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ほんの少しの積み重ね
日本で一番高い山ってなに?という質問をすれば「富士山」とたいがいの人は分かると思います。
それでは、日本で二番目に高い山といえば? と言われると即答できる人はきっと少ないでしょう。 二番目に高い山は「北岳」という山梨県南アルプス市にある山です。
それでは日本で一番の山と二番の山では、どのくらい高さの違いがあるのでしょうか? 調べてみると富士山は、3776m。二番の北岳は3193mで約500mの違いがあります。
そこでまた疑問が浮かびました。
なぜ、富士山は一番高い山なのか?
簡単な説明ですが、富士山は火山で長い歳月の間で、噴火を繰り返してマグマが堆積して積もって行き、今の富士山になったそうです。長い年月を経て、日本一の高さになっていったんですね。
豆知識ですが、2番の北岳はそもそも火山ではありません。北岳は火山ではない山としては日本で一番の高さだそうです。
山の種類や形成の仕方は異れど、どちらも日本一ではあるんですね。調べないとわからないことでした。
今は気になることがあったら、手元にあるスマートフォンひとつですぐに調べることができます。とても便利で重宝します。辞書を持ち運ぶのは重たくて大変ですもんね。
ただ、そのスマホの使い方ひとつでも、ただ見てるだけではせっかく得た知識も右から左へと流れていってしまいます。
少しでも疑問に思ったことを調べたり、人に聞く。そういうことを少しずつ繰り返すことで、ぼくの場合は少しずつ変化というか、成長してきた感じがします。
以前、斎藤一人さんの『微差力』という本を読みました。 ほんのわずかな差。それを"微差"と言います。
商人である斎藤一人さんは、商売もほんのひとつひとつのことの積み重ねがたいせつであることや微々たるものでも積み重ねていけば変わっていくことなどを著書にて伝えてみえます。
そうやって積み重ねる力を『微差力』というんですね。
ただし、そのちょっとずつ積み重ねるということが簡単そうでいて、難しいのです。
わかりやすい例をだすとすれば、YouTuberのHIKAKINさん。彼はYouTuberという言葉が出てくる以前からコツコツと発信を積み重ねています。
知名度だけでいうと二番と言えるYouTuberはパッとは出てきません。
HIKAKINさんは最初の頃は毎日更新していたんですから、その努力といったら想像が及びません。
コツコツと少しずつ、毎日積み上げる。それって、簡単なようでとても難しいことです。
僕も地域を紹介するブログを運営していますが、 コツコツと毎日更新していましたが本当に大変です。毎日更新は1度途絶えましたが、できる限り継続したいと思っています。
http://brunogen.com
"微差"の積み重ね。それが大きな差を生み出します。
遠い未来に夢があるとします。しかし、現実は甘くありません。やりたいなぁと立ち止まってるだけではなにも変わらないんです。
まずは第一歩。
その一歩さえ踏み出すことができれば変わります。ぼくはようやくその第一歩を踏み出せました。
この先のことは明るく夢を描いています。ですが、すべてが明るくうまくいくことなどありません。予想外の困難な壁にぶち当たることも多々あると思います。
99%の覚悟はできても、たった1%の不安がのしかかっています。
それでもコツコツと少しずつでも夢に向かって継続できれば、きっと夢は叶うと信じて。
"今"に目を向けて歩き続けます。
おしまい。