メッセージアプリのアイコン・カバー画像でシャニマスとSideMのアイドルを分類する
アイマス他ブランド同士のアイドル達の親和性のことを考えると夜も眠れない人々のために、アイドル達が使用しているメッセージアプリについての情報が判明している2ブランド「シャニマス」「SideM」のアイドル総勢74名をざっくり分類してまとめた。
こんなもん兼任Pしか読まないと思うので不要な気はするが、片方しか知らなくても読めるように改めて簡単に説明する。
■アイドルマスターシャイニーカラーズ
事務所:283(ツバサ)プロダクション
25名の女性アイドルが所属。ハイティーンの現役高校生・学生が中心だが、小学生や20代も所属している。
2022年の4th LIVEを目前に、突如事務所スタッフがメッセージアプリ「チェイン」のトーク画面をTwitterで全世界に晒し上げたことにより、メンバー間のやり取りとアイドル達が使用しているアイコンが明らかになった。
(切り取ってみると意味深な文面に見えなくもないが、炎上案件ではないため安心してほしい)
■アイドルマスターSideM
事務所:315(サイコー)プロダクション
9歳から32歳まで幅広い年代の男性アイドル49名が所属。別業種での就労経験がある人物が多く、20代以降の比率も高い。
「サイスタ」アプリ内でのコミュニケーションに使用されるメッセージアプリ「LINK」。これを通して、仕事の連絡から他愛もない近況報告まで49人のアイドルからアホほど連絡がくる。アイコンは顔写真で固定だが、カバー画像と一言に個性が見える。
ということで今回は、この2ブランドの中で
「アイドルが自分のアカウント用に選んだ画像」に焦点を当ててざっくり分類し、それぞれの画像から読み取れる情報や思ったことなどを勝手にまとめた。
アイコンとカバー画像では少々ニュアンスが異なることには目を瞑りたい。
また、複数の要素がある場合は強いと感じたものを優先する。
※情報が甘い部分も多々あるかと思うので、あくまで個人の見解である旨ご承知を。
1. 自分が映った写真/自分で作ったものなど
比較的クリエイティブな意味でのセンスやオリジナル性が見えるもの。または自身のステータスやスペック的なものが顕著に反映されていそうなアカウントをまとめた。
アイコンにシンプルな自撮りを選択している唯一のアイドル。
シンプルとは言ったものの、昨今、自撮りは撮ってくれる友達がいないとみなされる風潮すらあるため実際に自分一人の自撮りを選択している者は少数派になってきているように思う。
そんな中、はっきりと主役は「盛れてる自分」においてあるところに甘奈のナチュラルビジュアル強者っぷりが引き立つ。
「盛れればどこでもセルフィー文化」は強者にしか成り立たないので、甘奈の友人もまた強者が多いことが想像できる。
カメラから視線を外したオシャレ他撮りを選択した元モデルの咲耶。スラッとしたプロポーションの良さが分かる。
個人的には垢抜けたい意識のある一般女性で最も多いパターンだと思う。
最も多いが、咲耶がそうだということではない。
全てのトレンドに共通する流れだが、このパターンは集団内でのいわゆる「センスがある人」が最初に始め、それを周囲が模倣する形で人口を伸ばしてきたものと思われる。
咲耶は第一線側にいる人物なので、自然な感性でキマっているビジュアルを作ったらこういう結果になったという線が強そうである。
名前表示には英字表記が並列されており、どことなくお仕事色を感じる。業界の人とも付き合いがあるのかもしれない。
写真は柄物のソックスとブーツが映った足元コーデ。左右に映っている三角とか四角は写真加工アプリに入っているスタンプか何かのように見える。
多分ちゃんとスクエア比率で撮った写真であるあたり、手持ち無沙汰になった時などに、アイコン用やSNS投稿用に写真を撮って加工して遊んでいるのかもしれない。
名前の表記には基本ダウナーな摩美々らしい脱力感が出ている。
写真は畳の上に置かれた格ゲー大会優勝の賞状。エリア別開催の大会のようで、遊戯王みたいなイメージの展開なのかもしれない。
賞状に表記されている実名のハンドルネームや固定コメントによる呼びかけから非常にオープンな性格が窺える。
額に入っているが棚や壁に飾られていないところを見ると、帰宅後すぐに報告用に撮影したものかと思われ、勢いの良さも感じる。
恐らく自分で折った折り鶴をカバー画像に。相当上手くないとスベりそうだが仕上がりはバッチリな様子。紙の具合なのか光の具合なのか、よく見栄えしている。
肩書きでは色々ボカしているが、彼は清掃といっても目に見えない穢れまで祓っており、趣味の折り紙は恐らく式神的なアレ。衣装も衣装なので完全に「オッス!オラ陰陽師!」くらいには自身の役割意識が強く出ているプロフィール。
自宅っぽい壁にマステで貼り付けているという状態から、自分で描いた絵であると思われる。純粋にうまく描けたからみんなに見て欲しいという気持ちが想像される。
が、それにしても上手い。まず四方に余白が残っているのが凄いし、それを直線的な枠組みにしないセンスが余計に凄い。そもそもこの年齢だと9割方の人間が黒い主線に縁取られた絵しか描けない(ド偏見)のに対して、主線の気配を消すことを知っている時点でレベルが違う。
