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異世界転生マンガ大全 #グルメ編

ここ10年ほど異世界転生マンガが人気です。飽きられる気配はなくブームは長く続いています。

今回は、その中でもグルメマンガに絞っておすすめ順にを紹介します。


異世界食堂

第1話のメンチカツ定食。これを食べる食レポにたっぷり7ページも使っている!どんだけ旨いんだよ。これだけ読んでスーパーにメンチカツを買いに走った人がどれだけいることか!
さらにおかわりメンチカツに3ページも費やす鬼畜ぶり。今度はごはんでなくパンに挟むのも美味しいよと店主が教えてくれる。

異世界の住人にとっては日本の食文化はなじみがなく珍しいものばかり。
まるで外国人が日本に来て楽しんでいるような感覚ですね。そしてハマって毎週通ってしまうことになります。次はどんな定食が出てくるのかと楽しみでなりません。

珍しいことに元のコミックが4年後にリメイクして発売!タイトルの副題に「洋食のねこや」とあります。内容はほぼ同じだけど、アニメ化された内容を再編集したものになっています。これこそまさに本当のおかわり
アニメを見ていない人はこちらを読むのがよいでしょう。

ダンジョン飯

こちらは転生マンガではないのですが、グルメ系異世界マンガの頂点として紹介しておきたいひとつです。

基本はライオスがドラゴンに喰われた妹を助けるためにダンジョンにもぐるという設定なのだけど、彼が異様に食欲旺盛で倒したモンスターを次々に食べようとする。
ダンジョン探索には何日もかかるので基本は自給自足。食料はその場で調達しないといけない。パーティの仲間のドワーフがこれまた料理が得意で、なぜかいろいろな調理器具や香辛料を持ち歩いている。はじめての食材を見事にアレンジして食卓?に並べてくれる。

先入観なしにモリモリ食べるライオスとは対照的に、魔法使いのエルフは「そんなもの食べたくない」と好き嫌いが激しい。だいたいゲテモノなので現実世界のボクたちでさえためらうものばかりだから仕方がない。
ちょっと前に日本でもコオロギを食べようなんてキャンペーンがありましたが、このマンガが流行ったのはそんな頃です。

振り返ってみると、フグやウニやその他食材を現在我々が食べることができるのは、過去の偉人たちが死をも恐れず好奇心で試食してきた歴史があるからだ。そんな食の歴史にも思いを馳せる良いマンガです。

同じような世界観が好みなら、ファンタジー世界でドラゴンを狩って食べるというマンガもおすすめです。

異世界居酒屋「のぶ」

こちらは酒のツマミがメインの異世界居酒屋。

異世界の兵士たちも訓練と魔物狩りに疲れたあとは酒を飲みたい。およそその世界とは似つかわしくない木とガラスでできた引き戸をガラガラと開けると、そこにはいかにも日本の昭和の居酒屋が現れる。料理をするのはムスッとした気難しい顔のタイショー。

彼らが、出てくる一品ものにどんな反応をするのかが毎回ワクワクする。酒も生ビールから日本酒まで取り揃えている。あの味が忘れられない兵士たちはもちろん常連で通うことになる。そのたびに新しい料理に挑戦してレポしてくれる。
あーこんな居酒屋現実世界にもあったらな

とんでもスキルで異世界放浪メシ

上で紹介した洋食屋や居酒屋は、お店そのものが異世界に繋がるという設定ですが、こちらは異世界でネットスーパーにアクセスできるスキルを取得して、そこでポチると即座に食材が届くという便利システム。

勇者となるために召喚されたのだがそんなことはあきらめて自由な生活をし始める主人公。あまりにも旨そうな肉の香りにつられて、強力モンスターのフェンリルが現れてしまう。果たして…

異世界でカフェを開店しました。

普通のOLが異世界に転生。その世界のごはんはとにかく不味かった(+_+)
外国に留学や出張してこういう経験がある日本人はけっこう多いと思います。
でどうするかというとうまいものを食べるために自分で自炊をするんです。共感できますね。都合のいいことに店舗を借りることができてそこで食事ありのカフェを開きます。

イケメン騎士にも気に入られてイチャラブの恋愛要素も絡んでくるところが少女マンガぽくてよい味付けです。

異世界メイドの三ツ星グルメ

スイーツやおやつに特化したグルメマンガ!
異世界のメシがまずいというのはどのマンガでも共通なのでしょうか?

転生したシャーリィがまず作ったのはポテチとプリン。
日本ではコンビニに行けば簡単に手に入るものだが異世界ではそれがない。これがメイド長に気に入られて王子様直属のおやつ係に任命されてしまう。
もともといたメイドたちとケンカしながらも、こっちのほうが絶対美味しいと食への探求は尽きることがない。旨さと実力で地位を勝ち取っていく成功物語。

個人的に10年以上前にアフリカ旅行して現地の学校を訪ねたことあるんですが、まずかまどに火を起こすということが難儀なんですよね。火力の調整も難しいし薪からでる煤も目に痛い。
中世を舞台としたファンタジー世界はだいたいこんなもんだよね、と考えるとそこでおいしい食事にありつくのは大変難しい。その創意工夫が異世界転生グルメマンガのうけている理由のような気がします。

まだまだ紹介しきれないくらいたくさんのマンガがありますが、これはというものがあったらコメントで教えてくださいね。


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