第2回ビーチサッカー沖縄カップ supported by Mr.KINJO
2018年12月15日(土)、16日(日)@西原きらきらビーチで第2回ビーチサッカー沖縄カップ supported by Mr.KINJO が開催されました。
この大会はソーマプライア沖縄が主催する大会で、トップカテゴリでは優勝賞金が30万円とビーチサッカーの大会の中ではトップクラスの優勝賞金をかけた大会です。第1回より参加数も増えトップカテゴリー含め5カテゴリー計40チームが参加するビッグイベントとなりました。
さらに今年は一部の試合でライブ配信も。ライブ配信をした映像はYoutubeにアーカイブしてあります。また各試合のゴールハイライトも用意しています。
本ブログではトップカテゴリーを中心にまとめていきます。
決勝戦:ドルソーレ北九州 vs 東京レキオスBS
決勝戦はドルソーレ北九州 vs 東京レキオスBS。9月に行われた第4回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップの準決勝と同じカードで、このとき同様に激戦が期待された試合です。
試合は第1ピリオド、両チーム慎重な立ち上がりで得点が入らず進みますが7分ドルソーレ北九州がファールから得たPKを赤熊選手が決め先制をします。
第2ピリオドに入ると点が動き始めます。早々に東京レキオスBS後藤選手が角度のないところからオーバーヘッドを叩き込み同点とするも、ドルソーレ北九州の赤熊選手の技ありゴールと宮本選手のオーバーヘッドでリードを2点とします。
第3ピリオドは早々に両チーム1点ずつ加え試合は終盤に。東京レキオスBS後藤選手が立て続けに得点を重ね、ついに同点。同点弾は原口選手からの素晴らしいパスから流れるようなボレーが突き刺さり会場のボルテージもアップしていきます。そして同点のまま試合は延長へ。
延長では各チームともチャンスを迎えるも得点がないまま進みます。このまま試合終了と思われた最後の最後、ドルソーレ北九州の畑選手のシュートがディフェンスに当たりコースが変わりゴールに吸い込まれます。そこで試合終了。ドルソーレ北九州がブザービートの劇的ゴールで5-4と試合を制し、沖縄カップ初栄冠に輝きました。
その他の写真はこちらのツイート内にあるリンクより
決勝の試合ハイライトはこちらの動画で
表彰後の様子
得点ランキング
出場したすべての試合でゴールをあげたドルソーレ北九州の赤熊卓弥選手が11得点で1位となりました。写真はこちらからも。
グループステージ
今大会のトップカテゴリー参加チームは8チーム、4チームずつのグループリーグが行われ1位のみ決勝戦に進む方式となっていました。各試合は冒頭でも触れましたがYoutubeにアーカイブしてあります。また各試合のゴールハイライトはこちらからご覧ください。
グループA
今大会を主催しているソーマプライア沖縄(沖縄)、バモスアラカーサ(千葉)、ドルソーレ北九州(福岡)、BSC明石アレイア(兵庫)の4チーム。明石アレイアは今大会では様々なチームから助っ人を入れての参加となりました。
グループAの山場は最終戦のソーマプライア沖縄 vs ドルソーレ北九州。両チームともここまで2勝をあげ、決勝進出をかけた直接対決。今年の全日本ビーチサッカー大会の九州予選で激闘を演じた両チーム。
しかし試合はドルソーレ北九州が第2ピリオドまでに3得点をあげ試合を有利に進めます。ソーマプライア沖縄も立て続けに2ゴールを決め追い上げムードが出てきたところで再度引き離され、5-3でドルソーレ北九州が勝利しています。
その他の試合
グループB
琉球エリスリナ(沖縄)、レオン福岡(福岡)、東京レキオスBS(東京)、チーム沖縄(沖縄)の4チーム。
グループBの山場も最終戦 琉球エリスリナ vs 東京レキオスBS の2勝同士の対決になりました。第2ピリオド序盤まで琉球エリスリナが2点リードを取っていたものの、中盤くらいから東京レキオスBSがペースを掴み始め、後藤選手の2得点など4分間で4得点をあげ逆転します。
琉球エリスリナも再度同点に追いつくも、すぐさま東京レキオスBSが突き放し、最終的には7-5で東京レキオスBSが勝利しました。
その他の試合
トップカテゴリ以外も簡単にご紹介します。
レディースカテゴリ、アンダーカテゴリ
レディースカテゴリでは、女子ビーチサッカー界で絶対王者ドルソーレ北九州レディースが迎え撃つ沖縄のチームを寄せ付けない強さで優勝を飾りました。決勝の様子はこちらの動画でご覧ください。
ドルソーレ北九州はトップカテゴリ、レディースカテゴリのアベック優勝を果たしています。
アンダーカテゴリの優勝は以下の通り、那覇プリテンはすべてのカテゴリで決勝進出しています。
ビーチサッカークリニック
大会が行われた12月15日(土)、16日(日)の両日ともにビーチサッカー日本代表経験のある田畑輝樹氏(ヴィアイン三重BS)と坂田淳氏(アヴェルダージ熊本BS)の2名がインストラクターでビーチサッカークリニックが開催されました。
初日にはビーチサッカー日本代表監督のラモスさんが飛び入りでインストラクターとして参加。子どもたちに熱血指導を行っていました。
オーバーヘッドPK対決
トップカテゴリでグループリーグ敗退チームが集まり、10万円をかけたオーバーヘッドPK対決が行われました。以下の動画を見てもらえればと思いますが、結構盛り上がっていました。
その他、各チームや選手より
各チームや選手のSNSや、大会の様子が分かるものをご紹介
※Instagramはキャプションが表示されないので内容はInstagram側に移動してご覧になってください
審判団のみなさんもおつかれさまでした。
大会が開催された2日間で、西原きらきらビーチに足を運んだ来場者はのべ1200名を超えたそうです。大会は快晴にめぐまれ20℃を超える暖かさ(むしろ暑い)の中、子どもたちも半袖でビーチを駆け巡り熱戦を繰り広げていました。
トップカテゴリでも12月という冬の季節の中、沖縄県外から集まってきたチームのパフォーマンスも衰えることなくエキサイティングな試合が展開され非常に楽しめた大会でした。
今年のドルソーレ北九州は参加した大会では常に上位に食い込み、昨年の低迷を払拭する活躍でした。この大会でも優勝を飾り強いドルソーレが帰ってきたことを締めくくった大会になった感じがします。
大会を運営した関係者のみなさん、ソーマプライア沖縄のみなさん、おつかれさまでした!
関連リンク
・Instagram:第2回ビーチサッカー沖縄カップの写真
・大会ゴールハイライト(ライブ配信からの映像)
・ライブ配信アーカイブ
・【JBSFリスペクト通信 Vol.3】 〜第2回ビーチサッカー沖縄カップ~「フェアプレー精神に則りビーチサッカーを楽しむ」
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