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アウトプットVol3|植物はなぜ香りを作るのか③
連続でお届けしてきた本のアウトプット記事。
今日が最終のお届けになります。
アロマの資格を持っている方やアロマや植物に興味がある方の少しでもお役に立てたら嬉しです^^
では、今日のアウトプット始めましょう。
植物が子孫を残すために行っていること。
③繁殖戦略
風媒花
後代を残す生殖活動のために、花粉を飛ばして他の花に運ぶ
虫媒花
昆虫を引き寄せて花粉を他の花に運んで受粉を助けてもらう
特異的な色や香りを持つ成分を生産するという化学戦略。
黄色い花や鮮やかな果実で引き寄せる→視覚を刺激する(昼が効果的)
香りの成分を花から揮発する→嗅覚を刺激する(夜でも効果的)
視覚や嗅覚を刺激することで、昆虫などを引き寄せて、受粉を手伝ってもらい、子孫繁栄に繋げている。
揮発性の成分が動物に食べられたり、折られたりしたらどうなるの?
✔ 香りが危険を伝える信号物質を発する
✔ その信号を受け取った他の健康な植物は防衛反応を開始する
※香りを使い、他の植物に伝えるなど、植物同志でのコミュニケーションが行われている。
まとめ
植物は、風や昆虫を利用して受粉を行い、繁殖を行っている。
昆虫を引き寄せるために、鮮やかな目を引く花や実を付け、虫の好きな香りを放っている。
わたしたち人間も好きなひとを振り向かせるために、服や髪形などを相手好みにしてみたり、香水などを香りを纏ったりしますもんね 。
わかりやすく言うと、それと同じようなことなのかも?しれません 笑。
3回連続でお届けした≪植物はなぜ香りを作るのか≫のアウトプットは今日で一先ず終わり。
総括すると・・・
一生を同じ場所で過ごす植物は、自分の体内で必要な成分をつくり、自分自身の身を守っている。
また、昆虫の気を引くような香りや色を放ち、子孫を残すための手助けをしてもらっている。
* Lesson point *
アロマ講座などで、植物が芳香分子を作り出す理由を説明するときには、植物の成り立ちを話してあげると伝わりやすいと思います。
✔ 植物は”動かないことを選択”したこと。
✔ 動けないことで、危険が迫ってきても逃げ出すことが出来ないこと。
✔ そのために自分の身を自分で守る方法のひとつとして、芳香分子(香り)を作り出しているということ。
ということで、3日間連続してお届けしてきた「植物はなぜ香りを作るのか」の本のアウトプットは終了です。
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