9歳にしてどういうものが自分にとっての「かわいい」なのか思考する意識の高さも窺えるかのんさん。発信者側としての素養を感じさせる。
自宅のDTM作業環境をカバー画像にチョイス。
固定コメントのセンスがあまりにも「趣味が作曲の16歳」で良すぎる。
アイドルデビュー前から既にハイセンスなコンテンツクリエイターとして界隈で注目されており、本人もその自負があるため明確にクリエイター感を出してきている。
音いじり人間が辿る大いなる流れに則って、ミニマルなセンスのガジェットを好んでいそうな雰囲気も窺える。
たぶん自分で作ったカレーライスがプロフィールに降臨。
「食べ物」パターンは別枠でまとめているが、彼の場合は作り手としてのこだわりも強いタイプなのでここに入れた。
料理の見た目をビジュアルで残すことは普段あまり意識していないと思われるので、プロフィール用に撮った写真と思われる。会心の出来だったから載せたのか、「俺といえばカレー」なのか。どっちもかもしれない。
アイコンはプロデューサーのために事務所でパパッと作った渾身の魚料理(コミュに出てくる)。ともすればやべえ匂わせのような気もするが、彼女の性質上、「会心の出来ばい!!!!」だけでアイコンに採用したものと思われる。恐らくコロコロ写真は変えている。
名前は「恋鐘」だけを表記。これまでもこれからも、あまり「月岡」とは呼ばれない人生であることが窺える。
自らが店主を務めるラーメン屋の軒先の写真をセレクト。自分が作ったラーメンの写真ではなく、たぶん先代からぶら下がっている店名入り暖簾を選んでいるあたり、店それ自体への愛情が窺える。
また、文面でもちゃんとカタカナに変換してまで「〜ッス」口調を貫いていることが明らかになった。「開店してます!」ではしっくり来なかったのかもしれない。
2.お気に入りアイテム
普段使いのアイテムや、見ていて嬉しい物体を選んでいるアカウント。
趣味・習慣の一環でアイテムにこだわりがある人も多い。
写真は恐らく自分のダンスシューズ。真っ白で非常に綺麗な状態の品なので、おろしたての記念に撮影した写真であることが想像される。
アクティブなイメージの画像に反して、コメントでは彼が趣味として計上している睡眠について触れている。ここで衒いなくマイペースな雰囲気が出せているあたり、どことなく愛され上手感が見えてくる。
やや使用感が窺えるため、愛用のバスケットボールとシューズだろうか。内容の全てが潔く、運動部で一番素直なヤツのアカウントという雰囲気。コメントには負けん気の強さも出ている。
「あなたらしい写真を選んでね!」と言われて嬉々として撮った感じがあり、たいへん微笑ましい。
レッスンお化けの美琴もダンスシューズらしき靴をアイコンに。使用感がなく新品に見える。
買い物下手っぽい描写があり、私服も知人のスタイリストに委ねて見繕っていたりと、私物へのこだわりの無さが目立つ美琴だが、毎日レッスンのために履くシューズについては履き心地を考えてちゃんと選び、まめに買い替えているのかもしれない。
写真は愛用のギターとアンプ。彼はデビュー前から作詞作曲含めた音楽活動へのモチベーションが高くクリエイティブ性もあるが、ここではギターそのものへの愛が強めに出ているためこのカテゴリに入れた。
偶然にも愛器と見た目が似たギターの絵文字を安直に使うあたりも含め、彼の素直さが出ているように思う。
享介はタイム計測グッズの写真をセレクト。選手時代からマネージャー的な動きも兼ねていた彼にとっては愛着のある品のもよう。
経歴を売りにしている関係もあってアイドルに身体を張る仕事が回ってきがちな315プロではトレーニング需要が常に高いようで、マネージャー道具は現在も活躍している様子。
双子の悠介とはコメントがお揃い。
アイコンはファンシーめなかわいいイヤリング。純粋に自分が好きなテイストのファッションに似合うお気に入りのアイテムを選んだもよう。また、ふゆ的にはピアス穴が開いているのは違うっぽいことも分かる。
メッセージが素っ気なく見えないように、意味のないキラキラの絵文字を添えているところがリアル。
趣味にも掲げるハンドクリームの写真をカバー画像に。楽器を触る手を大切にしている故の趣味のようだが、丁寧に外箱まで撮影しているあたり相当おすすめしたいのか、貰い物である可能性が示唆される。
また、自己紹介が素気ないが、何かしら書くだけ書くあたりに真面目な人柄が窺える。
あと歯磨き粉っぽいチューブの蓋の形があまりにも「SABON」なので、見てほしい。
この流れで馬券って……おっさんがよォ……(好き)。
文面に半分ネタ、半分ガチの塩梅が見て取れるギャンブル好きの山下元教諭。自分と同じ名前の馬の応援馬券を購入しており、何だかんだほどほどに楽しんでいる雰囲気が窺える。
人としての最低ラインは踏み外さないようにしているようだが、一か八かでアイドルデビューしたのが今のところ人生最大の大博打の模様。
3.食べ物(好物)
「食」という永遠に万人受けするコンテンツを愛するアカウント。勝手な印象だが、根が明るい傾向にあるように思う。伴ってコミュニケーション上手も比率高め。
