:2枚

1500応援の永続効果と、1ストックと自身レストをコストに《ヤブイヌ小隊》のキャラ1枚にに返しのターンまで「フロントアタックされた時手札に戻してよい」という自動効果を付与できます。
レベル1の時にスタンバイで出す候補その2。
後半の効果はほぼ使うことはないので無視でいいのですが、1500応援が嬉しく、序盤はパワーの低い「アサルト・ニンジャ ユーキ」を補助しつつ、後半も「大人になるということ トーカ」を維持しやすくなります。
コストも1なので、レベル2以降に手札から出しやすいのも良いところ。
あまり複数枚あっても困るので2枚の採用。

追憶の桜 一姫:1枚

1ストックと手札の自身をコストに2000助太刀を行う起動効果と、助太刀使用時に1ストックをコストに自身を回収できる自動効果を持っています。
レベル2助太刀は他にも色々ありますが、後半展開した「大人になるということ トーカ」を複数面守りたいためこちらを1枚採用。

振り向けば幸がいる or SORD:2枚

4コストカウンターで相手のキャラ1枚をレストできるイベント。
スタンバイを上手く活かせればストックも貯まりやすく、盤面除去と高パワーで高レベルキャラを舞台に残しやすいので使用するシチュエーションも用意しやすいので採用しない手はないですね。
防御札として2枚採用。

レベル3:8枚

黎明の蝶 有坂:2枚

自キャラが4枚以上なら早出し可能になる永続効果と、CIPで自クロックのキャラ1枚を山下送りにするか、自キャラ全てにパワーを+2500して「アタック時に自分の山上を見て、上か下に置く」能力を与える自動効果を持っています。
早出しヒールとしての側面が強いですが、もう1つのパンプ効果も全体に+2500と補正値が大きいので使うこともしばしば。
多めに積みたいところもありますが枠の都合で2枚採用。

大人になるということ トーカ:4枚

思い出に「遠い日の約束」が2枚以上あれば早出し可能になる永続効果と、アタック時にCXコンボで相手のキャラを1枚控え室送りにして自身のパワーを+3000するか、1ストックをコストに2点or4点を相手に与える自動効果を持っています。
手札から早出しもしますが、当然レベル2以降はスタンバイでも出します。
除去しつつCX込みでパワーが14500になり、1500応援がいれば16000なので、行きは大体踏めます。
このカードを維持しつつ、相手の後列リソースも削っていくのが理想です。
詰めとしても2点と4点を柔軟に選べるので悪くありません。
コンセプトカードとして4枚採用。

振袖姿 天音:1枚

CIPで1枚キャラ回収ができる自動効果と、アタック時に2ストックと手札1枚をコストに相手の山下4枚を控え室送りにし、それらのCXの枚数に応じたバーンを相手に与える自動効果を持っています。
前ターンに「大人になるということ トーカ」を踏まれても返しで回収しつつ自身もある程度詰めに貢献できる点を評価して1枚採用。

伝習員 ハルト:1枚

CIPで1ストックをコストに、相手のストックを控え室に置き、同じ枚数を山上からストックにする自動効果と、他の自キャラがフロントアタックされた時、1ストックと自身をコストにそのキャラをバウンスする自動効果を持っています。
所謂光景互換と中学生互換の効果を持つカード。
相手の圧縮を崩しに行けるカードとして1枚採用。

クライマックス:8枚

ツープラトン式・変則クリードマンスタイル:4枚

トレジャーアイコン。
「大人になるということ トーカ」のCXコンボで使用するため4枚採用。

大浴場の女子会:4枚

スタンバイアイコン。
「アサルト・ニンジャ ユーキ」のCXコンボで使用するため4枚採用。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は赤と緑発生後に青が基本。
経験4以上が必要なため、赤のレベル1以上のカードと、緑のレベル3カードを置くこと。

マリガン
レベル0と「アサルト・ニンジャ ユーキ」「大浴場の女子会」「遠い日の約束」はキープ。

レベル0

「訓練の後は クリス&レナ&ムラサキ」「少女達の日常 レナ」「“美浜学園” ムラサキ」をメインにアタックしていきます。
序盤のソウルが細いので、「訓練の後は クリス&レナ&ムラサキ」が多めに引けたら複数回効果を使うのも検討しつつ多めにアタックできると嬉しいです。
「ツープラトン式・変則クリードマンスタイル」が余ってたら貼って3パンもあり。

レベル1

「遠い日の約束」で「アサルト・ニンジャ ユーキ」や「マークスマン トーカ」をサーチしつつ、「アサルト・ニンジャ ユーキ」のCXコンボを狙っていきます。
後列にどちらのレベル2を配置するかは状況次第ではありますが、即時でパワーパンプが必要でないなら「最後のご奉公 幸」を優先したいところ。

レベル2

「遠い日の約束」が2枚以上思い出にあるなら、「大人になるということ トーカ」を早出ししてCXコンボで除去を狙っていきます。
※ない場合は「黎明の蝶 有坂」と「最後のご奉公 幸」で上手く立ち回りましょう。
「追憶の桜 一姫」まで構えられればそこそこ硬い上、「普通?の転入生 幸」で復帰させることもできるのである程度維持しやすいはずです。

レベル3

「大人になるということ トーカ」のCXコンボ3面バーンでリーサルを狙います。場合によっては「伝習員 ハルト」で圧縮を崩しに行ったり、「SORD」や「振り向けば幸がいる」で耐えるプランをとったりします。

終わりに

というわけで、スタンバイトレジャーのグリザイアデッキ紹介でした。

まだ自分の中でまとまりきっていないので要調整といった感じですが、他デッキとは結構違った動きになるので中々楽しいです。

来月はヘブンバーンズレッドのデッキを記事にしていると思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。

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