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今、広げたいPop Virus.
「うちで踊ろう」が色々と話題になっている星野源さんの曲で、好きな曲TOP10をご紹介。あまり知らない人でも、この曲を聴けば好きになるかもなランキングになったと思います。広がれPop Virus!
(一部の曲は名前をクリックすると、YouTubeにリンクしてます)
1位 CRAZY CRAZY
星野源さんの曲は初期は暗かったり、スローだったり、生活観に溢れていたりしたが、突き抜けたポップなこの曲もまた魅力的。クレイジーキャッツを愛してやまないことから、PVでは白いスーツを着こなして、歌詞には、クレイジーキャッツメンバーの名前がちりばめられていたりする(是非探してみてください)。生では見られなかったが、横浜アリーナの公演では、長岡亮介さんやハマ・オカモトさんも皆んな同じ格好で演奏して格好良かった(DVDで鑑賞)。
最初のフレーズからやられる。
おはよう はじめよう
1秒前は死んだ
無常の世界で
やりたいことはなんだ
うちで、CRAZY CRAZYを聴きながら踊りたくなります。
2位 化物
アルバム「Stranger」の一曲目に収録された曲。アルバム曲だけれど、PVも制作されている。歌舞伎役者の故中村勘九郎(勘三郎)さんに捧げたという曲。勘九郎さんとの会話が、歌詞に影響を与えたそう。化物というタイトルもインパクトがありますが、歌詞も面白い曲。
誰かこの声を聞いてよ
今も高鳴る 体中で響く
叫び狂う音が明日を連れてきて
奈落の底から化けた僕をせりあげてく
奈落の底に堕ちるところまで堕ちて、そこから這い上がるという歌詞は、気分を上げてくれる曲。
3位 くだらないの中に
ソロデビュー曲。この曲を友人が焼いてくれたCDで、初めて聴いてから星野源さんの音楽に魅了されはじめた。アコースティックギターで弾き語りしてみたい曲。歌詞がまたいい。
髪の毛の匂いを嗅ぎあって
くさいなぁって ふざけあったり
くだらないの中に 愛が
人は笑うように生きる
バカップルの曲かって思ってしまうかもしれないが、こういうくだらないことが、そういうことで笑えることが幸せなんだなぁと思う。ぼくも、パートナーの匂いが好きだ。包まれてていた布団に包まると、幸せな気分になる。
4位 夢の外へ
某化粧品会社のCMで使用された曲。PVでは、井出茂太さんが、スーツで華麗に踊り、その横でまだ垢抜けない感じの星野源さんがギターを弾いてたり、時に踊っている。さわやかな曲調で、流れるとついつい口ずさんでしまう。
夢の外へ連れてって
そのわからないを認めて
この世は光 映すだけ
夢の中だけに閉じ込めておくんじゃなくて、可能性を諦めるんじゃなくて、夢を外へ引っ張りだして生きようという風に、ぼくは解釈している。
5位 地獄でなぜ悪い
星野源さんと二階堂ふみさんが出演した映画「地獄でなぜ悪い」の主題歌でもある曲。PVはアニメーションです。星野源さんは、2度のくも膜下出血で生死を彷徨っています。その時に作っていた曲ということで、この世は地獄だけれどもそれがなんだと歌っています。
無駄だ ここは元から
楽しい地獄だ
生まれ落ちた時から
出口はないんだ
楽しい地獄。くも膜下出血は3分の1の確率で亡くなると言われている。生き地獄を味わって、生還した星野さんだからこそ出てくる歌詞は響いてくる。毎日地獄のような日々でも、楽しい地獄だと思えば乗り切れるような気がする。
6位 Pop Virus
5枚目のアルバム「Pop Virus」のリード曲。一発録りのPVがカッコよく、ニューヨークとかの地下鉄を思わせる電車内で歌っています。曲調もヒップホップ的なアプローチで、クセになるタイプの曲。YouTubeにアップされているライブ動画もまたカッコよい。
音の中で キミを探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で キミを愛してる
刻む 一拍の永遠を
"愛してる"という表現は、これまで敢えて使ってこなかったけれども、この曲は自然にこの言葉が使われているし、しっくりくる。Pop Virusには感染したいし、どんどん広がってほしい。
7位 SUN
この曲で、紅白歌合戦に初出場した記念碑的作品。歌詞も曲も明るく、尊敬するマイケルジャクソンが歌詞にちょっと出てきたり、本人の中でも大切な曲なんだろうなと思う。この曲のヒットまでは、ライブはまだチケットが取れたような気がするけど、ここから倍率はグッと上がった。
君の声を聞かせて
雲をよけ 世界照らすよな
君の声を聞かせて
遠いところも 雨の中も
すべては思い通り
誰もが歌いやすくて、元気をもらえる曲。
8位 恋
言わずと知れた現時点での星野源さん最大ヒット曲。ドラマ「逃げる恥だが役に立つ」のドラマも面白かったが、"恋ダンス"があそこまでヒットするとは思わなかった。多くの人が踊れるので、ライブでも盛り上がる曲。
意味なんか ないさ
暮らしがあるだけ
ただ腹を空かせて
君のもとへ 帰るんだ
仕事帰りに口ずさみながら、パートナーのところへ会いに行ったなと思い出す曲。
9位 桜の森
「CRAZY CRAZY」との両A面シングルで発売された曲。どちらの曲も身体が動きだしそうなリズムの曲で、桜の森はマイケルジャクソンをイメージして作られたそう。桜ソングかと思うが、歌詞がちょっとエッチな曲でもある(本人談)。
泣かないで待ってる
散らないで待ってる
ラジオから流れる
花びらが舞ってる
この曲もなんだか中毒性があり、何度も繰り返し聞いてしまう。
10位 喧嘩
セカンドアルバム「エピソード」収録曲。この頃の歌詞の世界観が好きで、これは老夫婦の日常を描いている。歌詞は全部紹介したいくらいに、味わい深い。といいながら重たくはなく、クスッと笑えてくる。
日々に置いてかれ
しわくちゃになる
入れ歯飛び出して
味噌汁に浮く
歌詞に"入れ歯"というフレーズを入れられるのは、この人しかいないのではと思う。ライブでは聴いたことがないので、弾き語りで聴いてみたいものだ。
番外編 読書 宮内優里feat.星野源
サケロック時代のめずらしいコラボ曲。宮内優里さんのエレクトロだけどアコースティックなサウンドに載せて、読書をテーマに歌っている。心地よいサウンドがたまらなく、本も読みたくなる。
扉開けて 紙の中へ
ぼくは友達がいる 別の世に
さぁ進め進め 指が作る
夢は光を超える
はじまりはここから
作詞家としての星野さんが、キラリと光る隠れた名曲
だと思う。PVも素敵。
紹介したい曲はまだまだありますが、まずはこちらのランキングの曲を聴いてみてください☺︎