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椎骨動脈解離の入院生活

これまで椎骨動脈解離の発症前と発症後の救急搬送について書きましたが、
今回は椎骨動脈解離の入院生活についてです。
※個人差があると思いますので私の場合はこうだったよ、的な記事になります。

今更ですが椎骨動脈解離についてのYoutube動画ありましたのでリンク貼っておきます。(わかりやすい解説だと思います)

【入院期間 2023年12月18日〜2024年1月5日】

【入院初日と2日目】
 
絶対安静24時間要観察患者だったため、ナースセンターすぐ横の個室へ入れられる。
トイレでの排泄も禁止なのでオムツを付けられたままである。
2日目の朝に主治医がやってきて(主治医は脳神経内科医)
 
「脳神経外科医と検査画像を検討した結果、外科的処置は必要ありませんので、
安静に過ごしていただくことになりました。」
 
安静とは…このままオムツで寝たきりなのだろうかと不安になる。
 
「先生、どうしてもトイレだけは自分で行きたい…」
 
※前回の記事では主治医とのトイレ行きたいバトルを淡々と記したが実際は
側から見てたらケンカしてんじゃないかと思われるくらいの壮絶なバトルで
あった。
看護師の台詞を呑気な感じで書いたが、決して呑気な看護師ではなく私と主治医の険悪な雰囲気を少しでも場を和ませようと必死だったのである。
 
トイレに関しては譲れない患者だと昨日の一件で懲りたのか察したのか主治医は

「吐き気はおさまったようですから歩行器を使って行くならいいですよ、その代わり歩くのはトイレ行く時だけですよ、めまいふらつき吐き気が出たらもうダメですからね。」
 
祝 オムツ卒業
 
家族の話では救急搬送された時、私は非常に興奮状態だったという。
血圧も心拍も爆上がりで頭は強烈に痛いし吐き気はするしトイレ行きたいのにオムツを履はかされたら、そりゃ興奮するわなと思った。
しかし、私は猛省した。
これからは主治医と看護師の言うことはちゃんと聞こう。
いい子にしていよう、もしかしたらまた譲れないことが起きるかもしれない。
その時まではいい子でいようと決心した。

【入院生活3日目〜退院まで】
 
椎骨動脈解離で外科的処置なしと言われると自然治癒に任せて定期的にCTとかMRI検査で血管チェックしていくだけなので入院生活はやることがない。
と言うより頭痛は一向に治らないのでヤル気も起きない。
 
3日目に絶対安静24時間要観察患者の個室監禁から4人部屋へ引越して薬の管理も自分ですることになった。
 
発症してから頭痛が続き、ロキソニンだけでは耐えられずカロナールも処方してもらった。
どちらも時間を空けて飲まなければいけないので薬の効き目が途切れないように服用する時間を主治医と相談して服用し続けた。

服用スケジュール

管理表に服用した時間と薬の種類も自分で記入し、看護師がチェック印を押す。
自分でしっかり管理していたので途中から看護師のチェックもなくなったが、
退院するまで記入を続けた。(暇だったので)
表を見返してみると、頭痛は結構な期間続いている。
そりゃ退院できないわな。

4時間おきに服用しても頭痛は続く
多少軽くなったがまだまだ頭痛は続く
12/26からシールの記載追加、シールとは硝酸シソソルシドテープのこと、管理も自分で行う。
12/29夜から頭痛薬の服用が減っていく。
1/3から退院後の現在まで頭痛薬の服用なし

年末年始も病院で過ごし、お正月の外泊も禁止された。
これだけ頭痛が続いていたら無理だよね。
そして新年明けて1月4日のMRI検査結果で5日の退院となった。
 
1月5日に退院は出来たが2月まで自宅加療、社会復帰も2月からの予定ですが、
1月31日の診察でどうなることやら…

※主治医と看護師その他医療スタッフの皆様には本当に良くしていただきました。
この場を借りて感謝感謝。
あれこれ持って来いのリクエストに答えてくれた家族にも、ありがとう。
 
※椎骨動脈解離について何か思い出したり、書き残したいことが出てくれば編集、追加などしていくつもりです。

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