バスケコーチ体験記 #1 ミニバスコーチになる方法
2022年9月に、わたしは娘の所属するミニバスチームのコーチに就任しました。
当時のメンバーは6年生9名、5年生8名、4年生1名、3年生5名、2年生3名という構成でした。田舎のチームにしては、人数もそろった大所帯です。
スタッフもみなボランティア。仕事ももちろんあります。毎回練習に参加できるわけではありませんので、人数はある程度いた方がいい。
という事で、バスケ経験者のわたしに声をかけていただきました。
バスケコーチになる方法
ミニバスではいわゆる「保護者コーチ」が多くいらっしゃいますが、中学、高校では学校の先生がコーチをされるケースが一般的です。
ミニバスや中学など、育成年代では選手の能力と言うよりも、指導者の力量でチームの強さが決まってくると思います。
でも、経験者だからと言って誰でもコーチになれる、というわけではありません。必ず「日本バスケットボール協会」(JBA)の認定のコーチライセンスを取得する必要があります。
http://www.japanbasketball.jp/coach/outline/
ライセンスがないと、公式戦で指揮をとったり、ベンチに入ることすらできない大会もあったりします。
まずやること①JBA公式サイトでの登録
Team JBAというサイトから、メンバー登録をします。
https://team-jba.jp/
ログインID,パスワードを設定したら、住所、氏名、所属しているチームなど、JBAに登録します。顔写真も必要です。わたしはその場でスマホの自撮りしちゃいましたが(本当に適当に撮った間抜けな顔しています。。)、それが今後の登録証(試合中首からぶら下げる認証カード)にずっと残ります。こだわりたい方は、あらかじめ自分のベストショットの証明写真(データ)を準備しておくことをお勧めします。
まずやること②E級コーチのeラーニングを受講する
アカウント登録が完了したら、次にE級コーチライセンスを取得します。
TeamJBAサイト内に「講習会申込」というタブがあります。そちらから探して、E級コーチのeラーニングを受けましょう!(ちなみに、有料です!)
ちなみに、このeラーニングですが、結構難しいです。
バスケは数年に1度はルール変更があります。昔と変わっているルールもたくさんあって、最後のテスト(〇×問題)も難易度は結構高かったりします。
何度でも挑戦可能なので、とにかく早めに受講しちゃいましょう。
できればやっておくこと①E級審判ライセンスも取得しよう
コーチだけでもいいのですが、出来れば合わせて審判の資格も取得しましょう。
特にミニバスでは公式戦で「帯同審判」をかならずチームから出さないといけません。
練習試合でも、審判がいないことには試合ができません。
我がチームを指導しながら審判も!というのは、なかなか厳しいものがあります。なので、チームから最低2人は帯同審判が常に出せる状況が理想です。
県外の強豪チームでは、コーチスタッフではなく、保護者のお父さんが帯同審判をされているケースもあったりします。
審判のライセンスも、E級ならコーチ同様eラーニングの受講のみで取得可能です。
チームのためにも、我が子のためにも、ぜひとも審判資格も挑戦してください!(ちなみに、有料です!)
監督へ報告し登録
無事にE級コーチ、E級審判の資格が取得出来たら、チームの代表者の方へ報告します。
メンバーIDをお伝えして、チーム情報を更新し登録してもらえれば、晴れてチームスタッフの一員です。
保護者会の承認が必要なチームでは、その前後で保護者会にも報告しておきましょう。
基本、どこのチームもコーチや審判は担い手が少ない状況かと思います。よっぽど酷い人格の方でない限り、チームからも歓迎されることでしょう。