おれ的わたし的2021ベストソング 日本女性アイドル編 20曲
年々真剣にアイドル曲と向き合わなくなってはいるが、これをやらんと年が納まらぬゆえ2021年エェ曲を記録する。
昨今の流れからして女性/男性(後日投稿予定)に分けるのはいかがなものか?と考えたが、小出祐介&南波一海の「こんばんはプロジェクト」 で氏らが説明していた『日本のアイドルは女性と男性とで音楽ジャンルが違う』に激しく同意したため分けることにした。
2021年ベスト(アイドル/楽曲)
■『Peel the Apple/勇敢JUMP!』
■『戦慄かなの/Fire Paan』
■『AKB48/根も葉もRumor』
■『NiziU/Chopstick』
■『超音波/透明らびゅ~』
◼️『つばきファクトリー/恋のUFOキャッチャー』
■『タイトル未定/夏のオレンジ』
■『サンダルテレフォン/SYSTEMATIC』
■『Gran☆Ciel/Do you love me?』
■『高城れに/Voyage!』
■『東京フーディーズ/わたしはペペロンチーノ』
■『DIALOGUE+/アイガッテ♡ランテ』
■『東京女子流/ガールズトーク』
■『リルネード/夏のレコードがまわりだす』
■『謎ファイルとやま観光/GOGO!!カンフーダンス (謎ファイルもゴーゴゴー!!)』
■『あっとせぶんてぃーん/あっせぶんぶん!』
■『JamsCollection/サマサマサマーはアゲアゲで!!』
■『ハロプロ研修生/アニマルランド』
■『さとりモンスター/春夏秋冬狂想曲』
■『ゆっきゅん/DIVA ME』
『Peel the Apple/勇敢JUMP!』
作詞・作曲:星部ショウ
編曲:武藤星児
疲れきって家路に着き、無音の寂しさにつけたTVからこの曲が流れたら一気に心を持っていかれる、そんなアイドルソングとして鏡のような一曲。初期スパガと比類するアッパー感がある。応援歌に合わせてだろう、応援団の襷風になっている衣装のリボンも愛らしい。
『戦慄かなの/Fire Paan』
作詞・作曲:ケンモチヒデフミ
韓国アイドルにチョン・ソヨンがいるならば、日本アイドルには戦慄かなのがいると思ったキュートかつリアルタイムな音。プラスティックなビジュアルとコケティッシュな声が唯一無二だ。ZOC在籍時はスルーしていたが、ソロでの完璧な自己プロデ ュース力にやられた。DIYでここまで作り込めるものなのか。妹頓知気さきなとのユニットfemme fataleも素晴らしいので今後の動向が非常に気になるアーティスト。
『AKB48/根も葉もRumor』
作詞:秋元康
作曲:浦島健太、H.Shing
編曲:今井大介、大野裕一
『NiziU/Chopstick』
作詞:J.Y. Park "The Asiansoul"、Yuka Matsumoto
作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"
編曲:J.Y. Park "The Asiansoul" 、Lee Hae Sol
『超音波/透明らびゅ~』
作詞:KTRS
作曲:山下順也
スパイラルを細かくチェックしなくなって久しいが、2021年これだけは光に誘われる蛾のように購入。このグループのような子供らしい感情のないボ ーカルスタイルは、令和時代のアイドルシーンではなかなか出会えなくなってしまった。
『つばきファクトリー/恋のUFOキャッチャー』
作詞・作曲・編曲:ジンツチハシ
ストーリー性高い歌詞も良い。
MAUVE本当にエェ曲ばかりだった・・・
『Gran☆Ciel/Do you love me?』
作詞:藤島美音子
作曲・編曲:平田博信
改めて聴くとイントロはソフト・ロック味がある。結局生は今の所未見。
『タイトル未定/夏のオレンジ』
作詞・作曲・編曲:Keigo Nozaka
『高城れに/Voyage!』
作詞:eNu
作曲・編曲:馬渕直純
彼女のソロ曲を聴いたのはこの曲が初めて。とにかく声というか発声がアイドル然として素晴らしい。
『サンダルテレフォン/SYSTEMATIC』
作詞・作曲・編曲:Kenichi Chiba
『東京フーディーズ/わたしはペペロンチーノ』
作詞:日向カンナ
作曲:田村信二