カバー画像はシンプルなおむすび二つ。非常に率直な見た目のおにぎりで、副菜なども無いので自分か身の回りの人が作った類のものであると思われる。画像をこれに設定した上で、コメントでも主張する徹底ぶり。
特技に大食いを掲げるレベルの食いしん坊だが、ド本命が炭水化物ということで筋金入りなのが伝わる。
好物の「コナモノ」に該当するたこ焼きの写真を選んでいる。
明らかに誰かの家で開催されたタコパなので、記念に残っていた写真があったのかもしれない。微妙に動きがある瞬間を撮っているあたり、撮り慣れている人物の仕業にも見える。
日本語がおぼつかないないりに固定コメントを律儀に書いているのは、アプリの仕様でそこが「自己紹介」スペースと定義されているのをごく素直に受け取ったからだと思われる。
アイコンは期間限定ジャンボチョコパフェ。これはユニットのメンバーと一緒に食べに行った品。彼女はチョコレート専攻ではあるがスイーツ全般に強いので、見た目が気に入ったものか近々で食べたものをアイコンにしているのかもしれない。
高2にして「何卒」の使い手でもあり、絶妙な言語センスが垣間見える。これについては別記事でまとめているので読んでほしい。
https://note.com/brulle/n/na133c1834ad9
箱入りドーナツの写真をカバー画像に。コメントでもシンプルにドーナツを賛美しているが、これは分かりやすく彼の好物。
箱の入り方から見てミスドではなくクリスピークリームドーナツの方だが、これはどっち派というより見栄えの問題かもしれない。
唯一プロフィールにBGMを設定しており、自分の世界観を作るのが得意なように見える。
かなり熱量のあるケーキ好きの巻緒、たくさん並んだケーキの写真を当然のように選んだ。作業コスト的に丸いセルクルで抜いたケーキがビュッフェに並ぶ印象が薄いため、ケーキ屋の陳列ケースか爆買いだと思うが、はっきりとした確証は持てない。
いつもは布教活動に熱心なオタクの姿をしている印象だが、コメントでは人から情報を収集することにも貪欲な姿勢を見せており、非常にコミュニケーション上手。
画像は皿の上のお饅頭。コメントからも分かるように、使い勝手の良いネタと絡められることもあって好んでいるらしい。映えない絵面を選んでいる点も純粋にネタに振った感が出ている。また、文章上でもはっきりと語尾の「にゃんす」を入力する細やかさに意識の高さが感じられる。
饅頭がユニットメンバーの数と一致しているので、差し入れにいただいた物なのかもしれない。
パンケーキのお店の前のボードの写真をチョイス。パンケーキそのものではなく洒落たボードを選ぶあたりは地味に玄人のような気がするが、食べる時に写真を撮り忘れた可能性も否めない。甘党の中でもピンポイントでパンケーキを指定する珍しさに引っ張られそうになるが、彼のアイドル活動の指針ともリンクするまっすぐな福祉の精神も現れている。
4.旅行、お出かけなど出先での写真
旅行・お出かけなど比較的アクティブな趣味を持っている人が目立つ。人に見せたい風景という点もポイントになるかと思う。
恐らく登山中に見つけたキノコの写真。さすがに種類は特定できなかったが、外見と経歴から想像する印象に反して意外とアウトドア趣味の彼自身は食べられるキノコを見分けられる技能を持っている。出先で珍しい品種のものを見つけて撮影したのかもしれない。
普段はプロデューサー相手にも「〜だろうか」などと静かにタメ口で接しているが、プロフィールでは丁寧語を使っているのが分かる。
カラフルな街並みが印象的な海外の風景をセレクト。各地を旅行していた経歴があるが、メキシコ旅行で追い剥ぎにあったというあまりにも有名なエピソードを踏まえると、グアナファトだと思われる。追い剥ぎによって死にかけている筈だが、今では鉄板持ちネタにまで昇華している様子。
コメントでは我々の幸せを祈ってくれており、彼のナチュラルボーンアイドルな精神が垣間見える。
日没の時間帯の海の写真を選んでいる。一か八か調べると南フランスのリゾート地のようだった。彼は水上オートバイの操縦という露骨にブルジョアな特技を持っているので、毎年俳優の両親とバカンスにでも行っているのかもしれない。
写真はあるが自己紹介は未設定となっている。写真はすぐに決まったもののこちらは決められなくて放置しているのか。もしくは、どちらもそれほど重要視していないが流石に殺風景なので持ち合わせの写真だけ取り敢えず入れたのか。未設定だと逆に色々考えさせられる。
パラソルが賑やかなビーチの光景をチョイス。行ったことのない場所は選ばないと思うので、遊んだ思い出ありきで選んだものと思われる。
背後に映っているのは明らかにシーキャンドルを失った江ノ島だが、この事実をどこまで加味すれば良いか分からない。出身が神奈川なので素直に江ノ島で良いのかもしれない。
こういう時期の湘南エリアで遊んでいる点を見ると、NORINORIのpeopleがenjoyしていそうな場所を好んでいることが分かる。
アオリで青空を入れた野球スタジアムの写真がアイコン。場所はどう見てもハマスタだけどそれは今どうでもいい。これってプロデューサーと観戦に行った時の写真じゃ……ないよな、樹里!!??(そのためにネットに不慣れな樹里が初めてチケットをオンライン購入する話がある)
