接吻
恋は出会うものではなく、落ちるもの
そんな婀娜っぽい感覚は、何処へ行ったのか
「接吻」
30年前、この曲を初めて聴いた時の自分の心のざわめきは、今でもこの曲に触れる度に、微かに思い出す
胸の奥の、ほんの僅かな残り火は、もう燃え上がることはないのだろうか
寒い夜は物想いに耽りがち
「接吻kiss」
ああ どこか物足りない今日は
あなたの 濡れた眼差しが嬉しい
何時の間にか 枯れ葉色のtwilight
子供のように無邪気に欲しくなる
長く甘い口づけを交わす
深く果てしなくあなたを知りたい
fall in love 熱く口づけるたびに
痩せた色の無い夢を見る
night flight 瞳 移ろうように甘く
あなたの素肌 冷たすぎて苛立つ
焼けるような戯れの後に
永遠に独りでいることを知る
長く甘い口づけを交わそう
夜がすべて忘れさせる前に
fall in love きつく抱きしめるたびに
やけに色の無い夢が続く