人間の暮らし方
ペルーにウロス島という場所がある。
標高3,800mの天空の湖「チチカカ湖」に浮かぶ島だ。
この島ではウル族と呼ばれる民族がトトラという葦(藁みたいなもの)で
足場(!)や住居や移動用の小舟を作って生活をしている。
チチカカ湖で水上生活をしているのだ。
フェリーに乗って、このトトラの足場に降り立つとふわっと柔らかい感触が足に伝わってくる。
なんだかフェスみたいな雰囲気だ。
葦はそのへんに生え放題で、住居なども定期的に作り替えをしているらしい。住居にかかるコストはほぼゼロ。
この島に住む住民は農業や漁業を中心に、時折観光業や町に出稼ぎに行き生計を立てているとのこと。
人間にはいろんな暮らし方・生き方がある。
その土地の風土・文化が定義づける場合もあれば、宗教も大いに影響する。
誰一人として同じ生き方はない。
だから人生は面白い。