
fpからfpLへ
散々Sigma fpは手放さないと言っていたのですが、この度手放す形になりました。
ですが安心してください。
fpLを新しく購入しました。
決して嘘はついてない。と思いたい。
今回はなぜfpLに変えようと思ったか、その動機をお話していこうと思います。
それではいきましょう。
fpとfpLの違い
まず大前提fpとfpLの違いについて簡単ですがお話していきます。
大きな違いとしては、
・有効画素数
・連続撮影速度
です。
【有効画素数】
fp:2460万画素
fpL:6100万画素
【連続撮影速度】
fp:最高約18.0コマ/秒
fpL:最高約10.0コマ/秒
つまり画素数はfpLが優勢、連続撮影速度はfpが優勢という感じですね。
様々な方が仰ていることで言うと、
ムービーであれば無印、スチルであればL
という意見をよく目にします。
正直fpでも充分すぎるぐらいスチルは撮れますが更にスチルに特化したいという方はLがいいのかもしれませんね。
細かい部分ですがfpLはUSB Type-Cで給電できるのもポイントかもしれません。
fpは充電持ちが悪いためバッテリーを多数持ち歩かないと不安です。
そのためモバイルバッテリーなどがあれば給電ができるfpLは充電の安心感はありますね。
①fpの運用方法的にLの方が相性が良かった
さてそれでは変更した理由をお話ししていきましょう。
僕の今までのfp運用としては完全にスチルメイン。
ごく稀に遊びで動画も撮りますがほぼ写真機としての運用でした。
そしたらfpLの方がいいのでは?
という思いが強くなり購入するに至りました。
正直SNSベースでの運用であればfpの2460万画素でも十分です。
それではなぜより高画素のfpLにしたか。
僕の高画素のメリットとしては撮った後にクロップをしても画質の劣化が少ないことだと思っています。
撮影時に構図は意識すればいい話なのですがいざレタッチした時に「この画角の方がより美しい」と思うことがあります。
その時に6100万画素あるfpLであれば問題なくクロップできる。
これは高画素機のメリットですね。
またfpにもfpLにも備わっている機能として「DCクロップモード」というのが存在します。
これはフルサイズのfpにAPS-C専用のレンズをつけたときにケラれなく使えるというモードになります。
当然1.5倍のクロップがかかる。
この機能はフルサイズのレンズでも同様に使えます。
50mmのレンズを75mmのレンズとしても運用できる。
つまりレンズを一本持ち歩かなくてもよくなる。
もちろんクロップしているので画素数は落ちますが有効画素数が高いfpLであれば心配なくDCクロップモードを使えるのです。
極力荷物を軽くしたい自分からするとこれはかなり魅力的な点でした。
②LUMIX S5Ⅱxとの差別化
これはかなりマインド面にはなります。
自分はS5Ⅱxを所持しておりそちらもLマウントなので同じレンズが使えます。
僕の今までの運用は、
S5Ⅱx:ムービ+ちょいスチル
fp:スチル
です。
ですがS5Ⅱxの有効画素数は2420万画素。
これは上記にもあるようにfpとほぼほぼ変わりません。
僕の頭の中でfpは写真を撮るもの、S5Ⅱxはムービーを撮るものとはっきりと区分けしたかったのです。
そのためより高画素のfpLにした方が整理されるためfpLに変更しようと考えました。
理由は上記の二点が大きなものになります。
画素数のことばっかじゃねぇか。ええそうですとも!!
だってfpとfpLの違いって大きくはそこなんだもん。
もちろんスペック上ではわからないfpとfpLの違いはあるかもしれません。
それは今後撮影する中で出てきたらまた記事にしようと思います。
さいごに
最後にこれだけは言わせてください。
fp無印でも十分すぎる。とっても素敵なカメラです。
僕のようによりスチルをメインに運用したいという方にはfpLの方がいいかもしれませんが、正直無印でも十分だと思います。
2、3年fpとともに様々な写真を撮りましたが本当にいいカメラなのでぜひ手に取ってみてください。
ちなみにもう一点。
fpは当時14万円円ほどで購入しました。
そして今回買取に出して12万円になりました。
なんと差額2万円!ほぼタダ
あくまでも現在の価格なので数年すれば変わるかもしれません。
ですがたった2万円で様々な経験をすることができました。
もしfpの購入を悩んでいる方の背中を少しでも押せたら幸いです。
またfpLの記事はどんどん出していこうと思うのでお楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
それでは。