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今からのメルカリ

1月に引越しすることにした。そこで押し入れにたまっていたモノを、はじめてメルカリで売ってみる。その感想です。
その前段階の断捨離についての記事はこちら


■登録


まずはスマホでメルカリアプリをダウンロードして会員登録しましょう。
招待コード【RTYETH】を入力すると500P(=500円)をもらえてうれしいです。

メルカリは国内最大のネットフリマアプリ。月間に2200万人が利用し1秒間に約8個の商品が売れているといいます。さらにサービスを世界110カ国にも展開し始めました。
なのでボクのように断捨離でモノを売りたいという場合にも最適で、たいていどんなものでも誰かに購入してもらえるのです。

■1か月の売上


10月22日に初めて出品して約1か月。36個出品中、18個販売しました。手数料や配送料を引いた売り上げは約45000円。1月の引越し費用に補填できそうです。

■販売手数料

メルカリの販売手数料は、価格の10%。かなりデカいです。1万円のモノを売ると1000円がメルカリ側に。他のフリマと比較してかなり高い手数料です。が圧倒的会員数と便利さでそれでも成り立っているのだと思います。

■ポイントキャンペーン

出品手数料は無料です。しかも初めての出品で500Pもらえるキャンペーンを行っています。さらに期間内に新規出品者が複数の出品をすると、2000Pもらえるキャンペーンも行っていました。
ですのでたとえ何も売れなくても、メルカリに登録して出品するだけで合計2500Pが手に入りました。このポイントはメルペイというコード決済として街中で使えるので、おいしくご飯代に使わせていただきました。

コード決済というと日本ではペイペイ、d払い、楽天ペイの3強でおよそ勝負がついた印象でしたが、メルペイもしぶとく生き残っており、割と多くの店で使えるというのが意外でした。それはこのメルカリの膨大な会員数に支えられているのだなと感じました。
ちなみにメルペイは追加アプリのダウンロード無しに、メルカリアプリ内で使用できる点も好印象。

■初めて売れた!

メルカリで並んでいる商品を見ると、インスタほど写真に凝っていなくて適当にスマホで撮ってみたという写真が多いです。
光や背景を工夫して加工して良い写真にしないと!という心配は全くなく、出品するときは明るく無地に近い背景の所でピントを合わせて撮るだけでよいようです。

写真は1つの商品に対して20枚まで載せられます。これは下から横からなど撮影してできるだけ商品の状態を確認できる要素が多い方が購入者が安心して買ってくれます。

一番便利な機能が、商品のバーコードを読み込むとその商品のタイトルや商品説明を勝手に入力してくれるところ。これ意外と自分で調べるとめんどくさいです。メーカー、定価、仕様、全部書くとなるとね。

メルカリはあらゆる所で出品者が楽できるような仕組みやテンプレートが揃っていて、これが万人に受けている理由なのだなと実感します。

で、会員登録初日。
うちにはゲームソフトが多かったのでとりあえず10個くらい写真を撮って出品したんです。
その中の1個、ゲームボーイカラー用のカードゲーム『DT』を3000円で出品しました。2001年発売の20年以上前のゲームはそれくらいの値段で妥当だろうそれでも高いくらいだと考えていました。例え箱説明書付の美品だとしても。

しかし出品した後で、同じ商品をメルカリ内で検索してみると、9000円で販売されたという実績がありました。昨今日本のレトロゲームが高騰していて外国人に人気とは聞きますが、当時の定価を超えてそこまでになっているとは!

あわてて3000円で設定した価格をとりあえず5000円に変更しようと商品編集しました。しかしできない?なぜだ?一度出品したら間隔をあけないと価格は変更できない仕組みなのかな?と思ったら違いました。
即、売れていたのでした。3000円で売れてしまったからもう時すでに遅し。価格を上げることができなかったのです。

この瞬間、メルカリおそろべし、そのポテンシャルにおののきました。こんな誰も注目しないようなマイナーなゲームでも一瞬で売れるとは!と

それからはメルカリ内とamazonやフックオフオンラインの価格を見て、それより少し高めに価格を設定することにしました。売れたらめっけもん、売れなかったら少し値下げすればいいかなくらいの感覚です。

■梱包・発送


売れたのは良し。ここからフリマでめんどくさいのが梱包と発送です。これもメルカリは誰でも簡単便利なような仕組みがありました。

まず小さい本やゲームくらいなら最低配送料210円で送ることができるらくらくメルカリ便があります。

その指定の大きさの段ボールがファミマ・ローソン・百均で売られています。あとは商品をプチプチに包んで箱に入れるだけ。簡単すぎる!

