20240914 「ははぁ」が足りてない
俺の生活に「ははぁ」が足りてない。ははぁというのは、膝まづいて己の驕りを取り除くこと。簡単に言ってしまえば謙虚さ。俺は前に進むために凝り固まる癖がある。風を受けないために、自分を鎧のように武装してしまう。
謙虚さを失うと、世界を断定する癖がある。よく調べもしないくせに、人を、物を、世界を知った気になる。これが俺の癖。風通しの悪くなった脳内からでてくる言葉は、どこか冷めた目線で、「私はつまらない人間です」と言ってるように聞こえる。
昔はよく神社に行っていた。最近は「ははぁ」の気持ちになれていないから、行けてない。神社にももう飽きたとか言ってるし、こりゃだめだ。
俺は、2番手なのかもと思う時がある。もしくは、脇役なのかも、と。人生の主役っていうのがなんなのか、そもそも答えはでてないんだけど、俺は俺の上に何か存在がいたほうが暴走せずに済むような気がしてる。それが仮に神でも、仏でもいい。
謙虚というのは、「俺はだめな人間だ」と卑下するのとは違う。「まだまだ、まだまだです」と自分を奮い立てる力になる。
わかったからなんだってんだって感じだけど、いまの俺には神社が必要だ。1人で行ける「ははぁ」の時間。誰が見ていなくても、祈れる時間。そこにこそ俺の本当の謙虚がある。
よろしければサポートお願いいたします。明日の食費になります。