騒いでしまったが、仮にそうだとしても樹里としては純粋に観戦に行った記念の写真なのだと思う。もちろん別の機会だった可能性も高いが、そういうところ迂闊だったら面白いのでそうだったらいいな。
バレエの公演ポスターらしきビジュアルをカバー画像に設定。趣味が観劇の人だとこの手のパターンはリアルに多い。
サイスタで事務所にいるとやたら頻繁に趣味のメイド喫茶巡りに誘ってくる彼だが、バレエもおそらくそれと通じており、女性を演じる女性の姿が勉強になると考えている様子。コメントがとてもシンプルで非常に余裕を感じる。
アイコンは螺旋階段を下からアオリで撮ったような写真。わりあい特殊な造りで、事務所の階段とも一致しない。趣味で写真を撮る+建築好きな結華が散策中にたまたま見つけたか、情報を仕入れていたかして自ら撮影した写真と思われる。
メンバーを家に招く際には、本やCDの棚をカーテンで隠しつつカメラは見えるところに置くという挙動を見せた結華的には、この2点が趣味の中でもごく対外向けのもののよう。
2021年にBRUTUSから正式に取材を受けた際にもこの辺りの分野について話していた。
窓から見える夜景の写真が選ばれた。デートを趣味と公言している彼は、弱冠20歳にして夜ごと雰囲気の良いバーやレストランを巡っているようなので、その流れで景色の良い場所で撮った写真なのだと思われる。こんなもんもしも不特定多数が見るSNSに上げたら即時映り込みを確認されそうだが、気にしなさそうでもある。
画面のラグジュアリー感と言葉のセンスのせいでホスト感が凄いが、ユニットでは兄貴分。メッセージ上ではかなりまともな受け答えをしている。
5.お気に入りの場所・日常の一コマ
ルーティンに対するこだわりや、日々過ごす風景に趣を見出す感性を感じるアカウント。
恐らく行きつけのバーでの写真をカバー画像に。プロデューサーにスカウトされた場でもあるいつもの店でのいつもの一杯というところだろうか。独り飲みの雰囲気ということもあり、自分の世界観を大切にしている印象も受ける。
思い出のスカーフをずっと身に付ける物持ちの良さもある彼は、なかなか店を変えなさそうである。
縁側から見た日本庭園だと思われる。なかなか見辛いが、小さな造りの池と菖蒲っぽい色味の花が映っているのが確認できる。
撮影で行った場所などとも考えられるが、凛世のことなので故郷(くに)の写真と捉えても良さそう。ご実家から送られてきた写真に風情を感じてアイコンにしている可能性も。
率直に言ってしまうと、題材もそうだがアイコン向きでない構図の写真を構わずぶちこむところはやや妙齢の女性のセンスではある。
縁側から見た日本庭園、再び。純度の高い和要素を担っている彼も草木の映える庭園の風景を選んでいる。これも出先か実家かは量りかねるが、外出の記録より日々の移ろいを発信していそうな方に見えるので実家の線が濃いように思う。
対外向けっぽいコメントを加えているのも印象的。プロデューサーに敬称を付けている点がビジネス的に不自然ではあるが、茶道家界隈で続いている縁も多いのかもしれない。
悠介はサッカーコートの写真をセレクト。普段の練習や息抜きに使用している近場のコートとも思われるが、芝が綺麗なのと照明設備も確認できる点、そこそこちゃんとした場所に見えるから昔使っていた場所かもしれない。ともかく現役を退いたものの、現在も仕事で関わることが多いサッカー競技への愛は健在の模様。
コメントの文章が享介とお揃いだが、享介の「ひとつ」に対して悠介は「ヒトツ」。
おそらく通っているジムのウェイトトレーニング用マシンをセレクト。ネットで見られる元自衛官の証言などによると、持久力重視の自衛隊では基本ウェイトトレーニングの比重は低めで、自由意志でデカくなりたい者のみ積極的にマシンの争奪に参加している場合もある模様。そんな信玄誠司が見てみたい。
ともかく理由あって今は自衛官を退いている彼だが、身体作りは継続しているよう。31年かけて行き着いた、迷った時の対処にも清々しさが出ている。
シンプルに青空の写真をセレクト。「好きな写真」で「空」はだいぶベタな選択ではあるが、ここまでシンプルで情報量の少ない空を選ぶのはもはや珍しい方に入ると思う。純粋に空色が気に入ったということなのか、実は何か節目の時に撮った写真なのか。
アングル的に上を見上げている印象も出てくるので、コメントも含めて爽やかなプロフィールの仕上がりになっている。
遠景に沈んでいく夕日を捉えた写真をカバー画像に。オーソドックスに生活の中で美しいと感じた光景を切り取ったものと思われる。仲間に巻き込まれる形で事務所入りしたため、デビュー時は露骨に乗り気でない態度も見せていた彼だが、どうも彼なりに自分の心が動く瞬間を大事にしている模様。
コメントが素っ気ないが、仲間内の誰かが中身のないメッセージをいっぱい送ってくるのかもしれない。
幼馴染の旬とお揃いで夕焼けの写真を使用している。朝焼けと迷ったが、右下に映り込んでいる特徴的な三角のゲートからして場所は夕焼けだんだんなので、素直に夕暮れと見てよさそう。視点が遠くにある旬の写真に対し、その場で顔を上げて空を仰いでいるような構図となっている。
