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道ばたのスズメ
道ばたでスズメが、ケガをして横たわっていました。あなただったらケガをしたスズメを見つけたらどうしますか?
※この記事は以前書いたものを修正したものです。
先日、ニュースで、ある芸能人が、ケガをした鳥を保護したことが取り上げられていました。
しかし、野鳥を保護することは、鳥獣保護管理法で禁止されており、無許可での捕獲・飼育は禁止されています。
なぜ、禁止されているのか??
例えばケガをしていた野鳥を保護したとします。手当の方法を調べて、様子を見ることにするとします。
次第に、元気を取り戻してきた鳥。徐々に愛着が湧いてきました。飼い主はそのまま自然に返さずに自分で飼ってしまおうと考えました。
本来は自然に生きていた野生の鳥。人間に育てられることで鳥のもともとの習性が変化します。
餌にも困らず、外敵にも攻撃されない、比較的過ごしやすい温室のような環境で育った野鳥。ケガをして保護した鳥にとってはケガも治り、安心できて楽になったかもしれません。
問題なく飼育できればいいです。しかし、もし引っ越しや結婚でどうしても飼うことが難しくなったとしたら、、、
もともとは自然で自由に羽ばたいていた鳥。回復して、**人間の都合でまた外に放り出されたとしたらどうでしょうか? **
きっと再び自然に慣れるのに時間を要して、生存が難しくなる。なんとなく想像ができます。
冷たいかもしれませんが、その鳥にとってはケガをしていたときがそのまま寿命だったのかもしれない。そう思ってしまった自分がいました。
なにを隠そう、実は、ぼくもケガをした鳥を助けたことがありました。
ペットショップのあるホームセンターの前で見つけたケガをした鳥。
自分の判断ではどうしようもできません。ペットショップの人に事情を伝えて、勝手かも知れませんがお願いしました。
その後の鳥の消息は不明ですが、きっとケガをした鳥はお店の方がなんからの方法で保護なりをしてくれたことと思います。
ケガをした鳥を保護する。その行為自体は決して悪いことではありません。 保護した後のことを考えることがたいせつです。
きちんと対応の仕方を調べるなり、聞くことが大切だなぁと思います。 ケガをした鳥に限らず、ほかの動物を飼うときにも気をつけないといけませんね。
例え、小さなスズメであっても"いのち"は"いのち"なんですから。
おしまい