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エッセイ的なもの

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生活のなかで思ったことを書き連ねてます。
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#生きる

ほんとの気持ち

ほんとの気持ち

無気力な気分に覆われている。
彼が亡くなって四十九日は過ぎたのに。

19年という歳月を共にしてきたパートナー。
突然のお別れ。
まだ受け入れきれていない。 
今日も夢に出て、彼の名前を呼びかけて目が覚めた。

幸いにも住むところも仕事もある。
彼の仕事を受け継いだ。
自分が住む街では唯一のお店だから
残したいというのもあるし、なにより
自分がやりたいと思っている。
彼のお母さんと暮らしている。

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気まぐれクックvol.24

気まぐれクックvol.24

一年以上ぶりの気まぐれクック。ほんとに気まぐれだなとつくづく思う。

はじめてのジャーマンポテト。じゃがいもは、レンチンで時短。味付けは、バターやコンソメ(顆粒)だけど、ちょっと濃くなって、酒飲みのひとにはちょうど良い感じに。

こちらもおつまみ。お揚げに、ツナマヨを乗っけてオーブンで5分。ネギをたくさんかけて出来上がり。

今度芋煮会を予定しているので、練習で芋煮を。といっても、ほとんど切ってあ

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彼が帰ってきた。

彼が帰ってきた。

入院していた彼が帰ってきた。
体重は大幅に減少していたので、
体力的にどうかなと思ったけど
思ったより歩けたのでよかった。

病状は入院時の病気は奇跡的に
だいぶ改善していた。医者も驚くほどの
回復力のようだ。
もうひとつ見つかった病気のほうが
厄介だから、これからはそちらとの
付き合いが長くなりそうだ。

帰ってきて3日経つのだけど、
驚いたことがある。
病院にいるとき、連絡をまめにとって
いた

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人生はつづいていく。

人生はつづいていく。

彼が病気になった。
それも軽いやつではない。

本当人生とは、いつなにが起こるか
わからないものだ。

入院するまでは
自営の彼はほぼ休むことはなかった。
たまに休むといえば
旅行に行く時くらいのものだ。

そんな彼が営む自営の店を
入院した日から
仮で営んでいる。

そのお店には
ぼくは頻繁に出入りしていたから
常連さんのおかげで 
なんとかなってはいる。

それでもやはり
いきなり店に立つとい

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夢までの距離

夢までの距離

自分の表現を死ぬまで続けること。

男、35歳。

普通といわれる、この世の常識から
外れた男は小さくて大きな夢を見てる。

普通なら、結婚して子どもがいて、
その子を学校に行かせるために、
世間でいう立派な子どもに育て上げるために
奮闘している世代。

自分には、その道は選択肢に元から
なかった。
その道を歩むように、見せかけることに
必死になっていた。
自分の中身はずっと空洞だった。

そんな

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気まぐれクックvol.14

気まぐれクックvol.14

色々と見失いかけているなと思う。人生は一瞬だけど、一日は長く感じて。前身しているかもしれないけれど、見た目にはなにも変化はなく。焦るなと思うけど、ジタバタともがく。

ナスの揚げ浸しを作りたいと思って。先週に続いて、じゃがいもも揚げて。味付けになにかひとつ足りないものがあった。また作ってみよ。

クリームパスタを作る。コンソメって偉大だなって最近思う。こちらも改善の余地ありだが、彼はクリームパスタ

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続けること、挑戦すること。

続けること、挑戦すること。

生まれてから、続けていることは呼吸していることくらい。あとは大体続かないことばかり。少し振り返ってみよう。 

部活は、中学はソフトテニス、高校は陸上。どちらも3年間は所属した。高校こそ、部長にはなったが記録も大したものは残っていない。

大学は訳あって、5年かけて卒業した。その時はサークルには所属していなかった。バイトも色々変わっていた。とにかく何も続かない。

就職してから、最初の職場で3年半

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恋のチカラ

恋のチカラ

女子みたいな恥ずかしいタイトルだなと思うけど、なんだかんだ"恋"ってすごいわけで。

昔で言うと、村下孝蔵さんの「初恋」だったり、2016年には星野源さんの「恋」がブームに(主にダンスだったけど)なったり、いつの時代にもやはり"恋"というものは生きるものにとって活力になる。

ただ恋というのはしようと思ってするものではないとぼくは思う。もちろん合コン、婚活などでの出会いに積極的に参加することで恋す

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