ダイソーで購入したメルカリ用ケースとプチプチ
梱包後、セロテープを貼っただけのケース

■匿名配送

で通常の発送だと、相手の住所と名前を聞いて伝票に書いてなどという手間が必要なのですが、一切必要なし!

これが昔の古い頭の人間には信じられなかった。せめてバーコードを貼ったりしないとどこに送るかわからんでしょ?と思うのだが本当に何も貼らなくてよい。

安全安心サービスのためメルカリは匿名配送を推進している。確かに会員登録の時に入力した住所氏名はメルカリ側(と配送業者)が把握していれば、個人間でやりとりする必要はないのは真実。

でも本当にこれで届くのか心配だ。

で発送はどうするかというと、いくつか選択肢はあるのだけど街中にあるPUDOという配送ボックスに入れるのが一番楽。

PUDO

商品の取引画面に表示されるQRコードをPUDOに読み込ませると、カタンと音がしてロッカーが開く。そこにさきほどの何も宛名のない商品入りの段ボールを入れてロッカーを閉める。
それで終わりだ。簡潔すぎ。誰だこんなシステムを考えてくれた人は。

ちなみに購入者とのメッセージのやり取りもテンプレートが用意されていて、
購入時は、「ご購入ありがとうございますうんたら」
発送時は、「発送完了しました。届きましたらうんたら」
取引完了時は「このたびはうんたら」
というテンプレートがありました、ボタン1つ押すだけでよく自分で考えて文章を書く必要はほとんどありません。

私は徒歩4~5分の駅前にコンビニ・ダイソーがあり、逆方向の徒歩5~6分にPUDOがあります。なので徒歩だけで完結するこの配送システムが非常に便利で楽でした。

■銀行口座不要

さらには、取引完了時に即メルペイの残高に反映されます。それをすぐにお店で使用することもできますし、メルカリ内で購入にあてることもできます。

スゴイのはこういった取引にほぼ確実に必要な銀行口座登録が不要なこと!
スマホだけあればやりとりできるという若者には優しい仕様になっているのです。

■amazonで利用可

そしてメルカリは最近サービスを拡大し、メルペイ残高でamazonの商品が買えるようになったとのこと。ブラックフライデーの大幅セール前にこのサービスは素晴らしいですね。

■デメリット

ここまでメルカリの素晴らしい所だけ紹介してきたのですが、何点か不安な点を。噂レベルですが

・詐欺が横行している
   誰でもゆるく参入できるという利点を活用して、それを悪用しようとする輩がいる。私はまだであったことがないですが、購入しておいて商品になんくせをつけて返金しろという。返金させたら商品返さずトンずらとか。

・闇バイト
  最近話題の闇バイトの温床になっているという話もあります。うますぎる話には気を付けましょう

・メルカリ依存症
  買いたい商品や売りたい商品がたくさんあると、ついついスマホでメルカリをのぞいてその時間が長くなってしまいます。私もアプリに時間制限をかけて1日中見ないようにしています。
  一時期は他のSNSを見るよりメルカリを見ていたというくらいです。ほどほどにしましょう。

・時間がかかる事務作業
  梱包など簡単だと書きましたが、従来と比べるとということです。小さな会社の事務作業を全部一人でやってるような、一連の出品から発送まではそれくらい時間がとられてしまいます。  仕事で忙しい人には難しいかもしれません。私は有給休暇を消化しながらお休みの日に作業しています。

総合して、メルカリは楽しいのでまだやったことないという人は、いちど初めて見るといいと思います。よいメルカリライフを!


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