たまたま似たテイストの写真を選んだのか、合わせに行ったのかは定かでないが、ともかく写真は個々で撮っているもののよう。二人してふと空を見上げることも多いのかもしれない。
自分でお世話している事務所の鉢植えの植物の写真をアイコンに。水をあげて元気になった様子が嬉しくて撮った写真なのかもしれない。
おそらくその時一番のお気に入りの写真を設定して、なかなか変えないタイプのように思う。
^^←これはネット文化に浸かった民からすれば一瞬煽っているのかと思うが、霧子的には多分純粋にかわいいと思っているようで、日常的に使っている。かわいいね^^^^^^^^
優しい色合いの切り花が映っている。おそらくガーベラで、「希望」「前向き」などポジティブな花言葉がある。自分で扱った花を撮影したのか、買ってきたものかは分からないが、彼の日常に存在する光景であることは確かと思われる。
コメントからはフローラルな画面に負けないアイドルとしての手堅さを感じられる。黄色い顔の絵文字を抵抗なく使えるタイプのようで、それなりに世慣れしている様子も窺える。
難度の高いパズルと謳われるミルクパズルの完成形をカバー画像に。「やったった!」という面は少なからずありそうで私生活の充実度が窺える。
ジグソーパズルは趣味らしいが、頭を使うのが好きなのか、完成形を目指すのが好きなのか、宇宙飛行士になりたいのか。もう一つの趣味が「畳の目を数える」である点も踏まえると、何か果てしないことに心惹かれるのかもしれない。
ミルクパズルは100ピース以上の大きさになると行き詰まりながら何日間か取り組むレベルのよう。ひょっとすると彼は今この瞬間も更に大きなミルクパズルと向き合っているのかもしれない……
6.人にもらったもの・誰かとの思い出など
仲間の存在がデカいアカウント。確実に陽キャのノリというものもあれば、優しさを感じてホッコリするものも。
友達と海で撮った写真。人数からしてユニットメンバーではなく学校の友達。人数もロケーションもポージングも、全ての要素が陽キャで眩しい。下手したらこのメンバー全員似たようなアイコンにしていて誰が誰か分かりづらくなっていそう。
Twitter企画では絵文字を使っていた記憶があるが、オタ臭の薄い顔文字も使うタイプであることが分かる。
ユニットメンバー3人で撮ったプリクラがアイコン。これは冬優子が二人に普段と違うテイストの服を着せて遊びに行った時に撮ったもので、初プリという概念でもある。往年のギャルイメージを踏襲するこのパターンは「この中のどれが本人なの!!」ともなりがちだが、これは愛依がちゃんと真ん中にいるのでまだ分かる方だろうか。
ちゃんと全員の顔面が切れないギリギリのラインまで拡大しているところに愛依の自然な配慮を感じる。
きっとユニットメンバーから贈られたバースデープレート。コメントも相まって非常にあったけえ。こういう誕生会をしているという事実だけでも、カフェパレがそれぞれの主役の日を大事にしているのが分かる。
咲には自分の好きなものや皆に見せたい可愛いもののストックが他にもたくさんあると思うが、これを一番見えるところに持ってきているあたり、一番大事なのは自分が自分でいられる居場所なのかもしれない。
恐らく退職時に元職場の仲間から贈られた寄せ書き。正直これが一連のアカウントの中でもぶっ飛びで生々しい気がする。初めて就いた仕事からの転職を決め、全く違う業界へ向かう一人の若者の人生がこの画面だけで描かれている。
彼の性質的に、人に慕われていた記録を披露したいというのではなく、言葉をくれた仲間への感謝の念が強いものと思われる。ということは、今でもアプリを通して主にやり取りしているのはこの時の元同僚たちなのではないかとも考えられる。
色紙は非常にあったけえメッセージに溢れており、仲間に愛される人柄が伝わる内容。芸能界入りという異例のキャリアに純粋なエールを送られている様子を見ると、在職時から説得力のある魅力を発揮していた人物であることが窺える。
「神速一魂」のユニットロゴにサインを加えた際の写真をセレクト。場所は事務所か現場だろうか。他のアイドルが主に趣味関連の写真を選ぶ中、意識の高さが光る。というよりはアイドル活動が楽しすぎるのだろうが、プロデューサー的には嬉しいかもしれない。
ポチポチ入力したであろう威勢の良いスローガンに意外と「!」が付いていないが、彼は文字入力に慣れていない節があるので、それで抜けたというのもあり得る気がする。
仲良しか。相棒・朱雀とお揃いのユニットロゴにサインの写真で合わせてきた。長身の玄武が撮った写真の方が、やや上からの角度がついた写真になっている。二人で示し合わせたのか、各々設定したのが被って「だよなー!」という感じになったのか。なんにせよ仲良し。
彼はインテリヤンキーなので死ぬほど四字熟語を知っているが、ここでは座右の銘の「威風堂々」を選択。シンプルながらキャラが分かりやすい。
タケルのアイコンはラーメン完食時のどんぶり写真。箸をカウンターの木目と並行になるように置いており、たいへんに丁寧。
