時の流れ

先日、友人から奈良への日帰り旅行の話がありました。ストレスが溜まって溜まってしかたなかったぼくは、気分転換に出かけることにしました。

奈良といえば、古都として知られる歴史ある街です。東大寺や唐招提寺など世界遺産や国宝の寺社仏閣が多く残っています。また自然豊かで風光明媚な場所です。

当日は奈良の飛鳥寺付近を散策しました。特に予定は立てずに行ったため、一緒に行った友人と「どこに行こう？」という話になりました。 地図を見ると、近くには"古墳"と"展望台"があります。

せっかくならどちらも見たい。しかし、時間の都合上、両方はいけません。 （そうだ！展望台からなら古墳も見えて一石二鳥だ。）そう思い、展望台を目指すことにしました。

のどかな田園風景は東京の大都会とは真逆の世界。 きっと夜になったら夜景ではなく、星が空を彩るのかななんて、妄想しながら散歩していました。

※奈良を訪れた時のInstagram。

展望台への階段をゆっくりとマイペースに上がっていきます。道中には、花や植物が多く見られ、自然に癒されました。

そして、展望台に到着。歩き疲れたのでとりあえずベンチで休憩です。 改めて展望台からの景色を楽しみます。

正直、眺めは想像していたものとは違いました。 もっと街並みが見渡せるかと思っていたのですが、木々が風景を遮っていました。

昔は、きっと見晴らしが良かった展望台。木々の成長で見える景色が変わったのでしょう。 あまり変化のないように見える奈良の街並みも、少しずつ変化があるんだなと気づかされました。

時の流れはどんなものにも存在する。それは受け入れなければいけないし、ただ流されるだけでなく、自分の意思で選択して生きていこう。そう思いました。

おしまい