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ゴールド投資#02 - 純金積立

1.純金積立はこれまでゴールド投資をしたことが無い人にはもっともはじめやすい商品でしょう。毎月3000円から1000円単位の定額で毎日ゴールドを買っていく方法(ドルコスト平均法)であり相場変動を気にする必要なく、天引きの形でゴールド投資ができます。

2. 現在個人向け純金積立のサービスを行っている会社は、地金商系で石福、田中、徳力、日本マテリアル、精錬系で三菱マテリアル、ネット証券系で、楽天、SBI、マネックス、住信SBIネット証券、KOYO証券、商品系で岡安商事というところでしょうか。

3. 各社年会費、積立買い付け手数料、口座維持費などのコストが違います。特に思い入れが無いのであれば、各社のサイトでコストを比較するのは一つの方法。また重要なのは混蔵保管(所有権は買い手)か消費寄託(所有権は運営会社)かによってリスクが変わることです。

4. ネット証券系では、楽天、SBI、マネックスが純金積立サービスを行なっています。SBIは特定保管、他の2社は消費寄託。年会費無料、月額購入手数料1.65%で横並び。現物引き出しはSBIは1kgから。他の2社は100gから。もろもろ細かいコストは地金商系を含め実額で比較すべき。

5. 地金商&精錬系とネット証券系の純金積み立ての大きな違いは、前者は現物ベース、つまり消費税込み価格で取引。後者はアカウント取引ベースで税金無しベース。現物を引き出す時に別途消費税を払う。そのため両者を比較するときは税金分を考慮する必要があります。

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