彼は道流のラーメン屋に通っており、筋肉質な体型からは想像もつかないが恐らく毎度スープまで飲み干す思い切りの良さを見せている様子。廃棄コスト的には大助かりで道流もニッコリしていることだろう。
コメントを見たところ、誰かと張り合っているようだが……
だから仲良しか。ライバルのタケルを煽るためにラーメン完食時のどんぶり写真を選択。タケルに比べて箸の置き方が雑だが、カウンターに直で置いてないだけでも偉い。こぼしていないのも凄い。太らないのも素晴らしい。
ひらがな五文字のコメントにリテラシーの拙さが出ているが、この感じで彼から来るメッセージはもっと面白い。本当に殴りたくなる。
写真はユニットメンバーの甘奈、甜花から貰った手作りクマのぬいぐるみ。二人の手芸の課題を千雪が手伝い、そのお礼にと二人がプレゼントしたもので、その思い出も込みで大切にしている品のよう。ひとりの時、人から貰ったものを見ながらしばらくニコニコしている時間が千雪にはよくありそう。
それはそうと、敢えて真っ当に可愛すぎない代物をアイコンにする辺りはなんというか桑山千雪のセンス。
写真は幼馴染かつユニットメンバーの円香からもらったクマのぬいぐるみ。これは真っ当に可愛いタイプのやつである。自身のメンバーカラーのパープルのハートを写真に足しており、何気に写真加工文化の中にいることが分かる。
主に仲間内が見るアイコンにこれを設定するあたり、素直に嬉しさを表現する性格が表れている気がする。また、苗字と名前の間にちゃんとスペースを入れる几帳面さも出ている。
カバー画像はデコラティブなお弁当。おそらく彼と同じ前髪の分け目を持つ母親が作ったものと思われる。見た目もそうだが、野菜も肉も入ったバランス感にも愛情の程が窺える。
小学校高学年にしてこの弁当を素直に受け取り、プロフィールにまで設定するあたり、無邪気というよりは既に岡村プロの人間としての成熟が見えるような気もする。
恐らく元同僚かつユニットメンバーの類がホワイトボードに描いた似顔絵。シンプルな線にかなりの絵心が見て取れるが、出来の良さと言うよりは描いてもらったこと自体ハチャメチャ嬉しかったのではないかと思う。
三角定規のイラストを添えられるのにも頷ける趣味と特技を明記しており、絡みのない人間にも分かりやすいプロフィールを作る意識が感じられる。こういう部分にも出ているが、ぱっと見の印象に反してかなり感情を重んじるタイプ。
何故なのか……幼馴染でユニットメンバーの雛菜の顔写真がアイコン。
考えたら負けのような気もするが、一応推測してみると、ありそうなのは仲間内でお互いに成り代わって会話する謎のノリが発生した時期があって、他のみんなはちゃんと元に戻したのに、透だけ完全に忘れていて、普段自分のアイコンを見ることもないので放置、他のみんなもちゃんと透だと分かってしまうから指摘せず放置している……みたいな流れ。
名前には苗字だけを登録しており、手っ取り早く済ませた感がある。
まさかの手書きの操作説明メモ。「ます」口調のため、おそらくユニット相方の麗さんによるもの。スマートホンを契約したばかりの高齢者かな? 送信ボタンを「紙飛行機のマーク」と改めて説明する姿は介護そのものだし、それをカバー画像に設定しているあたりも突っ込みどころ。
「大事なメモだからここに入れておけば忘れないかな?」とズレまくった思考の末に自ら設定したのか、メモを書いてもらった時に「こんな感じで好きな写真を入れるんですよ」と仮で入れてくれた写真をそのままにしているのか。議論は尽きない。
読み仮名を入れるのは知り合ったばかりの人相手だと何気に大事だからいいと思う。
7.動物(ペット)・推しキャラ・堕天使など
自分以外の一個の存在を自分の象徴にしているアカウント。愛情のあり方に若干のオタ気質も伺えるものも。
アイコンはペットのギンバト「ピーちゃん」。真乃がヒナの頃から育てているハトで、小鳥という大きさでもないのに手の上に乗ったりとよく懐いている。ピーちゃんの体勢を見るに散歩途中で日光浴をしている時の写真のようで、カメラに物怖じせず撮影に応じる強かさも見せている。
真乃はスマホ知識に疎い部分があるものの、疎いなりに各種アプリやアカウントはちゃんと慎重に扱っていそうな印象。
木々の間にいる鳥の写真。ルリビタキに色合いが似ている。被写体が野鳥というのとボケ感からして望遠レンズで撮影している写真のように見えるが、想楽自身が本格的な機材を持っている印象が無いため、好きな鳥の写真を見つけてきて設定しているものとも思われる。
コメントにポリシーかキャッチコピーらしきものを書くあたり、クリエイティブな人種である面を窺わせる。
アイコンはペットの柴犬「マメ丸」。表情豊かなマメ丸が満面の笑みを浮かべているような瞬間が切り取られている。果穂は頻繁にマメ丸が何をして可愛かったなどの話題を持ち出す溺愛っぷりを見せており、アイコンがこれになるのも順当と言える。
名前がひらがななのがかわいいが、年上にきちんと敬語を使うしっかり者具合はメッセージにも表れている。連絡の頻度や速さについてもまめなよう。
アイコンはペットのゴールデンレトリーバー「カトレア」。実家から一人暮らしのタワマンの一室に連れてきたという事実だけでも夏葉の経済状況を彷彿とさせるつよつよワンコ。リラックスした表情に暮らしの良さが見て取れる。
