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イベント参戦時に毎回挫折すること


本日、令和4年3月4日、『日本放送お笑いラジオスターライブ2022』を観るため東京に来ている。
もともとチケットは落選していたのだが、1週間ほど前に発生したリセールを運よく購入することができた。
本来当選していた方も、おそらく泣く泣く当日予定が合わなくなったのだと思うと大変申し訳ないのだが、その人分までしっかり楽しみたいと思う。

さて、話は変わるが、こうした自分の大好きなコンテンツ(今回でいうところではラジオ)のイベントに参戦する際、毎度私は小さな挫折を味わうことになる。
今回の前はcreepynutsの横浜アリーナでのライブ、その前は佐久間宣行さんのANN0イベント、さかのぼればまだまだあるのだが、すべてのイベントごとでこの挫折を繰り返してきたのだ。



まず大前提として、僕は自他ともに認める程度には友人が少ない。0ではないが、決して多くない。
そして、その友人たちは学生からの付き合いであるので、趣味をなかなか共有できてはいないのだ。

そんな僕はこうしたイベントに参戦する際、いつも淡い期待をもってしまう。
もしかしたら、共通の趣味を持つ友人を作ることができるかもしれないと。

しかしこの期待はいつも挫折に終わる。
まぁ、よくよく考えたらそれもそうだってところではある。
イベントに行って、その現場で交友関係を作ることのできる人間性をもし僕が持っていたのなら、そもそも友人が少ないなんてことはないのだから。

だから、僕はもうそんな期待をせず、分不相応な夢を見ず、身の程を弁えようと心に誓いながら、ただ気が付いたら今日も3時間も早く会場周辺に来てしまっていたりする。無意識に期待をしてしまっているのだろう、恥ずかしい。


ただ会場周辺に行って、それっぽい人を見かけ、ただ立ち去るという無駄な時間を過ごしてしまう。

そして、時間を持て余し、数駅先の秋葉原の満喫に入りこの文章を書いているのだ。


おそらく僕には、今後も趣味を共有する友人ができることはないし、ただイベント参加時には淡い期待を持つことをやめれないだろう。
すべてを理解した上で期待し、すべてを分かった上で挫折するのである。


今日は期待と挫折のノルマをすでにクリアしたので、あとはイベントを楽しむだけなのです。



あー、たのしみだなぁ。




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