かつてない農産加工品が 世界を変える!
農業の6次産業化の未来へ。
ANA-BAR第14回、15回放送をお聴きいただきありがとうございました。ビッグドリームに挑む勇者についてANA-BAR初の前編、後編のスペシャル版でお届けしました。お聴き逃しの方も、BSIDEのオフィシャルサイトにアーカイブがありますのでお楽しみくださいませ。今宵のゲストは、大分市のカフェのオーナーでグランゲート代表の岡庭真一さん。といってもカフェの話をしたのではありません。実は岡庭さんは数年前から、これまでの農産加工品の常識を破る、革新的な製法に取り組んでいます。その凄さは僕が思わず「世界を変える!」というコピーにしたほど(笑)。それがどんな内容なのかを語るとそれだけでスペースが埋まってしまいますので、詳しくはこちらにまとめてます!
広告プロモーションの原点回帰。
まさにゼロからのスタートだった夢のようなプロジェクト。当初は興味を持ってくれた方々もたくさんいましたが、すぐに利益があがるほど簡単なことではありませんし、スケジュール通りにコトが運ばないことも多く、関係者も少なくなり…。でも僕は全くこのプロジェクトから抜ける気がしませんでした。理由は2つ。一つはこのプロジェクトには夢があるから。もう一つは岡庭さんのバカが100個くらい付く情熱に惚れ込んだからです。展示会のブースにも一緒に並んで立ちました。僕たち広告屋が現場でセールスしたりすることは多くありません。商社やメーカー、農業関係者の皆さんの声や表情と向き合えたことで多くの学びがありました。経験値やスキルが上がってくると、自分たちの仕事が机上、パソコンの画面の中で完結してしまう錯覚に陥ってしまいがち。展示会では初日にブースを訪れてくれた方の反応やコメントを岡庭さんと共有しながら、翌日に対応やセールスポイントを変えるなどライブ感を大切にしました。
青森の地が教えてくれたこと。
グランゲートのプロジェクトは今、全国へ広がりつつあります。同じ夢を追いかける新しい仲間が青森県の「きむら果樹園」の木村央さん。これは運命の出会いだと、意気投合した岡庭さんと河野はついに青森の地へ向かいました。岡庭さんと飛行機の中で話しました。「カフェのオーナー、大分で広告制作会社だけをしていたら、さすがに青森の方と仕事をする可能性は低いよね」と。ねぷた祭りの博物館や大間のマグロ、恐山…。本州最北端の地を周り、九州にはない魅力や奥深さもたくさん感じることができましたが、何よりも心動かされたのは、木村さんが100年以上にわたり先代から受け継いできたりんごへの愛情とこだわりです。木村さんのお父様からも伺ったいくつかの話は、りんごを育てることについてという枠に収まらない、自然、哲学、生きること、食について、もう終なき壮大なドラマの入口に立っているような高揚感。ここから岡庭さんと木村さんと新しい旅が始まることを確信しました。人と人が出会うことは偶然のようで、必然だと思うことがあります。それがどっちなのかは大した問題ではなく、その出会いが、人生の長い付き合いになれば、こんなに素晴らしいことはない。そう強く感じています。
■BSIDEオフィシャルHP(アーカイブ)
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