名前を英語表記で登録しているのが特徴的。大学が割と国際色豊かなのか、両親の影響なのか、諸説ありそうだが、どちらにせよ交友関係の広さを想像させられる。
お気に入りのキャラクター「ユアクマ」をアイコンに設定。名前も含めてサンリオの某キャラを彷彿とさせるが、二つの顔の内どちらが本体なのかという件についてははっきりしない模様。某キャラと同じく女子の間で猛威を振るう存在のようで、作中ではコラボカフェなどの展開も描かれている。
平仮名で下の名前だけを表記しているが、理由としては変換でサクッと出てこない名前だからというのもあるかもしれない。
お気に入りのキャラクター「くまっち」をカバー画像に。おそらく壁紙用に公式から配布されているような画像。汎用性の高い曖昧な造形をしているせいかスタイリッシュめなグッズ展開も多いくまっちの世界観に彼はどハマりしているらしい。ブランド名っぽいものは恐らく「Kühnheit」というドイツ語。「大胆不敵」などと訳せるらしいが、くまっちのコンセプトとは……
プロフィールの一言では教室の覇者にしか許されないようなヘルプを叫んでいる。
画像はお気に入りのキャラクター「デビ太郎」マスコットの商品画像と思われる。実物を甜花自身が撮ったものではなく、ネットで拾った画像のようで、発売情報を漁った上で気に入った画像を保存する習性があることが窺える。
名前が平仮名表記なのは、雛菜と同じくサクッと変換できない名前だからというのが理由の一つにある気がする。
自らが仕える堕天使サタンの写し絵を選択。非常に誇り高き表情をしており、漆黒の世へと民を導く使命と運命を宿す深淵なる存在であることが見て取れる。かわいい。
プロフィール文では適切な漢字変換と改行で意外なリテラシーを見せており、出力が独特なだけで何気に並み以上の識字能力があることを窺わせる。この調子で実は文字入力もめちゃくちゃ速かったら面白い(願望)
8.未設定/テンプレの中から選んだっぽい画像
世の中の最大数(私見)がなんらかの形で「自分にまつわる画像」を工面してきて設定している中、やや存在感があるアカウント。
メッセージアプリを連絡ツールと割り切っているパターンか、興味のない事象がまるで視界に入らないタイプか、自身を目に見える形で表現することが難しいと捉えている印象。
または「未設定が浮く」のは分かっているからデフォルトの候補から選ぶだけ選んで体裁を取り繕ったパターン。
画像・コメント共に未設定。これは連絡ツール割り切りパターンと見た。彼の必要ないことは一切やらないという意志の強さによって切り捨てられた要素の一つであると思われる。
恐らく連絡はかなりまめにチェックしており業務連絡のスピード感は速いと思われるが、意味のない雑談に関しては抵抗なく既読スルーしそうな雰囲気もある。
アイコン未設定。これは間違いなく興味がないから設定してないだけ。ふだん全然既読もつかなさそう。恐らくそもそも事務所に言われてアプリを入れたというレベルで、「いつ見ればいいんすか?」などと周囲に尋ねてヒヤヒヤさせているはず。
「〜っす」口調のあさひだが、本人としては常に周囲へ丁寧語を使っているつもりのようで、メッセージ上では語尾が砕けていない。
画像・コメント共に未設定。彼が人生のほぼ全てを費やそうとしている海というコンテンツの関連写真があってもおかしくなさそうだが、彼に関してもこのアプリ自体には全然興味がないからだと思われる。一応就労経験があるので連絡については問題ないと思いたいが、隙あらば海に潜っているようなので怪しい。そういうとこやぞ….…
連絡するだけだからわざわざ設定する必要もないかなと思っている可能性もあるが、わりとSNSを監視しているタイプなので、他の人のプロフィールを定期的にチェックして「みんなが設定してる写真、素敵だな……」とか思っていそうなことも考えると、自分は何を選べばいいのかいつまで経っても決められないまま、「ずっと未設定だった灯織がついに!」というイベントを起こすことへの躊躇いも手伝って放置という形に見えている線もあると思う。
画像・コメント共に未設定。私服がちょっとアレなところやアイドル活動時以外はプリン頭になっている部分にも出ているが、自分自身の身の回りにやや無頓着なきらいがあるため、未設定なのも深い理由なく放置しているのが原因なのかもしれない。
おそらく他のSNSもやらないので、彼のファンは彼の周囲のアイドルをフォローして貴重な映り込みを常に探している。
アイコンは赤一色。完全に未設定の時に表示される人型のアイコンが存在しないが、Googleと同様に初期アイコンの色はランダムで指定され、人型の有無をカスタムできる仕様なのかもしれない。
円香は自分のアイデンティティを明かすことへの抵抗が強いタイプだと思われるため特定の何かは設定できず、かと言って人型アイコンだと「初期設定から敢えていじってない」感が強いので彼女なりに微細なカスタムを行った結果かもしれない。
このフラミンゴのイラスト、Googleのプロフィール画像用素材に雰囲気がめちゃくちゃ似ているのでここに入れた。
