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たかがゴミ、されどゴミ。

ぼくはアレルギー性鼻炎なので、よく鼻をかみます。年がら年中鼻がつまっていて、大変でした。

先日、ぼくの住む街の最寄りの駅で友人と待ちあわせをしていました。

※これはぼくのパートナー作の駅のジオラマ。撮影はぼくです笑

待っている間にも鼻水が出てくる状況でティシュで鼻をかみました。 ゴミが出てきたため、ゴミ箱を探していました。

しかし、設置されているものはカンやペットボトルのゴミ箱ばかり。 ないならしょうがないかぁと思っていると、少し先に清掃員さんの姿が見えました。 ゴミ箱の場所を訪ねると、私の住む街の駅の構内にはゴミ箱がないとのことでした。

もう10年以上利用していますが、気づきませんでした。しかたがないので、家までは駅から歩いても帰られるため、散歩がてら持ち帰ることにしました。


道中では景色や自然を眺めながら歩いていました。さりげなく咲く花や昔からあるような温かな雰囲気の家を見て楽しんでいました。

ふと足にコンクリートの道路とは違う感触が。そこには捨てられたスーパーのレジ袋がありました。これは枯葉などとは違い、自然には還(かえ)りません。

自然を見て歩いていたのに、気がついたらいつのまにか視線の先にはゴミばかりが目につくようになりました。 レジ袋に限らず、カンやタバコの吸い殻まで落ちています。ちょっと残念な気分になりながら帰路に就きました。

皆さんも、ふとしたときに意識して歩いてみると
ゴミってこんなにあるんだ」と気づかれるはずです。

駅と同様、街中でもカンやペットボトルのゴミ箱は設置してあるところはよく見かけます。 ゴミ箱の中にはカンやペットボトルがあふれてしまっているものもあります。

中にはコーヒーの飲み残しでベタベタに汚れた缶があったりします。(たまに空き缶を拾うことがあって気づきました。)

基本的にゴミ箱の中のものは定期的に回収され、処理されています。 繰り返しますが、枯れ葉などは自然の摂理で落ちてくるため、仕方のないことです。

そういった枯れ葉はあまりにも多いです。掃けども掃けども、落ちてきます。それでも掃除が大変だといいながらしっかり掃除し、ゴミ袋に入れている方をよく見かけます。 それに多少の枯れ葉は土に還ります。

今は道路や家の敷地でもコンクリートが多くを占めています。 土には還りづらいこともあるから掃除せざるを得ないと言えるかもしれません。

それに比べて、街中のゴミ箱もないような場所にあるポイっと捨てられたゴミ袋、カンやペットボトル。
誰かが片付けなければ、土に還ることもなく残ります。

軽い気持ちでしたポイ捨て。 そんなゴミがずっと街中に残る。 そう思ったとき、ぼくはポイ捨てはやめようと思い、それからゴミ箱がなければ極力持ち帰ったりするようにしています

おしまい。

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