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【#007 前編】ブランドと店を繋ぐ100回目のどこでもドア/実行委員会が成功の鍵
今回は5月で100回目のアパレル合同展Doors(ドアーズ)を主催されております(株)あるっくじゃぱんの増本利宏社長にお話を伺っております。
今回は前編。(前編・後編の2部構成、後編はこちらから)
〈ピックアップ音声インタビュー〉
― (株)あるっくじゃぱん代表取締役 増本利宏さん ―
(細川)今回は、5月に東京でアパレル合同展『Doors100』を主催されております、株式会社あるっくじゃぱん代表取締役の増本利宏さんにお話を伺います。よろしくお願いいたします。
(増本)よろしくお願いいたします。
(細川)まず、基本的な質問からで恐縮ですが、御社の創業はいつになられますか?
(増本)会社設立は平成19年11月ですので、16年目ですね。
(細川)そうですか。
(増本)実は、その1年前に創業して、合同展はその時から始めていましたので、合同展だけは会社設立より1年早くスタートしたという感じです。
(細川)なるほどですね!?その創業当時の会社の事業内容はどういったものだったんでしょうか?
(増本)小さなアパレル合同展の運営をしながら、本業は会員になられたアパレルメーカーと専門店を結ぶ、いわゆるアパレル的マッチング業ですね。(笑)
(細川)なるほど、それが本業だったんですね!
(増本)はい。今でもアパレルメーカーと専門店の情報マッチングが主業務となっています。
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(細川)そうなんですか。私は合同展が主業務だと勘違いしておりました。(汗)
(増本)その会員メーカーさんが、リアルに専門店を紹介してほしい、そういった紹介の場が欲しいということで、合同展という形が始まったんです。
(細川)あ、なるほど!!そういうことだったんですか!!??今つながりました!その主業務からの流れで付随して合同展の場が生まれたと…。
(増本)そうそう、そうなんです。
(増本)合同展の始まりは、会員のアパレルメーカー4社が集まって、東京で合同で展示会をやれないか、というのがきっかけです。代官山で行いました。その時は「フォーリーフ」という名前の合同展だったんです。そこから、個々にご要望があって、合計9回東京で小さな合同展を行いました。
(細川)そうでしたか。御社も大阪ですし、会員さんも初めは大阪メーカーさん中心で、東京進出への模索をしている時だったんですね。
(増本)そうなんです。そうしているうちに、だんだんと増えてきて。もともと4社から始まった「フォーリーフ」なんですが、開催ごとに合同展の名前も付けていました。すると、それぞれの合同展に参加しているメーカーさん同士が集まる合同展に発展してきて。これは、統一した名前が必要だなと。
(細川)それで「Doors(ドアーズ)」が誕生したと!!なるほど。「Doors(ドアーズ)」のネーミングはどこからきたのでしょうか?
(増本)名前を付けるのにいろいろ悩んだんですけどね。『どこでもドア』という意味合いをこめて「Doors(ドアーズ)」にしました。
(細川)はぁ~(感心)。そんな意味が込められていたんですね!!??
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(増本)合同展には様々なメーカーさんが出展されていますので、ドアを開けたらどこにでも行けるっていう思いをこめて。いろんなドアがあるから…。
(細川)そのドア、メーカーさんにはいろんな色があると。
(増本)そうですね。
(細川)では、会社名の「あるっくじゃぱん」というネーミングはどこからきているのでしょうか?
(増本)これは…、ははは。(笑)響きからいうと、日本全国歩いて回るぞ、見て回るぞというところからきています。英語表記にすると「A・L・O・O・K・JAPAN」。「a look of=目を向ける」という意味を掛け合わせて「あるっくじゃぱん」にしました。
あと、これは公表はしていないんですが、「あ」で始まって「ん」で終わることばは響きが可愛く聞こえるんですよ!!聞いたときに耳に残るんです。それもありますね。
(細川)へぇーー!!(感心…)深い!!!音もスペリングも、意味合いもですね!?
すごくいいネーミングですね!!!
(増本)ただ、海外に向けてはひらがなが読めないから、ちゃんと伝わらないんですよね。(汗)「エイルックジャパン」って読まれちゃいます。(笑)
(細川)合同展で検索すると、展示会名や御社の名前も出てきますのでよく目にしていましたが、経緯や意味合い、音の響きにそんな思いが込められているとは思いもしませんでした!!
(細川)今まで17年間、「Doors(ドアーズ)」を手掛けて来られて、何社ほど参加なされたんでしょうか?
(増本)そうですね、今までDoors1~99までで、延べ出展社数が1,270社。
(細川)1,270社!!すごいですね!!??
(増本)来場者数は延べ20,000人は超えています。
(細川)ほぅ~~…。(感心…)今までの最高の来場者数はいつだったんですか?
(増本)出店数がピークなのは48社、来場者数が1,000人ちょっとでしたね。2018年のことです。そこから1,000人ペースを目標にみんなで頑張ろう!!と意気込んでいたのですが、そこからコロナが流行りだして…。
(細川)そうでしたか。それはこの3年間は動くに動きづらい期間を過ごされましたね。よく続けて来られたと思います。
(後編へつづく)
合同展Doors(ドアーズ)を手掛ける株式会社あるっくじゃぱんさんは、アパレルメーカーとアパレル専門店及びセレクトショップをつなぐマッチング業が本業。17年前から始められた合同展Doorsは今年の5月に100回目を迎える。ずっと進化を続ける合同展Doorsにファッション関係者のみならず、他業種も注目を集めている。
合同展Doors(株式会社あるっくじゃぱん)
Doors Site:
https://doors-ex.net/
LINE Official Account:
https://lin.ee/MKAMNkm
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