人付き合いの雰囲気を見た限り、世の中の最大数に合わせていそうな彼女なら他の画像を使うようにも思えるため、あえて無難に抑えたという意図を感じてしまう。
音楽鑑賞を趣味に掲げ、カルチャー愛アピールをよくしているので、普通の流れならそこをビジュアルに落とし込むところだと思うが、そうならなかったのは何故なのか?いくつか考えた。
・愛故に好きなコンテンツを自分の分身にするのは三流という拘りがある。
・好きなものの幅が広くてマジで選べない。
・シンプルな方がセンスがあるように見えると思っているから。
・本当は何か設定していたけれど、事務所に入ってから美琴の目にどう映るかが気になりすぎて個性を抹消した。
・(これだけ考えておいてなんだが)実は何かのバンドのモチーフ。または普通にかわいいイラストを選んだだけ
あまりにテンプレっぽいからここに入れたが、アート方面を磨いていることを考慮すると別の可能性もなくはないので、そうだったら面目無い。
ただ、現時点では空虚感を訴えるような発言が印象深いのと、これまでの人付き合いで常に他人が求めている姿になろうと尽くしていたきらいも見えるため、未だ自分自身を表すものが掴めておらず、体裁だけ整えたように見えるのだがあなたの目にはどう見えるか。
特に一致度の高かったアイドル
最後に、事務所を跨いで特に内容の一致度が高かったアイドルについてまとめておく。
■自作の料理(冬馬、恋鐘)
常日頃から料理を振る舞う描写が多い2人。カレー専門枠とマルチなおかん枠なので別ジャンルといえばそうだが、作るだけでなく周りに食べさせる行為も常にセットである部分には親和性を感じる。売れっ子ユニット(諸説あり)のセンターという位置付けも共通するだろうか。
■シューズ(翔太、志狼、美琴)
ダンスを得意とする設定、描写が多いアイドル3人が該当。美琴とほか2人の年齢が離れているが、現事務所に所属する前から既に芸能活動をしていた点が3人とも共通している。
■洋菓子(智代子、春名、巻緒)
極めてオープンな甘党の3人。それぞれ推しスイーツが個性の一部として浸透しており、ソロやユニット楽曲の中にも存在が取り入れられていたりする。全員高校生で年代も近く、智代子、巻緒、春名の順で年齢が1歳ずつ上がる。この面子を見ていると、食べ物担当はチームのバランサーを担う説が強固になっていく気がする。
■日本庭園(凛世、九郎)
芸道全般を嗜む呉服屋の娘と茶道の家元の息子。お家柄が強ければ必ず通る道なのか、2人とも特技に百人一首(競技かるた)が入っていたりもする。あとはソロ曲が穏やかなのにユニット曲が弾けがちな辺りも似ている。
聴き比べセットを用意したのでぜひ聴こう。
・凛世ソロ「常咲の庭」
・九郎ソロ「流るゝ風の如く ~和敬清寂~」
・放課後クライマックスガールズ「五ツ座流星群」※凛世パートから
・彩 「和風堂々!~WAnderful NIPPON!~」※九郎パートから
■植物(霧子、みのり)
シンプルに植物好きの2人。霧子は他のアイドル達と一緒に花屋での職場体験をするエピソードがあったりもする。共通点が薄いので無理やり探したところ、意外と2人ともAB型だった。骨髄移植後の血小板輸血に重宝されるので一緒に献血に行こう!
■鳥(真乃、想楽)
ここもシンプルに(たぶん)鳥好き。散歩好きという共通点もあるが、性質はけっこう違うから気は合わなさそう。どのへんが合わなさそうかと言うと、例えば真乃がTシャツの柄とか見て「鳥さん、かわいいですね……!」ってどうにか話しかけたら、たぶん想楽はべつに悪感情もないけど反射的に(鳥さんって言うんだー)って思うところ。(妄言)
あとは2人ともイエベ春っぽいことぐらいしか合いそうな部分がない。
■クマのキャラクター(雛菜、四季)
デザインの方向性はかなり違うが、何気にクマ被りしていた。2人は同じ高校1年生でもあるが、たぶんそんなに気は合わない。(雛菜と気が合う人誰ですか?)2人とも左利きだったのでその話で繋いでもらうしかない。
しかし四季なら「雛菜っちパネエ〜」は本気で言ってくれる気がする。あと四季より雛菜の方が体重が4kg重いのはマジでリアル。
■悪魔と堕天使(甜花、アスラン)
カラーリングからして親和性が高いし、見た目ゆるゆるな部分も一致度が高い悪魔・堕天使と共にある2人。メンタルが弱いのか強いのか分からないところがあるのも似ているかもしれない。ものを貰いがちな方と与えがちな方でもあるので、たぶん最終的には気が合うと思う。
■完全に未設定(薫、灯織、恭二、あさひ、クリス)
見た目が黒髪クール系と薄色髪クール系な人物が揃い、なんとなく統一感が出た。SideM側はVOY@GER歌唱組の3分の2がここにいるという体たらく(別に悪いことではない)。
恐らくこのメンバーで卓に着かせたらクリスしか話したがる人間がいないせいで、黙々と全員で海の話を聞き続ける謎のゼミと化す気がする。あさひに話が刺さるかどうかでまた空気感が異なってきそうなのも面白い。絶対面白い……
おわり
個人的に別ブランドのアイドルが同列に紹介されているだけで気分が良くなるのでまとめたが、案の定非常に気分が良い。皆様にも書くことを勧めたい。
対バンライブもイナズマロックフェスも応援してます。