2019年 不動産市況予想!
やっふぉい!
そろそろお仕事が始まってくる時期ですね。
ちょっぴり体が重たいのもわかります、、僕もそうです。
でも始めれば意外と体も心も回っていくもんですよね。
頑張っていきましょう。
さて
「2019年 不動産市況!」
と銘打ちましたが、そんな大層なことじゃないです。
ざっくりと自己理解のためにも読み解いていきましょう。
■2018年の不動産マーケット
ざっくり言ってしまうと前半~中盤までプチバブル!
といっても過言ではないくらい景気が良かったですね。
逆に言ってしまうと今年後半に出てくる問題がまだ露見していない
と言う言い方もできますが、、、とにかく景気が良かった。
不動産を欲しい人というのは、どんな景気状態でも存在してますが、
それをサポートする金融機関がじゃぶじゃぶ貸してくれてました。
おかげで、いっぱん投資家だけでなく、プロ業者が販売しているものを
プロ業者がまた買うという現象も多くありました。
つまり、プロ業者から買ったとしても、まだ高値で買ってくれる一般投資家や、法人がいる・・!と見込めてたわけですね。
そりゃもうプチバブルです。
大阪・神戸などでいうと、新築マンションの表面利回りは5~6%が
平気で出回っていました。
そんなイケイケムードの中、中盤~後半は絞られて失速です。
ご存知のように、(わりと業界では有名だった)スルガ問題が露見し、
金融庁からのお達しで融資が絞られ、
某大手開発業者が地面師事件を食らうなど、盛りだくさん。
マイナス要素にフォーカスする後半でした。
前半のようなイケイケムードはなく、金融機関もお金を貸し渋り、
不動産を買いたいのに買えない人が多く出てきます。
そうすると、プロ業者の販売物件をプロ業者が買うようなことはなくなり、
一般法人さん、特に投資用物件ではなく、本業で使用するような不動産(つまり工場・倉庫・物流・資材置き場など)が市場で動くようになります。
金融機関も「ここなら融資できる!」というようなVIP法人だけに絞るようになってきました。
そうすると困るのは「投資用物件」を売ったり買ったりするプロ業者です。
肝心の売り出し中の投資用物件が、金融機関が融資しないために買い手がいなくなってしまいました。
そうすると表面利回り6~7%じゃ誰も買ってくれません。
ですので、値下げ合戦で8%台の物件が出てきました。
■2019年の動向
上記の流れに沿えば、自ずと見えますが、投資用・収益不動産の値下げ合戦になってきます。
すると投資用・収益不動産の売り買いで成り立っている業者の多くは倒れてくることでしょう。
すなわち、不動産業界に限って言うと不景気の到来になるといえます。
去年までのような収益・投資用不動産がバシバシ売れることはないでしょう。
しかし勘違いないようにしていただきたいのは、
「決して悪いことではない。」ということです。
確かに、今幅を利かせている業者さんはなくなっていく所も多くあるでしょう。
しかし、どのような景気でも不動産を求めている人はいますし、
金融機関も一定数は融資をしないと、食っていけません。
さらには、不動産価格が下がってくることを虎視眈々と狙い、
現金を溜めている業者が次は台頭してきます。
使い古された言葉かもしれませんが、「景気は必ず上がり下がりする」もので、
下がるパートがそろそろ来るということだけです。
その時はまた生きていく方法・手段が変わることは間違いないですが、
それはそれで楽しみなところでもありますね。
それでは、今年もがんばっていきましょう!