Welcome to Jordan!
中東の国ヨルダン。場所怪しい人もいると思うので(失礼!)、地図を。
ここだ。
とても良い国だった。
街を歩いていると、かなりの確率で、
「Welcome to Jordan!」
と声を掛けられる。サンキューと言い、立ち去ろうとすると
「カメラ持ってるだろ?写真を撮ってくれ」と頼まれる。
撮る。
見せる。
はにかんで立ち去る。
撮る。
見せる。
はにかんで立ち去る。
なんだこのプレイ(笑)
なんか言ってくれよ。
デジタルカメラが珍しい発展途上国ではよくあることだけど、そこで「Welcome to Jordan!」の挨拶で入ってくるところと、あまり長話をしない謙虚さがあった。
話しかけられたといって、変に騙そうとしてくる人もいなかったし、取り囲まれることもなかったし、人混みでポケットに手を突っ込まれて金品を盗られそうになったこともなかった(インド・アフリカはよくあったw)
特に「Welcome to Jordan!」は個人的に心地よかった。
元々、ヨルダン国民の半数以上は、中東戦争を逃れて移住したパレスチナ難民やその子孫らしい。2004年のイラク戦争や2011年に勃発したシリア内戦を経て、イラク人やシリア人が多数ヨルダンに流入したため、他者を受け入れる土壌ができていったのか。
とにかく、来るもの拒まずで無条件に受け入れ、人情味に溢れていて、親しみを感じやすい国民性だなと感じた。来訪者を温かくもてなす精神が図抜けている。
そんな精神を持ち合わせていたいものである。