ムーブメントスキルを高める これなら伝わる、動きづくりのトレーニング
1 ムーブメントスキルとは
スキルピラミッド(下→上:身体スキル→ムーブメントスキル→競技スキル→戦術・戦略)
2 スポーツとニュートン力学
剛体は力が加わっても任意の2点間の距離不変。
外力のベクトルが重心を通るときのみ回転運動は起きない。それ以外では並進運動に加えて回転運動が起こる。
3 スポーツと力
4 身体の構造強度
ムーブメントスキルを考える上で大切な3つの概念。
structural stiffness(構造強度)S
correct vector(適切な力)V
ground reaction force(地面反力)G
骨、靭帯、筋、腱などにはそれぞれ限界強度と、その力の方向への得意不得意があり、力の伝え方もそこを考慮すべし。関節運動も同様。
複数のセグメントを1つのセグメントとして扱えれば、より大きな力をコントロールしうる。構造強度を高めることが大きな力発揮につながる。
外力に対する筋や腱を適応があると、それ自体の強化されるだけでなく全身の構造強度を高めるコーディネーションを獲得できる。
5 適切な力の加え方
6 地面反力
Gを高めたかったら、Fを高めるのもいいけど、SとVを向上させることもマスト
選手によって、S,V,Gどれから始めるべきかは違うから、しっかり見極めるように
7 スポーツにおける移動動作の大別(リニア、ラテラル)
軸の倒し方や力の加え方の工夫
8 走力向上のためのスピードトレーニング
スタートは前傾角度を保ちながら、左右の素早い脚の切り替え(ピッチ)と、脚伸展を強く大きなストロークで行う(ストライド)こと
9 アジリティ向上のためのトレーニング
アジリティとは、全身の爆発的方向転換能力のこと
アジリティドリルそのものが速くなるような目的にすり替わらないように注意
選手が課題を理解した上で、ドリル内の条件下で最速を出していくことが大事。
10 筋力とムーブメントスキル
筋力を向上させることは動きを向上させる手段の一つであり、筋力を向上させること自体が目的にすり替わらないように
11 ストレスとトレーニング
ストレスとは外力があるものに加わった時に生じる歪みや不均衡のことであり、身体に最適なストレス状態を作り出すことで、適応を引き起こして進化することができる。
12 身体を自由自在に扱う
選手の能力が成長するとプレー中のボトルネックとなる能力も変わる。
以下は個人的なメモであって営利目的ではないので購入しないでください。
ここから先は
¥ 10,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?