革工房ツアー。
ども!BRUSHの長谷川です。
本日はBRUSHの商品を制作している工房をご紹介します。
マニアックすぎて需要は絶対にないだろうと思うのですが、個人的な息抜きといいますか、日記感覚でお届けしようかなと思います。
「こんなところでBRUSHのお財布が作られているんだなぁ!」とご覧頂ければ!
ででん!
最近引っ越しまして、徐々に工房が整ってまいりました。
アパートの一室を借りた6畳の小さな工房です。
私が作るのは財布などの小物専門なので、これだけのスペースがあれば十分だったりします。
結構殺風景なので緑が欲しい…。
作業机。立ち作業ができるようにかなり背の高い机になってます。
ここで裁断、糊付けなどのほぼ全ての仕立てを行います。
木の天板がいいなぁと思い、ホームセンターで購入した安いパイン集成材をワトコオイルで染めました。
正直こんないい風合いになるとは思いませんでした。笑
ハイスツールです。
めっちゃ渋くないですか…。お気に入りです。
椅子は座るだけでなく撮影用にも使えるのでこだわりの物を買いました。
しかし木の座面が硬すぎて、夕方くらいになるとお尻にアザができるのでは?というくらい痛いです。
クッションを乗せると木目が見えなくなるしなぁー!と、我慢して使ってます。
いつかケツが鍛えられて耐性ができる事を願ってます。
撮影に使うとこんな感じです。ハイスツールは背景ボカせるので撮影がしやすいです。
ミシンと革漉き機です。ミシンは大釜なので小物にはあまり適さないのですが、何でも縫えるオールマイティなやつです。
台湾製なのですが非常に精度が高いです。なんでも台湾は精密機械の製造が得意らしいです。
アパートマンションなので足には防音用の分厚いクッションとゴム板を敷いてガッツリ対策をしております。
下の階にはおばあちゃんがお一人で住んでらっしゃるのですが、とても仲良くさせて貰ってます。笑
なんでもおばあちゃんは公園で仲間とゲートボールをやったり、草むしりのお仕事をしたり。
息子さんご夫婦がよく遊びに来たりと、長谷川よりもリア充しているようです。
奥にいるこの子は革漉き機と言いまして、革を薄くスライスする機械です。
革製品はパーツごとに革の厚みを変える必要があるのですが、この機械は0.1ミリ単位で厚みを調整できます。
デジタルな物ではないので感覚で微調整するのですが、機械の癖を把握すれば思った通りの厚みに自由自在です。
ミシンもそうですが、使い慣れて体の一部のようになった感覚がとても好きです。
ビンテージ加工のラック。
机にもなるので、補助テーブルのような感じで使ってます。2段目に写ってるのは革のロールです。
ラックは撮影に収納に大活躍。
同メーカーのツールタワーです。
お気に入りの一軍ツールたち。2枚目は革に穴を空けたりするための小型のプレス機です。
道具は使い心地はもちろん、見た目も大事だなーと思ってます。
ホームセンターなどで変える1,000円くらいの道具でも少し加工を施したりすれば使用感は問題なかったりするのですが、やっぱり使っていて気持ちが上がる道具が良いなーと。
日々のモチベーションになります。
おわり。
工房からの景色です。
目の前が小さな畑になっておりまして、朝と夕方になるとおじいちゃんがお手入れにいらっしゃいます。
なんだか箱庭ゲームを見ているようでとてもほっこり楽しいです。
この景色を見ながら息抜きに黄昏たり、資材を届けに来てくれるヤマト運輸さんを監視したりしてます。笑
ご購読ありがとうございました(^^)