お疲れ様です🙇♂️
今回は僕の感じたことを本音で書きました。
賛否両論あると思います。
リスペクトはちゃんと持っています。
ただただ自分のことだけを書きましたのでよろしくお願いします。
徳島から突然姿を消して驚かれた方や、心配のメッセージを沢山頂きありがとうございます。
9月の那賀町合宿を終えたあたりで、家庭の事情や金銭面の部分で少しバスケットボールから距離を置いていました。
詳しくは言えませんが、家庭の事情もありますが簡潔に言うと
「バスケだけで生活していくことが苦しい。」
と感じてしまいました。
僕は八王子から5人制のプロキャリアをスタートさせて頂きました。
スポンサーさんの所に働きながらバスケを毎日繰り返していました。
これもバスケだけでご飯を食べていけるように頑張る為だと言い聞かせて頑張っていました。
正直朝7:30から11:30まで働いてそこから練習、ウエイト、金銭面で足りない部分はタイミーや派遣で夜勤をして体的にしんどい部分がありましたが、会社で働いている方や、他の仕事でもっとしんどい仕事を頑張っている友達に比べれば何もしんどいことはないって言い聞かせていました。
シーズンが終わり新しいチームを探す時期、運良く徳島ガンバロウズさんから練習生のオファーを頂きました。いまでも感謝でしかないと思っています。
練習生からコールアップして、バスケで生活する。
自分に言い聞かせていました。
徳島での練習は人生で1番成長させてもらった2ヶ月間でした。
デマーカスHCの指導で自分の幅が広がった気がしました。
徳島での2ヶ月間は本当に貴重な時間でした。
そして那賀町合宿を終えた時に色々なことがありました。
完結に言うとバスケだけで生活はできない。
バスケットボールをする意味があるのか。
ファンやブースター、スポンサーさんに喜んでもらう前に自分が苦しくなってるんじゃないか。
お金も稼げない、なんの為にバスケをしているのか。
お金がないと生活ができない。
正直この世の中はお金が無いと何もできない。
プロバスケットボール選手ってなに?
プロってその道で生活をしている人なんじゃないのか。
俺はプロバスケットボール選手なんかじゃない。
プロバスケットボール選手っていう肩書きのついた無職のバスケットボーラー。
人生の投資。後から帰ってくる。自分の努力次第。
頑張ればなんとかなる。他にも沢山の自分みたいな選手がいる。やるしかない。
自分に何回も何回も言い聞かせていましたが、僕はもう限界でした。
24歳。
まだまだ若いから挑戦した方がいい。
若いうちは無理してでもやったほうがいい。
チャンスがあるのにもったないなー。
色んなことを言われました。
わかってるよ、そんな事。
限界でしかなかった。
徳島から離れて、ただの無職になって。
精神も身体もボロボロでした。
バスケットボールが大好きだけどバスケットボールに苦しめられてるのかなとも感じました。
そんなある時、ワンリーズ和歌山のトライアウトの募集をSNSでみつけました。
募集要項に月15~30万。スポンサーで働かせてもらいながらバスケができる。
ここしかない。
もうこれで無理ならバスケを辞めよ。
ハローワークいって仕事探そうと思ってました。
トライアウトの日僕の全てを出しました。
思いをコートにぶつけました。
結果はトライアウト合格。
上田さんと大戸さんには感謝しかありません。
こんな僕を拾ってくれた。
仕事も紹介して頂き、毎日子供たちに囲まれながら、子供たちの成長を見届ける仕事をしています。
社会人として職を頂き、バスケも本気で取り組める。
この仕事は自分の中で天職だと思っています。
職場の方々はみんな優しくて面白くて、仕事に対する姿勢も凄くて。リスペクトしかないです。
僕が働いているところの上司のこうへいさんは何でも相談に乗ってくださり、正解はないことを教えてくれました。
正解は人それぞれあって、子供たちの成長の過程、バスケにも正解は無い。だから全力で当てはめていく。いい方向に絶対いく。
僕は決めつけで生きていました。
僕の職場の方は全力で子供たちに向き合って、毎日仕事をしています。
だからこそ僕が今働かせていただいている職場、そして拾ってくれた上田さん、大戸さんに恩返しをしないといけない。
このチームでBリーグに参入することが今の最大の恩返しだと思いました。
『やるしかない。』
森田拓磨の挑戦をこれからも応援よろしくお願いします。