元CoCoの宮前真樹がプロデュースを 行っているアイドル。飲食応援ヘルシーアイドルらしい。某フードイベントで偶然出会い、食べ物ばかりをテーマにした楽曲、わざとだろうチープなサウンドはノベルティ感満載でかなり気にいった。なんと2021年11月にアルバムが発売になったので即購入。ブックレットは90年代初期アイドルを想起させるフォトがあり、宮前プロデューサーのこだわりが心憎い。
『DIALOGUE+/アイガッテ♡ランテ』
作詞:田淵智也
作曲・編曲:田中秀和
声優アーティストユニットということだが、TOKYO IDOL FESTIVAL2021に出演したので私の中ではアイドル枠である。1stアルバム「DIALOGUE+1 」は盛りは一切ナシの名盤で、ポニーキャニオン声優モノ恐るべしと唸ったのだった。色々と迷ったが、イチオシはマエストロ田中秀和(MONACAを退社)のこちら。
余談だが2021年12月に配信リリースした「はっちゃけダイアローグ+クリスマス!」も素晴らしい電波ソング。一昔前ならでんぱ組.incが演っていただ ろう曲だな・・・となぜか切なくなってしまうのだった。
余談その2、田中秀和の2021年もう一つの良い仕事はスターダストの声優グループサンドリオン「LINE LOOP」の編曲である。
『東京女子流/ガールズトーク』
作詞・作曲・編曲:野村帽子
シングル「ストロベリーフロート」のC/W。前記曲も捨てがたいが、個人的にはクールなナイトクルージン曲のこちらが好み。
19分20秒~
『リルネード/夏のレコードがまわりだす』
作詞:MICO
作曲・編曲:浅野尚志
イントロだけで勝ってるな~と思った楽曲。
『謎ファイルとやま観光/GOGO!!カンフーダンス (謎ファイルもゴーゴゴー!!)』
作詞:ほうのきかずなり
作曲:ほうのきかずなり、はましたまさし、上野勇介
惜しまれながら2021年12月に解散した富山県のロコドル。楽曲を<禁断の多数決>ほうのきかずなり(富山県出身とのこと)がでプロデュースしている。キャリア包括アルバム『アンソロジー1』は2021年よく聴いたアイドルアルバムの一つ。少女の無機質な声と不浮遊するサウンドがかなりドラッギーだ。全曲推しではあるが、ダンス の愛らしさから<禁断の多数決>のカバー曲を紹介。
『あっとせぶんてぃーん/あっせぶんぶん!』
作詞:津波幸平、大塚利惠
作曲・編曲:津波幸平
2021年よく聴いたアイドルアルバムのもう一つはあっとせぶんてぃーん2ndアルバム『risk』。なかでも攻撃的に攻める今曲が最愛。音源は2020年2月発売シングルのC/Wだが、当方が初聴したのは2021年であったためピックアップ。後半のファンキーな展開がたまらない。ライブで見たい1曲のためライブバージョンの動画を貼る。
『JamsCollection/サマサマサマーはアゲアゲで!!』
作詞・作曲:ヒゲドライバー
先の展開が読みとは外れる構成が凝った職人曲。後半のコールアンドレスポンスからのサビ、そしてイントロに戻って終わるところがイカす。「ヤなことは10月ぐらいに投げて サマーはサマーはサマーはアゲてこ!」など、全体的に漂う能天気な歌詞がいたく気に入ったのでピックアップ。
『ハロプロ研修生/アニマルランド』
作詞・作曲:Shusui、Ryo Ito、kimny
編曲:宮永治郎
ハロープロジェクト研修生のオリジナル楽曲。ロックミュージカル味がある。おっさんおばさんにしか受けんだろう曲を10代の少女たちが溌溂と演っているのがかなりシュールでお気に入りだ。
『さとりモンスター/春夏秋冬狂想曲』
作詞:三島想平
作曲:三島想平・小林樹音(JitteryJackal)
『ゆっきゅん/DIVA ME』
作詞:ゆっきゅん
作曲・編曲:幕須介人
女性アイドル現場での仕事を行っているという雑な理由で申し訳ないが、2021年”アイドルソング”として外せない1曲のためピックアップ。
男性アイドル編に続く。
2/28追記
「おれ的わたし的ベスト」というのはwhistleman氏がずっと続けておられるエェ音楽ベスト企画である。以前は投稿型の企画であったが休止中。私も末端で参加させていただいたことがあり、現在もエアで参加しているという意味で、このタイトルを使わせてもらっている。